タイリクバラタナゴ
Rhodeus ocellatus ocellatus

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PHOTO 2000.08.11 PHOTO 2000.09.18 PHOTO 2000.09.30
PHOTO 2000.11.23 PHOTO 2001.03.26 PHOTO 2001.03.26
PHOTO 2006.01.20 PHOTO 2006.03.29 PHOTO 2006.03.29


SAKUのワンポイントアドバイス
自然生息 河川の下流及び中流域・湖沼・水田・水路等の生息域は幅広い。
特   徴 属名の”Rhodeus”はバラであり、体色はバラ色で美しい、腹鰭前縁部には白線がある。
飼育ポイント 二枚貝を水槽内に入れると産卵行動及び仔魚の孵出が観察可能です。詳細”タナゴの世界”
水 質(水 温) 水質は特に気にしないでOK、水温は0〜32℃程度まではOK!!
水槽レイアウト 二枚貝を挿入するのであれば細かい大磯または川砂が良い、観賞用に水草も植えましょう!!
混   泳 小型のタナゴなので他の淡水魚とも混生は可能です。
食 性( 餌 ) 自然界では雑食性であるが、稚魚・幼魚はプランクトン等の動物性、成魚は植物性となる。
病 気( 薬 ) 水槽の水交換時には十分に水温に気をつけましょう!!白点病になり易い!!⇒メチレン等
その他コメント 『タナゴ類』の中では婚姻色はやはり一番綺麗なのでは?夫々の好き好きですので何とも?
※上記のワンポイントアドバイスは『淡水魚倶楽部』での飼育経験によるものです、飼育水槽・設置場所・水槽内レイアウト等々により異なる場合がございますので皆様の飼育の参考にして下さい。

ページの新着情報
2001.05.07 タイリクバラタナゴの仔魚浮出!!
2006.03.30 タイリクバラタナゴの直近画像!!

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飼     育    状    況
【2000.08.11】淡水魚倶楽部のタイリクバラタナゴ!!
タナゴ(コイ科タナゴ亜科)と呼ばれている種類は約15種類が確認されているようですが淡水魚倶楽部で飼育している種類はタイリクバラタナゴだとおもいます。
1200の水槽で現在12匹(内6匹はまだ若魚で背びれにまだ黒点がある:これから成魚になるのが楽しみです)飼育しており,餌は乾燥イトミミズ・アカムシ・メダカの餌・金魚の餌と何でも良くたべます。
タナゴの魅力はやはり熱帯魚にも負けず劣らない発色にあるとおもいます。
これからは繁殖にも挑戦してみたいとおもっています。(但し,産卵の際の二枚貝がなかなか採集できないので困っています。どなたか採集できる場所を教えて下さい。)

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【2000.09.10】食欲旺盛のタイリクバラタナゴ!!
若魚の6匹もだんだんと魅力的な化粧をしつつある。
非常に食欲旺盛で一緒の水槽で飼育している”オイカワ”と争って捕食している。
水槽にもすっかり慣れて近くに行くと群がって早く食事をくれといわんばかりです。
他のタナゴも是非飼育して見たいと思っている此の頃です。
今は淡水魚図鑑を見て模索しています。

【2000.09.18】ニッポンバラタナゴとお遊び!!
新入りのニッポンバラタナゴが仲間入りしましたが今のところはあまりかわりなく生活しているようです。
水槽の前に行くとわれ先にとくるのがタイリク君達で非常に可愛いものです。
今週の休みには少し生餌を与えようと思っています。


【2000.09.30】生餌アカムシのご馳走!!
そろそろ秋から冬にかけての体力作りのために生餌さを少々与えようと思いアカムシを購入。
成魚のタイリクバラタナゴは十分に口に入り食欲旺盛であるが、まだ小さい幼魚は口に入らず苦戦中!!
どうしても口に入らずやむなく乾燥イトミミズを食している。
幼魚用に生イトミミズでも購入してあげようと思う。
また熱帯魚を飼育していたころに使用していた餌受けを購入するかな?


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【2000.10.31】北浦産タイリクバラ君が白点病!!
北浦で採集したタイリク君が白点病になってしまいました。
現在、600水槽で北浦産のタイリク君達を水に慣らしながらの飼育でしたが、ここのところの寒さで急激な温度変化についていけなかったのでしょう!!
同じ条件で飼育しているアカヒレ君達はなんら問題ないのですが?
水温は約15℃で少々低めです。
病原虫であるイクシオフシリウスは水温15℃が一番繁殖しやすいので、みるみるうちに伝染しました。
空いている350水槽2本に別けて、まだ死亡者は発生していないので頑張って直してあげたいものです。
水槽は家の中に設置して食塩とメチレンブルーの薬浴で療養中です。
室内のアヅマニシキとブルーギルの900水槽は大体18℃くらいで保持しているので大丈夫だと思うのですが、少しづつ温度を25℃くらいまで上げて様子を見ようと思っています。
1200水槽のタイリク・アカヒレ・シロヒレ・アブラボテと交雑種タナゴ君達は毎日元気に食事をしています。
やはり新入生はじっくりと水にならしてから一緒にさせた方が良いですね!!・・・・・・危なく全員白点病になるところでした。
最近淡水魚を飼育しだしてから始めての白点病で驚いています。
以前に和金等を飼育していた時は経験しているのでまず大丈夫だと思うのですが、ちょっと心配な毎日です。


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【2000.11.19】タイリクバラ君の白点病完治!!
十月の末に北浦で採集してきたタイリクバラタナゴ君達が水温低下に伴い厄介な白点病にかかりみるみる内に全員に伝染して体中に白点病の病原虫であるイクシオフシリウスが着きイクシの巣と化してしまいましたが、前回レポートしたごとく室内に350水槽2本を設置して薬浴の18日間でした。
室内に設置してある他の水槽の水温は約18℃くらいなのですが、タイリク君達の薬浴用水槽にはヒータを設置して一日に1℃の割合で28℃まで10日間かけて上昇させて、28℃に落ち着いてから約一週間の薬浴療養をさせました。
薬浴中ははじめメチレンブルーとグリーンFの混合薬浴、28℃になってからは食塩を溶解させての療養でした。
水温を28℃から30℃にした方がやはり病原虫の繁殖が抑えられて効果が有るようです。
フィルターも避けてエアーストーンにフィルター用のマットを小さくカットしたものを巻いて代用しました。
水替えとマットは3日に一回は交換していました。・・・・・・・フィルターがないので糞が溜まり水が汚れる為!!
水替の時は正確に水温を測定して殆ど変化のない温度に設定してからの移動でした。
特に療養中は餌は控えめにしてなるべく水の汚れを防いだほうが良いようです。
しかし残念なことにやはり小さい体力の無いものは何匹かが他界してしまいました。・・・・・・ごめんなさい!!
今日現在は残りのタイリク君達はすっかり白点も無くなり元気に餌をとるようになりました。
”多摩川の魚達”のtakaxさんより唐辛子が白点に利きそうだとの情報を得た為、急遽購入して水槽内に入れたのも全快に繋がったかもしれません???
今回の白点病騒ぎで新たな発見が一つありました、それはタイリク君のなかに体が透明鱗の固体を発見!!後日HPで公開予定!!
・・・・・・・以前、”月刊アクアリウム”で読んだことがあったのですが・・・・・・・ちなみにアヅマニシキは透明鱗なのです・・・・・・
今週末にでもまた一日1℃で水温を下げていこうと思っています。
また、今後の状態をレポートします。・・・・・教訓:毎日お魚の状態を良く観察しましょう!!(体を擦るようなお魚がいたら即、隔離入院!!)


【2000.11.23】タイリクバラ君の透明鱗固体!!
11月19日にレポートしたタイリクバラ君達の中に透明鱗を持つ固体がいることを白点病の治療時に発見したので、今回は画像公開します。
上の画像の左下・中下の二枚の画像を追加更新しました。
他のタイリクに比較して内臓と浮き袋が完全に透けて見える面白い子です、また目は黒で他のものとは一味違った味愛があります。
以前記載したように飼育しているアヅマニシキも透明鱗を持つ為、透き通った綺麗な青紫色が特徴です。
目の方はアヅマニシキの稚魚でも透明のものと真っ黒い色の二種類が生まれてきます。・・・・・・遺伝なのでしょう?
タナゴの黒い目ははじめて見ました。・・・・・・突然変異体なのでしょう!!
右下の画像は350水槽二本に分けて白点病から完治したタイリク君達です。
一時は体中真っ白の白点で覆われてしまい可愛そうなくらいでしたがどうにかもとの綺麗な体に戻りました。
週末には最近購入した900水槽にお引越しさせようと計画しています。
今日は水草を移植して、試しにヤマトヌマエビ五匹を1200水槽よりお引越しさせて水の様子を見ています。
今のところ水も調節が上手くいっています。


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【2000.12.21】淡水魚倶楽部のお魚君達にご馳走!!
いよいよ淡水魚倶楽部のお魚君達にも観賞魚用フレーク(テトラフィン・テトラミン・乾燥イトミミズ・乾燥アカムシ・乾燥煮干等)から生き餌のイトミミズ・アカムシをあげるようになってしまいました。
従来あげているフレークと生き餌を交互にあげている此の頃です。
両方共によく食べていますが、やはり生餌さの方が栄養も有り、お魚君達も好んで食べています。
アカムシは若干大きいのでニッポンバラ・タイリクバラ君達は大型のものでないともてあましているようです。
アカヒレ・シロヒレ・アブラボテ等は一口で食べてしまいます。
スジエビの捕食したアカムシまで横取りして、取られたスジエビは何が起きたのかとぐるぐる回って取られたアカムシを探しまわっていて、とても見ていると面白いですよ!!
エビ類を一緒に飼育していると砂利の中に逃げ込んだアカムシも直ぐに手足で発掘してくれることかな!!・・・・でも直ぐに横取り!!
ニッポンバラとタイリクバラ君達には何年かぶりでイトミミズホルダーを購入してあげました。
以前熱帯魚を飼育していた時は沢山あったのですが・・・・・・何処にいってしまったのでしょうか?
しかたなく先週イトミミズと共に購入しました。・・・・・・・・ちなみに¥185.−でした。
ホルダーにも直ぐに慣れて、元来タナゴ類は水面からの敵を警戒してあまり上に上がって捕食しないのですが、水槽で飼育しているとわれ先に上に上がって捕食するようになるようです。
ホルダーに紛れ込んだアカムシまで引っ張りだしていますよ!!
その他の淡水魚倶楽部のカワムツ・ハヤ・アブラハヤ・コウライモロコ・モツゴ・ヌマチチブ・カマツカ君達(その他大勢)も好んでイトミミズ・アカムシどちらも良く食べています。・・・・・・・・ちょっとフレークより割高になりますね!!
面白いことにアカムシを購入するのは上州屋なのですが、店によって随分と量が異なることをしりました。
現在、同じ金額で一番量の多かったのがつつじヶ丘・Outdoor World店かな?・・・・・店員、軽量器にもよるみたいです。
アカムシなどは一匹でも多いほうがいいですよね!!・・・・・・・数えるまではしませんが!!
これからの寒くなる時期にもってこいの生き餌ですね。・・・・・・あげる前に必ず消毒をすることを忘れずに、特にイトミミズは!!
これは熱帯魚飼育時に得た教訓です。

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【2001.03.26】タイリクバラ君達の産卵シーン!!
久しぶりにタイリクバラ君達の画像を更新いたしました。
ここへきて水槽内の水温も徐々に上昇しはじめて、タイリクバラ君達も産卵の時期にはいりました。
現在の水温は室内に設置してある水槽(900)では18〜20℃となり、又室外に設置してある水槽(1200)では16〜18℃となっています。
室外水槽ではまだ一寸早いみたいですが、室内水槽(900)では連日、♂が縄張りを主張してフィンスプレッティングで他の♂を威嚇し、♀が二枚貝に産卵するした後♂が放精するシーンが続いて観察できます。
今回の画像は♀が二枚貝に対して平行になったり、時には垂直になったりして輸卵管から二枚貝に産卵するタイミングを狙っているシーンを撮影しました。
産卵は目にもとまらぬ一瞬の早さで、すぐさま♂が精子を放精するようです。
このような光景が毎日のように観察できるのは9月頃まで当分の間続くと思います。
淡水魚倶楽部では20日周期で二枚貝を入れ換えています。・・・・・・早く稚魚が二枚貝から放出されるとよいのですが?
稚魚が放出された時はまた更新いたします。
食事の方は水温の上昇に伴い凄く食欲が有り、いくらでも食べる感じもしますが、何事も腹八分目にして抑えています。
淡水魚倶楽部の主食(テトラフィン・タナゴの餌・イトミミズ・等)の他に最近はカネヒラが同居している関係もありホウレンソウの茹でたものを微塵切りにして与えています。結構良く食べますよ!
婚姻色もかなり出て来ています。・・・・・トップページに婚姻色の綺麗にでたタイリク君の画像を更新してあります。


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【2001.05.07】タイリクバラタナゴの仔魚浮出!!
3月26日の産卵シーン画像更新から約40日が経過してしまいましたが、先週の淡水魚倶楽部でのスイゲンとカゼトゲに続きタイリクバラタナゴも仔魚が浮出しました。
産卵済みの二枚貝の別居水槽は室外に設置してある為、今日は若干暗くて正確な数量までは確認出来ませんでしたが、5匹までは確認いたしました。
この二枚貝は先週末に別水槽に移したばかりですが、二日で仔魚が誕生したのは非常に移動のタイミングが良かったものと思います。
今日の水槽内の水温は22℃でしたが、ここのところ不安定な日々が続いていたので浮出は少し遅れると思っていたのですが非常にラッキーでした。
とりあえず本日の更新は緊急特報的ですが、後日水槽と仔魚の画像をアップしますので、是非ご覧になって下さい。
水槽にはミジンコを少々入れて置きました。・・・・・・早く食べて大きくなってくれると良いのですが?


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【2006.03.30】タイリクバラタナゴの直近画像!!
”淡水魚倶楽部”立上げ時の2000年08月に『タイリクバラタナゴ』の最初のページをアップしましたが、既にあれから6年が経過しました。
その後も履歴を見ると何回かはアップしていたようですが、直近アップが何と前回の2001.05.07となっています、その後は他の淡水魚アップ等に追われてアップしていませんでしたね!!うむ〜
最近ではトップページ画像に1200水槽で『オヤニラミ』と同居している『タイリクバラタナゴ』の画像をアップしましたが、今回はこのページに直近の画像をアップいたします。
1200水槽での混生は『オヤニラミ』が捕食した時に鰓から出る人口餌(カーニバル・キャット等)の溶け餌を捕食させるために混生させています、オイカワ・モロコ類は口に入り易く捕食されてしまいます。
『タイリクバラタナゴ』は体高が高い分だけ捕食出来ないようです。
”SAKUのワンポイントアドバイス”にも記載致しましたが、国内に生息しているタナゴ類の中では外来種ではありますがやはり一番綺麗な婚姻色を出すのではないかと思います。
婚姻色については飼育者の好みもありますので、因みに『シロヒレタビラ』の様な白&黒のシックな色合いも結構好きですがね!!
淡水魚倶楽部サイトを立ち上げる以前から”多摩川水系”にもこの『タイリクバラタナゴ』は生息(基本的には河川の汚れで1度絶滅したと思われるため違法放流と思いますが?)していましたね!!
最近では”二枚貝”も放流したらしく、この『タイリクバラタナゴ』が繁殖しているようです、先だってのガサ探索では稚魚も観察致しました。(ガサ探索レポートでは画像はアップしていません!!)
とにかくタナゴ類の中では水槽内でも簡単に繁殖が観察出来るので繁殖してしまうのもうなづけますが。。。。。。
ただ多摩川水系で”二枚貝”が繁殖しているとすればこれは水質が以前に比較してかなり良くなって来たのではと思う今日この頃です。
『シジミ』等も観察出来るのでやはり水質は間違いなく良くなっているのでしょう!!
多摩川水系では出来れば固有種の『ニッポンバラタナゴ』が繁殖してくれると良いのですが、なかなか昔から多摩川水系に生息していたしっかりとしたタナゴ生息情報が得られないのが残念です。何方か画像でもお持ちだと明確になるのですが?
大体が『タナゴ』というだけで○○○タナゴが生息していたという情報がないのです、但し体高があるタナゴ(ニッパラ?)ということは皆様言われる事ですね!!
今年もこの『タイリクバラタナゴ』は稚魚が孵出するものと思います、外来種ですが飼育・観察及び観賞するのには非常に綺麗なお魚です。
まぁ〜『タナゴ類』の飼育・繁殖の登竜門的な魚種ですね!!
皆様の水槽では只今どのような状況になっておりますでしょうか???


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