シマヨシノボリ
Rhnogobius sp.CB

ライン

PHOTO 2001.07.26(♀) PHOTO 2001.07.26(♂) PHOTO 2001.07.26
PHOTO 2001.07.26 PHOTO 2001.07.26 PHOTO 2001.07.26

ページの新着情報
2001.07.26 シマヨシノボリ君の画像更新と近況!!

”飼育と繁殖”のページへ戻る

飼     育    状    況
【2001.05.15】淡水魚倶楽部にシマヨシノボリ君が登場!!
5月2日に静岡県に流れる富士川水系で採集した、シマヨシノボリ君が淡水魚倶楽部に登場しました。
画像は左から♀、中央は♀・♂のペアー、右は♂です。
シマヨシノボリの一番の特徴は”釣行と採集”でも紹介(この欄にも添付した画像)したように♀の産卵期における腹部ブルーメタリック系の青色斑であり地方によってはこの事より”青腹”とも呼ばれる、♂は各鰭が赤味を帯びてなかなか綺麗なヨシノボリである。
ヨシノボリ類の中でも一番神経質で採集の為に人が近づくと物陰に直ぐに隠れるということを聞いていたのでまさか採集できるとは思っていませんでした。
採集した稲子川ではこのシマヨシノボリがかなり繁殖していると思われます。
今回、採集した♀は産卵期を迎えていたらしくかなり腹部が青くなっていて、腹部の膨らみからも抱卵をしていると思われます。
淡水魚倶楽部の水槽内で産卵・孵化するとよいのですが、通常シマヨシノボリは砂に埋まった石の下に産卵場所を作り、石の上面に卵を産み付けて孵化した稚魚は海に下るとされているので難しいかな?
しかし淡水の河川等で生活をする陸封性のものもいるのでひっとすると上手く繁殖できるかも知れません。
ハゼ科の繁殖は今後の淡水魚倶楽部の目標になりそうです。
先日、淡水魚倶楽部の名誉会員である中本賢さん宅にお邪魔した時にはヨシノボリの仔魚が孵化していました。・・・・・親魚を別の水槽に移す前に約半分くらいがオヤツになってしまったそうです。
自然界では♂が産卵場所に残り孵化するまで見守るみたいですが、水槽内ではやはり別にしないと捕食してしまうみたいです。
淡水魚倶楽部でも以前、ブルーギルの仔魚が孵化し、やはり親魚が自然界では仔魚を守るとの情報を信じてそのままにしておいたら二日目には全ていただいたことがありました。

水槽内での繁殖と自然界での繁殖ではことなるので繁殖を目指す皆様も注意が必要です。

BACK TO PAGE TOP

    
【2001.07.26】シマヨシノボリ君の画像更新と近況!!
今年の5月に富士川水系の稲子川で採集したシマヨシノボリ君達は室外の600水槽で生活していましたが、七月の初めに室内の450水槽の水調整が完了した為、お引越しをしました。
水槽内は多摩川で採集した石と水草を少々植えてあげました。
多摩川の石は賢ちゃんがボウズハゼ君の為に苔の付着した石を採集してきてボウズハゼ君の食事用(苔)にしたものです。
ボウズハゼ君が綺麗に苔を食べてしまうので石には一切、苔は付着していません!!
採集して来た時は♀のお腹がパンパンで今にも産卵しそうだったのですが、室外水槽に入れた為産卵したのが判らなかったのかも知れません。
産卵・孵化しても稚魚は2〜3ヶ月間は海で生活するようですので、難しいかな?
現在は♀のお腹も膨らみはすっかりなくなり、非常に綺麗であったお腹のメタリックブルーも消えてしまいました。
又、来年きっと綺麗な体色を見せてくれるものと思います。
全て元気に生活しており、食事は妻がアカムシを割り箸であげています。
非常に馴れていて妻も可愛がっているお魚君です。
夫々の個体が石の下の砂利を器用に口で咥えては気に入った場所の外へ運んでいる姿を観察していると何時間見ていても飽きないものです。
隣の450水槽にもトウヨシノボリ君がお引越ししてきたので両方の水槽でヨシノボリの観察が出来るようになりました。
こちらのトウヨシノボリ君の画像も近日更新いたします。


BACK TO PAGE TOP


 水槽の紹介
 釣行と採集
 トップページ

ライン