Sicyopterus japonicus
PHOTO 2001.05.00 | PHOTO 2001.05.00 | PHOTO 2001.05.00 |
PHOTO 2005.05.03 | PHOTO 2005.05.03 | PHOTO 2005.05.03 |
PHOTO 2005.05.22 | PHOTO 2005.05.22 | PHOTO 2005.05.22 |
自然生息 | 石の下などに身を隠して生活していて体形からは考え難い俊敏さをもつ。 |
特 徴 | 左右の胸鰭が融合した吸盤を持ち、更に口も吸盤上になっていて垂直面でも登る。 |
飼育ポイント | 苔類を主食とするので水槽内には常に苔の付着した石等が必須です。 |
水 質(水 温) | 水温と水質共にさほど気にしなくてOKです、自然環境では寒気には温水ポイントに移動。 |
水槽レイアウト | とにかく石の多いレイアウトが良いと思います。 |
混 泳 | 気が強いですが淡水魚との混泳もOKです。 |
食 性( 餌 ) | 苔を絶やさないように飼育するのがコツですね!! |
病 気( 薬 ) | 淡水魚倶楽部では未だ発病の経験がありません。 |
その他コメント | 特徴にも記載した如く、垂直面も2つの吸盤を使用して登るので上蓋は必須です。 |
※上記のワンポイントアドバイスは『淡水魚倶楽部』での飼育経験によるものです、飼育水槽・設置場所・水槽内レイアウト等々により異なる場合がございますので皆様の飼育の参考にして下さい。 |
2001.05.17 | 淡水魚倶楽部にボウズハゼ君が登場!! | ||||
2005.05.10 | 『ボウズハゼ』のページを久々に更新!! | ||||
2005.05.22 | 『ボウズハゼ』の幼魚画像追加!! |
飼 育 状 況 |
【2001.05.17】淡水魚倶楽部にボウズハゼ君が登場!! 前回淡水魚倶楽部HPにアップしたシマヨシノボリ君と同様、5月2日に静岡県に流れる富士川水系で採集したボウズハゼ君が淡水魚倶楽部に登場しました。 画像でも解かるように頭部はお坊さんの頭の如く丸く、口と腹に吸盤を持ち垂直な岩などもこれを駆使して登ってしまう。 淡水魚倶楽部でも移動用のケースから水槽に移す時に手にこの吸盤で吸い付きなかなか離れない経験をしました。 かなりの吸引力の持ち主で地方名で”イワスイ”または”スイツキゴリ”と呼ばれる名前の由来もうなづけます。 これは実際に飼育して見ないと経験出来ませんね!! 今回採集できたものは♂で背鰭がかなり長く、軟条にいたっては尾鰭まで伸びています。 また、体には10本の横縞(中央画像)があり、胸鰭もかなり大きいのが特徴です。 全体的に見て、決してスタイルが良いとは思えませんが結構アップでみると面白い顔をしたお魚です。 食事は岩などに付着した藻類を主食としているので、多摩川に行って苔の付着した岩を少々テイクアウトしてこなければ・・・・・・・・・ ハゼ科等の底生息魚は賢ちゃんの担当なので任せて見たいと思っています。 とりあえず♂一匹しか採集出来なかったので又採集のチャンスがあれば今度は♀をゲットしたいと思っています。 先週の日曜日に賢ちゃんがボウズハゼ君の水槽を掃除していたのでお手伝いをした時、シマヨシノボリ君は全て元気に生活していましたが貴重なボウズハゼ君の姿が見当たらず、最後の水を抜いても居ませんでした。 賢ちゃんと水槽に入れるときにかなりの吸盤の強さを体験していただけに水槽をよじ登って外にでてしまったのかなと話をしながら砂利を洗う為にバケツに移し終わったとき・・・・・・砂利の一番下と底面フィルターの間に潜んでいました。・・・・凄いやつですね!! ボウズハゼ君の生態がひとつ解かったような気がします。 BACK TO PAGE TOP |
【2005.05.10】『ボウズハゼ』のページを久々に更新!! GW中に伊豆水系のガサ探索に出掛けました。・・・・・・アップしてありますので未だご覧になっていない方は是非!! この水系にお邪魔するのは今回で3回目となりましたが、今回も『ボウズハゼ』は確認出来ました。 今回のページ更新は『ボウズハゼ』を最初にフィールドで確認した2001.05以来、4年ぶりの更新となりました。 本当に年月の経過するのは早いですね〜!! 今回の更新は”SAKUのワンポイントアドバイス”と伊豆水系にて観察した時の画像をアップします。 『淡水魚倶楽部のお魚撮影ブース』を使用しての画像と極めつけは同行した淡水魚倶楽部員の杉本さんが水中デジカメで撮影した画像です。 SAKUもこの画像は非常にお気に入りでトップページ画像にも使用させて頂きました。 やはり水槽画像またはお魚撮影ブース画像も良いのですが、自然環境で生息する淡水魚の自然環境下での画像が一番ですね!! 今回も『ボウズハゼ』の吸盤の凄さには驚かさせられました、とにかく吸い付くと離すのが大変です。 それと体表が粘液で覆われているため、吸い付いてしまったらなかなか離すことは至難の技です。 垂直な堰等もこの水盤(左右胸鰭の融合した吸盤&口の吸盤機能)の吸引力ならうなずける様な気がします。 『アユ』・『ウキゴリ』等の遡上魚は魚道が完備されていないと産卵ポイントまで遡上出来ませんが、この『ボウズハゼ』にいたっては何処でもOK〜〜〜!! 今回の観察で採捕した成魚の他に『ボウズハゼ』の幼魚らしきお魚(全長35mm程度)をテイクアウトしました、成魚は何回も観察しているのですが、こんなに小さな幼魚は観察した事が無いので本当に『ボウズハゼ』の幼魚なのか観察してみたいと思っています。 上手く水槽内で成長して『ボウズハゼ』の幼魚と判明したらまたこのページでアップしたいと思います。 BACK TO PAGE TOP |
【2005.05.22】『ボウズハゼ』の幼魚画像追加!! 前回アップした”伊豆水系のガサ探索”でテイクアウトした『ボウズハゼ』の幼魚らしきお魚(全長35mm程度)は暫くの間水槽の上層附近を右へ行ったり、左に行ったりとなかなか水槽に馴染まなかったのですが、やっと着底して水槽環境にも慣れたようです。 体色もストレスが無くなったのか、すっかりと『ボウズハゼ』の横縞模様が出て来ました、また成魚ではなかなか観察出来ない背鰭の赤&黒の模様がとても綺麗です。 水槽内の石の苔を一生懸命に成魚と同様の口でむさぼっていま〜す!! 初めて観察した『ボウズハゼ』の幼魚に少し感動している今日この頃です。 BACK TO PAGE TOP |
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