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2001.06.28 淡水魚倶楽部にホウネンエビ君が登場!!

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【2001.06.28】淡水魚倶楽部にホウネンエビ君が登場!!
日曜日にタナゴの仔魚用のミジンコが孵化ケースより自然消滅してしまったので、登戸の酒匂さんと連れ立って中野島近辺の水田に採集をしに行った時の副産物的生き物です。
以前から田植えの季節になると新聞・テレビ等で取り上げられていますが、実際に自分の眼で確認したのは初めてです。
大体の体型については報道等で認識していましたが、採集した時は感動ものでした!!
”釣行と採集”のページでも記載しましたが、何を採集するのにも先ずは習性を知る必要があることを強く感じました。
このホウネンエビ君の習性は泳ぐ時は殆どが腹部を上に向けて仰向けで泳ぐこと。
かなり水面近くを泳いでいることが多い、又採集の基本である体型・色等については画像をご覧になって頂ければお分りの通り、細長くて透明に近い。
よく観察すると若干薄緑を体全体を覆い、尻尾は2つに分裂してオレンジ色の非常に綺麗なエビ君でした。
今回、採集したものの内、既に卵を抱えているホウネンエビ君がいたのでスペシャルサービスで抱卵の画像もアップして見ました。
繁殖期はやはり4〜9月頃までということなので、上手く卵が排出されれば来年の今ごろは稚エビ君達が淡水魚倶楽部でも発生するかも知れません?
卵は採集した水田の環境からしても、多分乾燥に十分耐えうる構造になっているものと思われます。
丁度、ブラインシュリンプの卵と同じではないかと思っています。
ホウネンエビが沢山発生する年は豊作だそうなので採集させて頂いた水田もきっと豊作になることでしょう!!
東京の近くの水田でこのような生物が採集できることは最近の水田で農薬等の使用をしていない為と思います。
これからも農薬等を使用しない稲作りを是非して頂きたいものです。


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