ニッポンバラタナゴ
Rhodeus ocellatus kurumeus

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PHOTO 2001.08.19 PHOTO 2001.08.19 PHOTO 2001.08.19
PHOTO 2005.10.14 PHOTO 2005.10.14 PHOTO 2005.10.14
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PHOTO 2006.02.25 PHOTO 2006.02.25 PHOTO 2006.02.25

SAKUのワンポイントアドバイス 
自然生息 流速のある場所は余り好まず、止水または静水域を好み用水路等の淀み・池・沼に棲息する。
特   徴 体形は体側面が菱形であり『タイリクバラタナゴ』に酷似するが、腹鰭前縁の白い帯状線は無い。
飼育ポイント 稚魚は動物性プランクトン等を捕食するが、成魚になると付着藻類も捕食する。
水 質(水 温) どちらかと言うと流れの少ない止水域好むのであまり水質に拘らない。
水槽レイアウト 観察と繁殖も試みるのであれば産卵用二枚貝の為にも細かな川砂がお奨め!!
混   泳 性格はおとなしいので他の淡水魚(底生息魚は除く)との混泳も可能です。
食 性( 餌 ) 植物及び動物性の雑食性なのでテトラプレコ等も時々与えると良い、主食はテトラフィンです。
病 気( 薬 ) 水質及び水温の急変に気をつければOK、主な病気は白点病⇒メチレンB、グリーンFにて薬浴治療。
その他コメント 室内水槽内での産卵期間は非常に長い(4月〜10月)ので産卵行動観察は十分可能です。
※上記のワンポイントアドバイスは『淡水魚倶楽部』での飼育経験によるものです、飼育水槽・設置場所・水槽内レイアウト等々により異なる場合がございますので皆様の飼育の参考にして下さい。

ページの新着情報
2000.09.30 生餌アカムシのご馳走!!
2001.08.19 画像更新!!
2005.10.16 今年最後の春型産卵タナゴの画像!!
2006.03.10 今年最初の『ニッポンバラタナゴ』産卵画像!!

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飼     育    状    況
【2000.09.18】淡水魚倶楽部にニッポンバラタナゴ登場!!
いよいよ淡水魚倶楽部にもニッポンバラタナゴがお仲間入りしました。
先輩格のタイリクバラタナゴに比較するとやや小型(現在:30ミリ)で腹びれの前縁にある白線は無い。
タナゴ特有の機敏な動きは同様です。
新入りの仲間への挨拶も無しに食事は良くとっています。ちょっと生意気な感じもするけど・・・・・まあいいか、元気であれば。


【2000.09.30】生餌アカムシのご馳走!!
ニッポンバラタナゴ君達はタイリクバラタナゴに比較するとちょっと小さいのでまだアカムシをつつく程度で食べることが出来ません。
早くサイズアップさせてあげたいのでやはりイトミミズの生を購入してあげようと思っています。
他のお魚君達が音などで驚いて水草の陰に隠れても一番早く水槽の前に出てくるのはニッポンバラタナゴ君達で非常に可愛い存在です。


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【2001.08.19】画像更新!!
約一年ぶりにニッポンバラタナゴ君の画像を更新しました。
この夏期休暇の間に1200水槽を全面掃除したので、大きく成長したニッポンバラタナゴ君を撮ってあげました。
八月に入り若干、婚姻色も薄れてしまいのしたが、未だ綺麗な色を見せてくれています。
新入りの時は非常に痩せていたのですが、淡水魚倶楽部で一年間飼育した結果かなり大きく成長したと思います。
1200水槽では最近、特に全タナゴ君が食欲旺盛で水槽の前に行くと全員集合状態に陥ってしまう為、なかなか画像が撮れずに困っています。・・・・・撮影用ブースに入れて画像を撮るのも何だか頂けないので・・・・・
今回もターゲットであるニッポンバラタナゴ君の後方には色々なタナゴ君達が群がっています。
シャッターチャンスと思いきや、ターゲットの前にヤリだのシロだのアカだのと押し合いながら集合してしまうので・・・・・・
又そのうちに撮影チャンスが有りましたらもう少し良い画像に更新したいと思っています。


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【2005.10.15】今年最後の春型産卵タナゴの画像!!
おぉぉぉぉぉ〜この『ニッポンバラタナゴ』のページはなんと4年間更新していませんでしたね〜!!
このページは淡水魚倶楽部立上げ当時に初回アップしてその後1年後に更新していますが、その後はいろいろな淡水魚との出会いで飼育・観察はしていましたが、更新はしていませんでした。
先週の休みを利用して現在飼育している室内900水槽を全面清掃した後の画像を撮影しましたのでアップします。
只今、春型産卵タナゴとしは今年最後の産卵となると思いますが、水槽内で『ニッポンバラタナゴ』の♂がもの凄い勢いで二枚貝の争奪戦を実施しています。
♂は見事に婚姻色を発色させて、吻には追星がもっこリと出っ張っています。
自然界では棲息地の水温の関係で4〜9月まで頃が産卵期と思いますが、現在の室内水槽の水温は約24℃と産卵には最適な水温になっています。
この『ニッポンバラタナゴ』は昨年度、九州で採集した生体で淡水魚倶楽部に来てから1年目の固体です。
水槽内の底砂利が大磯砂利(黒色)ではなくインテリアの面と二枚貝の潜りやすさを考慮して田砂と淡彩砂を混合しているため、体色が若干白っぽくなってしまうのですがそれでも婚姻色は素晴らしいですね!!
今年4月に第一弾として産卵⇒孵出した稚魚は別水槽にて飼育・観察していますが既に25〜30mm程度にまで成長して、♀は輸卵管を出しています。
タナゴ類は殆どが春に生まれた稚魚はその年の秋には産卵可能な生体に成長します、水槽内飼育でこのような状態ですので自然界での繁殖は成長も早くもっと凄いのでは!!
多摩川水系にもいろいろな書籍を見ると以前は二枚貝も棲息しており『タナゴ(属種は不明?)』が棲息していたという記載があります。
しかし、どの書籍・資料にもただの『タナゴ』というだけで属種がぁ〜〜〜!!
いつの日か多摩川水系にも遊泳する『タナゴ』K姿が見られると良いのですが?
とにかく棲息環境等が整い、属種が解れば・・・・・・・いろいろな人の情報によると如何やら『ニッポンバラタナゴ』らしいのですが??

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【2006.03.10】今年最後の春型産卵タナゴの画像!!
最近、”淡水魚倶楽部BBS”にて『タナゴ』の産卵行動等の話題がかなりありますので、淡水魚倶楽部で飼育・観察している『タナゴ類』の産卵行動画像を皆様の参考にアップしておりますが、今回は2/25に撮影した『ニッポンバラタナゴ』の画像をアップします。
此処のところチョット忙しくて画像がかなり溜まっているのですがなかなかアップが出来ませぇ〜ん!!
随時アップしていきたいと思っていますので、皆様が飼育・観察している『タナゴ類』の参考に少しでもなれば幸いです。
900水槽には『カラスガイ』・『イシガイ』・『マツカサガイ』を産卵床として三種類の二枚貝を入れてありますが、今回の画像は『カラスガイ』に♂&♀で産卵行動をしている画像です。
『ニッポンバラタナゴ』は画像でもお解かりのように輸卵管が産卵時には非常に長く伸びるタナゴです、成魚のサイズによっても多少異なりますが30〜35mm程度の長さになります。
1度産卵すると10〜15mm程度に縮んでしまうので、この輸卵管の長さを産卵の目安にするのも良いですね!!
現在は既に産卵したと思われる二枚貝は稚魚孵出用の別水槽に移動済みです。
しかし、今の季節はまだ三寒四温があり、室内水槽でも水温が14〜15℃に低下してしまうこともありますので、この時期には産卵水槽(淡水魚倶楽部では16.5〜17.5℃)と同じ水温を保持してあげる事も丈夫な仔魚を見るためには必須です。
また二枚貝を移動させる時にも同様で、水槽の水温には常に気を使ってあげましょう!!
淡水魚倶楽部では現在孵出水槽は気温が安定するまではサーモを設置してあります。(設定温度:17℃)
今年初めてのタナゴの仔魚を観察出来るのは何時なのでしょうか?・・・・・・毎年、楽しみですね〜
皆様も是非、タナゴの飼育のみならず、繁殖も観察して頂くと良いかと思います。

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