オオヨシノボリ
Rhinogobius sp.LD

ライン


PHOTO 2008.05.06
PHOTO 2008.05.06(中央画像は♀、左右画像は♂)
PHOTO 2001.08.02 PHOTO 2004.01.03 PHOTO 2004.01.03
PHOTO 2006.03.26(♂&♀) PHOTO 2006.03.26 PHOTO 2006.03.26
PHOTO 2006.03.26 PHOTO 2006.03.26 PHOTO 2006.03.26

SAKUのワンポイントアドバイス
自然生息 河川の中流から上流にかけて多く生息する、ダム湖等に陸封されると小型になる。
特   徴 胸鰭の付け根附近に明瞭な黒色斑紋があり、吻の後方部の斑紋は無い。
飼育ポイント 餌も何でも捕食し、特に注意する点は無いのですが混泳でも記載した如く単独飼育をすること。
水 質(水 温) phは7前後の極普通の飼育水でOKです。
水槽レイアウト シェルターとなる大きめの石を沢山配置してあげると良いですね!!
混   泳 『ヨシノボリ類』は気性が荒いので一般の淡水魚との混生は避けるべきでしょう!!
食 性( 餌 ) 自然界では雑食性であるが、現在は『アカムシ』・『カーニバル』・『クリル』等を捕食している。
病 気( 薬 ) 淡水魚倶楽部では未だ疾病の経験が無いのですが、細菌・寄生虫による鰓系の疾病が多い。
その他コメント 石の隙間に上手に隠れ家を造ります、産卵は水流の通るポイントを選択します。
※上記のワンポイントアドバイスは『淡水魚倶楽部』での飼育経験によるものです、飼育水槽・設置場所・水槽内レイアウト等々により異なる場合がございますので皆様の飼育の参考にして下さい。

ページの新着情報
2001.08.03 淡水魚倶楽部にオオヨシノボリ君が登場!!
2004.01.03 久々にオオヨシノボリ君の再登場!!
2006.03.29 『オオヨシノボリ』が夫婦で再々登場!!
2008.05.31 滝沢水系(静岡)での『オオヨシノボリ』!!

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飼     育    状    況
【2001.08.03】淡水魚倶楽部にオオヨシノボリ君が登場!!
淡水魚倶楽部にオオヨシノボリ君が登場しました。
ヨシノボリ属は現在、その色斑の違いにより9種類に分類されているが、淡水魚倶楽部に登場したヨシノボリはこのオオヨシノボリ君で三種類目です。
オオヨシノボリ君の特徴は吻近辺には斑紋がなく、胸鰭の付根に黒点が一つある。
また、尻鰭等にはトウヨシノボリのような黄色またはオレンジ色の縁取りはない。
多摩川で採集したヨシノボリの中に一匹だけいたこのオオヨシノボリ君は現在、室内に設置してある450水槽にトウヨシノボリ君と一緒に生活していますが、気性が荒くトウヨシノボリ君のチビには積極的に闘争を挑む暴れ者です。
食事の時間はわれ先に来て、餌のアカムシを捕食すると、気性の強いわりには臆病と言うか、神経質と言うか、直ぐにシェルターとして入れてある石の下に隠れてしまいます。
アカムシは大好物ですが、自然界では付着藻・苔等も捕食するみたいです。
淡水魚倶楽部ではこの他、乾燥エビ等も与えています。・・・・・結構良く食べますね!!
体色はあまり綺麗とは言えませんが、淡水魚倶楽部ではただ一匹いる存在なので、大切にしてあげたいと思っています。
♂・♀のペアーではないので産卵行動は見られませんね!!
多摩川で採集できるヨシノボリ類は殆どがトウヨシノボリであり、このオオヨシノボリ君はなかなか採集出来ません。
まだまだこれから沢山、繁殖をして欲しい淡水魚です。
孵化後の稚魚はトウヨシノボリと同様に両側回遊性の為、孵化後に直ぐ海に下るので繁殖は一寸大変かもしれません。
陸封されたものもいるみたいですので、このタイプならば繁殖の可能性もありますね!!
体長は名前の如く、大型(11cm以上)になるみたいなので今後の飼育が楽しみです。


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【2004.01.03】久々にオオヨシノボリ君の再登場!!
淡水魚倶楽部にオオヨシノボリ君が登場してから早いもので2年5ヶ月が経過してしまいました。
一匹だけの多摩川水系の『オオヨシノボリ君』でしたが元気に淡水魚倶楽部水槽内で『トウヨシノボリ君』と一緒に生活しております。
2003年末のタモ網ガサ納めで相模川水系で採集したヨシノボリは『トウヨシノボリ』だと思い、『採集と釣行ページ』にはアップ致しましたが・・・・・・水槽内で画像撮影をすると『オオヨシノボリ』であることが判明!!
これで淡水魚倶楽部の『オオヨシノボリ君』もひょっとすると♂&♀になったかも知れません?
相模川水系は多摩川水系に比較してこの『オオヨシノボリ』の方が多いように感じます。
新入生の『オオヨシノボリ君』は以前から居るものとは現在別水槽で生活していますが初食事に『テトラミン』を与えたら良く食べています。
入居から未だ5日間程度ですが既に水槽を叩くと水槽前面に出て来てとても可愛いですね!!
仲間同士での餌の取り合いも観察していると自然環境で見た通り(縄張りに侵入すると威嚇しています。)でとても愛らしいです。
今年は出来ましたら是非この中にカップルが居れば繁殖の観察もしてみたいものです。
餌は『アカムシ』・『クリル』等をなるべく少なくしてこのまま『テトラミン』で飼育してみようと思っています。
一度『アカムシ』等を与えるとなかなか人口餌の『テトラミン』等に反応しなくなってしまうので極力少なめにしたいと思います。
現在、生活水槽はロフトに設置してある400水槽なので水温は23℃程度あり、1Fの水槽水温(15℃)に比較するとかなり暖かくなっています、水温が高いせいで食欲も旺盛ですね!!
サイズは35〜40mm程度ですが、まだまだ成長するものと思います。
春季から夏季に産卵したら再度アップしますね〜!!
2004年度最初の飼育魚観察レポートでした。
他の淡水魚倶楽部で飼育しているお魚君達の近況も近々にアップしますね〜!!

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【2006.03.29】久々にオオヨシノボリ君の再登場!!
多摩川水系のガサ探索で久々に『オオヨシノボリ』と遭遇!!
それも♂&♀のペアーで採集できました、現在二代目の『オオヨシノボリ』は昨年度お☆様となり淡水魚倶楽部には在籍していなかった為、テイクアウト!!
もう1匹♂が採集できたのですが釣り針で釣られたようで吻がかなりの針の返しでキズになっていました、リリース!!
自然環境下で細菌等が入らずキズが癒されると良いのですが?・・・・・・釣針はバーブレスにして欲しいものです。
淡水魚倶楽部に入部したこの『オオヨシノボリ』のペアーは現在、同サイズの『ウキゴリ』と同居していますが、お互いに石の下にシェルターを早くも建設してテリトリーを誇示しています。
『オオヨシノボリ』も『ウキゴリ』も捕食時に水槽内ではちあわせすると威嚇行動に出ます。
特に本格的な争いはしていませんが、威嚇時の鰭満開動作とほほの膨らませ行動は観察していると非常に面白い行動です。
しかし、お魚君達にとってはテリトリーの確保は死活問題なのでしょう!!
♀はかなりお腹がパンパンで今にも産卵しそうな感じです、しかし水槽内では♂&♀は別の石の下にシェルターを造り、現在は残念ながら別居状態で〜す!!・・・・・・・・気に入らないのかも???(#^.^#)
水槽内での動きは何時間観察していても飽きないくらいです、また直ぐに水槽内でも慣れるところが可愛いですね!!
最近は『トウヨシノボリ』の姿が多摩川水系でもなかなか観察出来なくなりましたが、何処へ行ってしまったのでしょうか?

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【2008.05.31】”滝沢川水系”のオオヨシノボリ!!
今年の”淡水魚倶楽部静岡支部”との合同観察会で訪れた”滝沢水系”にて採集した個体です。
多摩川水系に生息する『オオヨシノボリ』とは異なり非常に鮮やかな色彩を持っています。
今回も♂&♀のワンペアだけテイクアウトしてきましたが、既に水槽内で慣れてしまい♂が水槽前面にて縄張りを持ち♀が捕食しに来ると追い払っています。(-_-)ウーム
現在は”冷凍アカムシ”・”イトミミズ”・”クリル”・”キャット”等を与えていますが良く何でも食べますね〜!!\(^o^)/
水槽内の底砂利は一夜にして掘りおこし石の下にシェルターを造成しています。
見ていると砂利を口に咥えては造成中のシェルター外へ運び出して非常に面白いものです。
”滝沢水系”に於いては既に釣行編でアップした如く、他にも『シマヨシノボリ』・『ルリヨシノボリ』等の観察も出来ましたのでハイブリッドも誕生しているのではないかと思います。
水槽飼育では”SAKUのワンポイントアドバイス”にも記載しましたように少数で飼育する事が必須です。
非常に縄張り意識が強く弱い固体は水槽の隅に追い遣られてしまい、餌が十分に捕食できず痩せてしまいます。
フィールドで多数採集が出来てもテイクアウトは少数として水槽観察してみましょう!!
♂&♀が居れば水槽内の石の下に作ったシェルターで産卵行動も観察できると思います。


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