ナ マ ズ
Silurus asotus

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PHOTO 2001.12.15 PHOTO 2001.12.22 PHOTO 2001.12.22
PHOTO 2006.05.21 PHOTO 2006.05.21 PHOTO 2006.05.21


SAKUのワンポイントアドバイス
自然生息 湖沼や河川の中流域および下流域に多く生息している、産卵期は水田等の浅瀬に集まる。
特   徴 背鰭はきわめて小さく、側線は碁盤の目のように縦横にある。上顎と下顎に一対の髭がある。
飼育ポイント 幼魚を採集する機会が多いが、成長は極めて早く大きくなるので大型水槽が必須です。
水 質(水 温) 水温は18〜26℃が適水温であり、特に水質は気にしなくてOKです!!
水槽レイアウト 夜行性の底生息魚ですので、日中はシェルターとなる土管・エンビ管等を入れると良い。
混   泳 肉食魚ですから他の淡水魚等は駄目です。
食 性( 餌 ) 自然界ではエビ類・小魚・カエル(オタマジャクシ)等を捕食、現在はクリル&キャット!!
病 気( 薬 ) 一代目は体表面に菌が付き、白点病のような症状が発生したことがあります。(薬は塩浴)
その他コメント 現在は室外1200水槽で『カムルチー』(同サイズ:350mm程度)と混棲している。
※上記のワンポイントアドバイスは『淡水魚倶楽部』での飼育経験によるものです、飼育水槽・設置場所・水槽内レイアウト等々により異なる場合がございますので皆様の飼育の参考にして下さい。

ページの新着情報
2001.12.22 淡水魚倶楽部に”ナマズ君”が登場!!
2002.03.11 ナマズ君が遂にクリルを!!
2006.05.22 『ナマズ』の近況レポート!!

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飼     育    状    況
【2001.12.22】淡水魚倶楽部に”ナマズ君”が登場!!
この”ナマズ君”は淡水魚倶楽部員である≪SAKAUEさん≫宅から淡水魚倶楽部にお嫁入り(♀かな〜?)。
SAKAUEさんより多摩川水系の中流域でなんとGASAGASA(タモ網)で採集したとの一報が入り、淡水魚倶楽部にお嫁入りする事が決定!!・・・・・12/15に嫁入り道具も持たずに淡水魚倶楽部へ!!
多摩川水系では毛布のような物を上げてみたらそこにこの”ナマズ君”がいたそうです、SAKAUEさん宅に一週間程住みついていましたが、その間はミミズ等を食べていたようです。
最近は淡水魚倶楽部でもミミズを少し食べたのですが、やはり鮮魚の方が好物のようです。
ドンコ君とは違い、捕食はさほど素早くないので少々弱った魚等を捕食するようです。
嫁入り道具を持ってこなかったので、シェルターとして素焼きの管を2本購入してあげました。・・・一本だと”頭かくして何とか・・・・”で尻尾が出てしまうのですよ!!
最初は気に入らないようでしたが、日中は暗い所を好むようで現在は殆どシェルターの中に入ったままです。
部屋が暗くなると水槽内を徘徊しています。
2対4本の髭と新芽が付いているような背鰭、なかなか愛嬌がありますよ、顔も面白い〜!!
クリルでも食べてくれると良いのですが、他の熱帯魚用の底もの用の餌も試して見ようと思っています。
何か良い餌をご存知の方は御連絡、ヨロシク〜!!

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【2002.03.11】ナマズ君が遂にクリルを!!
淡水魚倶楽部で1月頃よりの気温の低下に伴う水温低下(15℃前後)で仮眠状態に入りなかなか餌を食べなかったカムルチー君とこのナマズ君に自然界とは逆行して少し過保護のようですが、実験的にヒーターを入れて摂餌状態を観察して見ました。
前回カムルチー君のページでもご紹介したようにこのナマズ君もほぼ同様に2℃毎に水温を上昇させた結果、18〜20℃で摂餌することが判明しました。
現在の水温は21℃にキープしてありますが、クリルを食べるようになっています。
日中は流石にシェルター内に潜んでいますが、水槽内が薄暗くなると餌を漁って行動開始です。
大き目のクリルを毎日二つ程度入れてあげているのですが翌朝にはきれいに食べてしまっています。
生き餌でないと駄目かと思っていたのですが、これで淡水魚倶楽部で生活している肉食魚では生餌をあげているのはオヤニラミ君達だけとなりました。
これでカムルチー君とナマズ君は水温が15℃前後では摂餌しないことがわかりましたので今年の冬は別にヒーターを入れる必要も無いような気がします。
今回の御両人(魚)の摂餌状況観察はチョット過保護になってしまったかも知れませんが、餌を食べてくれないとやはり水槽内で飼育していると心配になるのとせっかく観賞用として飼育しているのですから何時も元気に動き廻っていて欲しいという人間のエゴなのですかね?
どちらにしてもお魚君達にとっては広々とした河川・湖沼等の自然界から狭い水槽内で飼育される事は迷惑極まりない事と感じていることでしょう!!
淡水魚倶楽部の狭い水槽内で生活しているお魚君達御免なさい、せめて狭いながらも良い飼育環境で生活させてあげたいものです。

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【2006.05.22】『ナマズ』の近況レポート!!
今回画像をアップした『ナマズ』は多摩川水系で採集した80mm程度の幼魚だった固体です。
淡水魚倶楽部では二代目の『ナマズ』です、一代目は350mm程度まで成長しましたが、原因不明の疾病でお☆様に!!
この固体も採集した当時は室内の450水槽で飼育・観察していましたが、体長が倍の160mm程度で既に水槽が小さくなり・・・・と言うか成長して夜間になるとガタガタと動き廻る為、大移動で〜す!!
移動水槽は室外の1200水槽にお引越ししました、水槽内にはシェルター用にエンビ管(直径:約80mm、長サ:400mm)を設置してあります、その他大き目の石をレイアウトしてありますが、水草等は入れてありません。
やはり『ナマズ』は夜行性なので日中は滅多に出てきませんが、空腹になると日中でもエンビ管から顔を出して時々水槽内を徘徊しています。
既に一代目と同様に350mm程度に成長しています、腹部はパンパンで活発に捕食しています。
餌は”クリル”を主食としていますが、併用して”キャット”・”カーニバル”を与えています。
ガサ探索で『デカオタマ』が採集出来た時には水槽内に入れると、大好物のようであっという間に捕食してしまいます。
バランスを考えるとやはり生餌もたまには与えないと駄目ですね!!
現在はこれまた大きく成長した『カムルチー』(ほぼ同サイズ)と一緒に生活しています、最近ではクリル等を与えると水面上の餌を威嚇する事も無く並んで仲良く(?)捕食しています。
1200水槽へ移動させるときには色々と混棲可能魚を確認しましたが、OKであったのは『カムルチー』だけでした。
まぁ〜淡水魚倶楽部で飼育している『カムルチー』だけかも知れませんので、基本的にはデカ水槽での単独飼育を皆様にはお奨め致します。
良く『ナマズ』の稚魚および幼魚は非常に可愛いのでテイクアウトしがちですが、デカ水槽(900〜1200以上)の設置が不可能な場合には断念して欲しいものです。
自然界では一般的に600mm程度まで成長するようですが、今後淡水魚倶楽部の1200水槽内では何処まで成長するのか楽しみです。

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