ア ユ カ ケ
Cuttus kazika

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PHOTO 2002.05.03 PHOTO 2002.05.03 PHOTO 2002.05.03
PHOTO 2002.11.06 PHOTO 2002.11.06 クリル捕食の瞬間で〜す!!

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2002.05.09 淡水魚倶楽部に”アユカケ”がデビュー!!
2002.11.07 ”アユカケ君”がクリル捕食〜!!

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飼     育    状    況
【2002.05.09】淡水魚倶楽部に”アユカケ”がデビュー!!
淡水魚倶楽部に”アユカケ”がデビューしました。
2年前から『アユカケ』を求めて三千里ではないですが、とにかくアユカケ君に一度会いたくて狩野川・柿田川近辺を探索していたのですがなかなかアユカケ君にはお目にかかれず何時も静岡遠征では敢え無く撃沈しマル焦げ状態でした。
2002年は必ず会うとの信念を持って再びこのGWを利用して淡水魚倶楽部メンバーと共に伊豆方面の探索ツアーとなりました。
目的地までにも色々とアユカケが生息していそうなフィールドを探索したのですが、やはりアユカケ君の姿は拝めず今回も敗北かと思っておりましたが、最終目的地ではラッキーにもアユカケ君に会う事が出来ました。
前回アップした『採集と釣行』のページでも紹介致しましたが今回の探索には淡水魚倶楽部ガサガサ隊でも初めて持参した『たこメガネ(箱メガネ)』が非常に威力を発揮して川底の様子が手にとるように見えたのがアユカケに出会えた最大の勝因であったように思います。
今回のアップした画像は一時的に薬浴水槽に入れた画像ですが、現在は900水槽で優雅に生活しています。
900水槽でのアユカケ君は近々に画像を更新したいと思っています。・・・・・・・暫くはこの画像でお許しを!!
一般的には別名『カマキリ』と呼ばれているように鰓の後縁に4本の棘ありこれで接近して来たアユを引っ掛けて捕食すると言われていますが、水槽内で観察している限りではなかなかその様なシーンにはお目にかかれていません!!
アユ漁師達が箱メガネでアユを追いかけている時に何度もその様なシーンを見ていると言う事なので何時かは見られるのかも知れません。
この4本の棘ですが、通常の状態ではあまり良く観察出来ず、アユカケ君がオオアクビした後に鰓部が横に広がり観察する事が出来ます。
アユカケ君の動きは非常に鈍く、多少弱っているような小魚類でないと接近して来てもなかなか捕食出来ないようです。
接近したエビ類等はかなりの確率で捕食に成功して食べるシーンを観察出来ました。
それでもエビ類も俊敏に逃走(海老反りで)するので捕食出来ないでアユカケ君がふてくされる感じ(?)の様子も観察出来ました。
泳ぎはまあまあ出来るのですが、砂利底では『石化け』よろしく近くの岩と体色を保護色に変色させてお魚の接近を待つ、要するに待ち伏せタイプの肉食魚のようです。
エビ類も捕食されまいと水面近くの温度センサーのコードに付着してしまうので、アユカケ君も砂利底のみならず垂直泳法で水面近くに逃走したエビ類を追いかけて捕食するシーンも観察出来ます。
又、砂利底では胸鰭を足代わりに使って歩行するような感じで動き回ります、そうそう岩の間から出て来た後はバックもするのですよ、これには驚くと共に吹き出してしまいました。
それと一番可愛いのは周囲の獲物を狙う時で爬虫類(トカゲ等)のあの頭をクィクィと動かす動作に非常に良く似ているところです。
現在は未だ淡水魚倶楽部に来て、一週間も経過していませんので、あまり詳細な観察が出来ておらず、又餌も小魚とエビを水槽内に入れてありますがもう暫くしたら淡水魚倶楽部お得意の”クリル”で飼育出来れば良いと思っています。
アユカケ君はあまり高水温には適さない見たいですので、淡水魚倶楽部では遂に『REI−SEA LX−110GX』クーラーを導入致しました。
現在の設定温度は21℃ですが、このクーラーの仕様は15〜30℃であり、渓流魚も飼育出来る環境が整いました。
次なる飼育ターゲットは渓流魚かな???
近々に900水槽でのアユカケ君の生活と画像をアップしますので宜しく!!

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【2002.11.07】”アユカケ君”がクリル捕食〜!!
前回のレポートでは淡水魚倶楽部に『アユカケ登場』についてと若干の観察記録をアップしました、その後の豪華エアコン付きのマンション900水槽(ご主人である人間様より贅沢な生活だぁ〜!!)での生活状況をレポートする予定でしたがあっと言う間に暑い夏も終わり、早くも本日は”立冬”との事・・・・・・・月日の経つのは非常に早いですね〜!!
と言う事で900水槽内での画像はアップは出来ず終いで夏が終わり、クーラも必要でなくなった為、以前から計画していた通り『アユカケ君』の食事メニューを生き餌(エビ類&モツゴ類)からクリルに換えるべく900水槽より水深の浅い450水槽へのお引越しを先週の土曜日に致しました。
この計画は淡水魚倶楽部で飼育している全ての肉食魚に生き餌ではなく、人口餌又はクリルで飼育出来るようにする事が目標の為です。
新住居先に450水槽を選択したのにはチョットSAKU的考えがあってのことです、それは900水槽内での飼育観察〜

@『アユカケ君』は非常に泳ぎが下手だと言う事、但し捕食時には砂利底付近で水平方向には早いスピードで泳げる。
A垂直方向への泳ぎはお世辞にも上手いとはいえませぇ〜ん!!
B水槽の上方へ逃げるエビ類にはフィルターの取水管の間に挟まるようにじっ〜として捕食の為の待ち伏せをする。
C水槽のガラスに吸着は出来ないが、尾鰭を曲げて足代わりにして立つ様にしていられる。
D体長(現在約22cm)の2倍程度の垂直泳ぎはまぁまぁ出来る。


以上の観察より450水槽(450×300×300)であれば十分に水面に浮いているクリルも捕食可能だと言う事です。
但し、『アユカケ君』がクリルに興味を示さないと始まらないのですがね・・・・・・・・・・・?ウム〜?
後はクリルに如何に興味を持たせるかなのですが、そこは淡水魚倶楽部で今までに肉食魚『ドンコ』『カムルチー』『ギル』『ブラックバス』『オヤニラミ』『カワアナゴ』『ナマズ』等々を全てクリル餌にて飼育しているノウハウを基に土曜日からは断食生活で〜す!!・・・・・・・・毎回どのお魚にも気の毒とは思うのですが、しかしここで人間様が可哀想なのでと途中で生き餌を与えてしまうとこの計画は失敗です、ここは一番初心貫徹で・・・・・・・・
今までにクリル餌にて飼育出きる様にしたお魚君達は全てこの方法で成功しています、皆様も肉食魚飼育には是非、取り入れてみて下さい。
今回の『アユカケ君』は上記@〜Dまでの観察を経ての飼育環境を変えてのチャレンジです。
お引越し及び断食生活(5日間)で昨日、クリルを水面に浮かせておいたのですが何時の間にか無くなっていました。
多分、ふやけて底に落ちたのだろうと思って色々な角度より水槽内を観察、シェルターとして水槽内に設置してある大きな石の下も観察したのですがクリルは見当たりませぇ〜ん・・・・・・・?
若しかして『アユカケ君』が食べたのかぁ〜〜〜疑心暗鬼のまま、遂にやった〜〜〜・・・・・・・でも?
水槽の上部を叩くと『アユカケ君』が眼で上方を追っています、やはりクリルを捕食したのかも・・・・・・?
水槽内にクリルを1つ挿入してみる・・・・スルスルっと水面まで泳いで来て浮いているクリルをパックゥ〜〜〜もう感動もので〜す!!
5月の採集より今日の日を待ちに待っていただけに本当に感動しました、他の飼育肉食魚がクリルを食べてくれた時も勿論感動しましたがね!!
昨日はこの後、賢ちゃんと『アユカケ君』のクリル捕食シーンを3度観察して本日のディナーは終了です。・・・・・・・食べ過ぎ〜?
これで現在、淡水魚倶楽部で飼育している全ての肉食魚のクリル餌への変換作業は完了しました。
次なる肉食魚は何かな?・・・・・・また新たなお魚君との出会いを期待しながら本日のレホートを終了しますです。

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