オオクチバス
Micropttterus salmoides salmoides

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PHOTO 2002.09.08 PHOTO 2002.09.08 PHOTO 2002.09.08
PHOTO 2006.05.21 PHOTO 2006.09.30(識別) PHOTO 2006.09.30(識別)
PHOTO 2007.03.04(☆死亡☆)

注意:『オオクチバス』を飼育する場合には≪特定外来生物の飼養等許可≫が必要です!!



外来生物法の概要は下記ですが、詳細は環境省の≪外来生物法≫へアクセスして下さい。
◆外来生物法では、愛がん(ペット)・観賞の目的で、特定外来生物を飼養等(飼養・栽培・保管・運搬)することは、
    原則として禁止されていますが、特定外来生物として規制される前から愛がん(ペット)・観賞目的で飼養等して
いる場合は、その個体に限り飼養等の許可を受けることができます。
◆特定外来生物として規制された後に、新たに愛がん(ペット)・観賞の目的で飼養等をすることはできません。


SAKUのワンポイントアドバイス
自然生息 芦ノ湖に放流されたのがはじまりで、違法放流により全国の河川・湖沼に拡散した。
特   徴 体側の中央に一本の幅広い濃色縦条があり、成魚になると断続しかつ不明瞭となる。
飼育ポイント 成魚となると50cm超となる為、水槽は900以上の準備が必要です。
水 質(水 温) 1年中室外設置水槽でOKですので、水温はあまり気にしなくてOKです。
水槽レイアウト 稚魚の時は水草等を植えても良いが、成魚になったら遊泳で抜かれてしまうため不要!!
混   泳 他の淡水魚との混泳は不可能です!!
食 性( 餌 ) 自然界では水棲昆虫・甲殻類・魚類を捕食するため、水槽飼育では”クリル”等を与える。
病 気( 薬 ) 淡水魚倶楽部では未だ発病の経験はありません!!
その他コメント 2002年に多摩川水系での投網に掛かり、繁殖防止の為に淡水魚倶楽部で引き取った固体です。
※上記のワンポイントアドバイスは『淡水魚倶楽部』での飼育経験によるものです、飼育水槽・設置場所・水槽内レイアウト等々により異なる場合がございますので皆様の飼育の参考にして下さい。

新 着 情 報
2002.09.18 淡水魚倶楽部に”オオクチバス君”が登場!!
2006.10.01 外来生物法に基づく ≪特定外来生物飼養許可≫!!
2007.03.27 ”オオクチバス”死す!!お☆様に!!

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飼     育    状    況
【2002.09.18】淡水魚倶楽部に”オオクチバス君”が登場!!
淡水魚倶楽部の飼育魚紹介のページに遂に外来魚・害魚の名で名高いブラックバスこと『オオクチバス』君が登場です。
淡水魚倶楽部サイトを立ち上げる以前には山中湖で採集した、小バスを飼育していた事があったのですが・・・・・・・・
淡水魚倶楽部立上げ後はこのバス君が初めてでなかなか可愛いのですが、如何せん淡水在来種を捕食し淡水魚が絶滅するなどの最悪のレッテルが貼られてしまい常に『害魚』扱いをされているのにはチョット疑問をもつ今日この頃です???
もともと『B.B』が独りで勝手に好き好んで日本に海を渡って来た訳でもないので抹殺するのも如何かと思う次第です。
最初に日本の芦ノ湖付近に放流した者の責任は如何なっているのかな?
確かに捕食する物が『水棲昆虫』・『昆虫』・『甲殻類』・『魚類』等なので一般的にはバスが在来淡水魚を捕食して激減しているとも言われていますが・・・・・・・・もっと根本的に淡水魚が減少する環境悪化等の主原因があるのではないでしょうか?
この淡水魚倶楽部に登場した『オオクチバス』君は多摩川水系でガサガサをしている時に近くで投網を打っていた方が捕獲した固体で淡水魚倶楽部で引き取り、現在はこれまた多摩川水系で釣れてしまったので飼育をしている『ブルーギル』君と一緒に仲良く生活しています。
約一週間は各鰭があまり良い状態では無かったのでメチレン薬浴をした後に900水槽にお引越し致しました。
一週間は何も与えずに過ごした為か900水槽にお引越ししてから直ぐに金魚用の粒餌を捕食・・・これにはSAKUも驚きましたで〜す!!
先ずはクリルでも与えて捕食してくれれば良いと思っていたもので本当に良い子ですね〜!!
今では水槽の前に立つと一番先に餌をくれとばかりに飛んで来ますよ〜・・・・・・・飛んでは来ないか???
クリルは一度に2〜3個をギル君と奪い合いながら捕食してしまいますね!!
サイズは未だ小バスなので約150mm程度ですが、この勢いでクリルをあげてしまうと直ぐにランカーになってしまうような感じです。
まぁ、この900水槽は『害魚』のレッテルを貼られてしまった多摩川水系で捕獲した『バス君』&『ギル君』のお城ですので今後も可愛がって上げたいものです。
何時の日にか自然環境がもっと見直されて色々なお魚が一緒に生活・繁殖出きる生息環境が整備されて『害魚』のレッテルがポロリと剥がれ落ちる日が来る事を『バス君』&『ギル君』の為に願っています。

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【2006.10.01】外来生物法に基づく ≪特定外来生物飼養許可≫!!
2002年9月に淡水魚倶楽部に登場して以来、既に4年が経過しましたが・・・・・・・
登場した時には多摩川水系での投網で捕獲された固体を引き取り、若干鰭等が傷んだ状態でした。
メチレン等の薬浴で痛んだ体も順調に快復、現在のサイズは45cm程度に成長しています。

≪特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の施行について(2005/6/1施行通知)≫
法律施行を受けて2005.07.07に≪特定外来生物の飼養等についての≫申請書を環境省に提出、施行当初の環境省HPでは申請詳細が明確ではなく、何度か環境省の担当から追加書類等の送付お願いがありましたが、申請から1年2ヶ月経過してやっと≪特定外来生物の飼養等について≫許可証が淡水魚倶楽部に届きました。
これで全て申請が許可されて終了かと思いきや。。。。。。未だ完了ではなく、再び”識別措置の実施届出書”と”識別画像2枚”(今回アップした画像です。)を2部提出せよ!!・・・・・・・おいおい常識的には許可証発行は全てが承認されて発行するものだろぉ〜?摩訶不思議な法律と運用で〜す!!
まぁ〜お役所の仕事はこんなものなのでしょう!!・・・・・・Compliance(法律遵守)にて本日提出!!うむ〜(☆_◎;)!
・・・・・という事で淡水魚倶楽部の『オオクチバス』は今後は認可魚として飼育・観察することになりました。
しかし、新たに『オオクチバス』は一部の制約下以外は一般的に飼育は許可されないため、皆様におかれましては飼育する事が出来ません!!


お☆様になるまでは淡水魚倶楽部で飼育状況についてレポートをしていきますのでご覧下さい。
体型ももの凄く立派な『オオクチバス』に成長している今日この頃ですが、この先何処まで大きく成長するのは解りませんが水槽が900水槽なので水槽に合わせた成長を考えるとこのサイズが一杯なのかな?
現在の摂餌はメインは”クリル”ですが時々小魚・エビ等をあたえていのます。
とにかく食欲旺盛であり与えれば与えただけ全て捕食しています。


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【2007.03.27】”オオクチバス”死す!!お☆様に!!
ひょんな事から2002.09に淡水魚倶楽部に登場した多摩川水系産の『オオクチバス』でしたが、淡水魚倶楽部に来た時にはまだまだ小さく体長も約150mm程度であり、投網で捕獲された事もあり体表も若干スレていてメチレンブルーで薬浴させた事が昨日のことのようです。
SAKUの誕生日と同じ日に淡水魚倶楽部に来たのも非常に因縁めいたものがありました。

淡水魚倶楽部ではクリルを主食として、時々オヤツとして生き餌(小魚、エビ類)を捕食し順調に体長400mmにまで成長しました。(900水槽ではこのサイズが限界かと思います。)
約4年半の淡水魚倶楽部における自然環境とは比較にならないほど狭い900水槽での生活でしたが、この『オオクチバス君』にとってはどちらが良かったのでしょうか?”広い自然環境”or”淡水魚倶楽部の狭い水槽”・・・・・・・?
やはり何処へでも好きな環境が選択可能な広々とした自然環境で悠々と生活していた方が良かったのではと思いますが、『オオクチバス君』としては如何だったのでしょうかね?
自然環境には外敵(人間様のフィシングも含み)も色々と存在していてひょっとするともっと短命であったかもですね?

しかし、4年半の淡水魚倶楽部の生活では色々な習性を見せてくれました、中でも水槽内から2〜3m離れているSAKUを見ると尾鰭をプルプルして”早く食事をくれぇ〜”とばかりに水槽前面でおねだりする姿は今でもはっきりと記憶に残っています。
これだけ大きく成長すると水槽のお掃除も他の淡水魚とは異なり、水槽から出すこともできずに水槽に入れたままで砂利・ガラスの掃除と水換えを実施していました。
お掃除の間は暴れる事もなくおとなしく水槽の隅っこで掃除が終わるまで待っている可愛いお魚でした。
クリルを捕食する時には並大抵の捕食ではなく、もの凄い吸い込み音(バすっ、バすっ?)であっという間に10個程度は食べてしまいます。
またクリルだけでは栄養が偏るために時々与えた生き餌の時には自然環境で生息していた頃の野生本能が目覚め、獲物を追い捕食する動きは豹変していました。
淡水魚倶楽部のガサ探索時に『オオクチバス君』のお土産としてテイクアウトした生き餌を与えてビックリした淡水魚倶楽部員の方も何人か居たような・・・・・・・・
おぉぉぉ〜このもの凄い捕食行動も既に観察することは出来ないのです。(;_q))クスン

2005年に施行された≪外来生物法≫を受けて淡水魚倶楽部においては既に飼育・観察していたので、この『オオクチバス君』の飼養許可申請をして認可を得た経過がありますが、もうこの面倒な処理の遅い飼養許可申請をする事は2度と無いと思います。

淡水魚倶楽部ではサイト立上げ時に『メダカ』産卵用にと購入した水草に付着していた卵が孵化して現在まで飼育している『和金』の次に長く飼育・観察をしていたお魚だけに大変寂しいものがあります。
うむ〜『和金』は既に淡水魚倶楽部で7年間生活しているのですね〜再認識です。w(゜o゜)w オォー最長老!!
現在はこの『オオクチバス君』が生活していた900水槽はそのままにしてありますが、もう少し暖かくなったら1度大掃除をする予定です。
まだまだ淡水魚倶楽部で大きく成長した『ナマズ』&『カムルチー』も居るのでこの水槽にはどちらかが入居するのでは?
非常に残念ですが、この『オオクチバス』のページは今後アップはないと思います。

最後に長年に亘り生態観察をさせてくれた『オオクチバス君』にありがとう!!。。。と言いたいです。(;_;)ウルウル涙、涙
淡水魚倶楽部の『オオクチバス君』は永遠に不滅です
☆☆☆☆このサイト≪淡水魚倶楽部≫がある限り☆☆☆☆(>y<;)

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