ヒメゲンゴロウ
Niwaella delicata
ライン

PHOTO 2003.09.15 PHOTO 2003.09.15 PHOTO 2003.09.15

SAKUのワンポイントアドバイス 
自然生息 河川の上中流部での礫底部に生息、特に石・岩の隙間に潜んでいる。
特 徴 他のドジョウと異なり体型は細長い、斑紋は地域個体により若干異なる、吻部は金色で口髭は3対です。
飼育ポイント 藻類の付着する石・岩が必須ですが、色々な人口餌(他の魚の残飯処理能力あり)も捕食しています。
水 質(水 温) 適正水温は15〜25℃と思えるが、水槽内では10〜28℃程度までは問題ない。
水槽レイアウト 底部にはなるべく細かな砂利とシェルター替わりにもなる石・岩をレイアウトすると良い。
混 泳 『タナゴ類』『カマツカ』と混泳させているが特に問題はない、又他の淡水魚等の混泳も可能です。
食 性( 餌 ) 自然界では岩に付着した藻類を食べているが、水槽内観察ではアカムシ等の動物性餌も捕食している。
病 気( 薬 ) ドジョウ属の病気はあまり経験が無いが、採集時の手触れ等によるスレは要注意である。(エルバージュ等)
その他コメント 伐採等の影響で河川に土砂が流れ込み岩等の隙間が埋められると絶滅危惧される。
※上記のワンポイントアドバイスは『淡水魚倶楽部』での飼育経験によるものです、飼育水槽・設置場所・水槽内レイアウト等々により異なる場合がございますので、皆様の飼育の参考にして下さい。

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2003.09.20 淡水魚倶楽部に”アジメドジョウ”が登場!!
2003.11.17 ”アジメドジョウ君”の近況!!

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飼     育    状    況
【2003.09.20】淡水魚倶楽部に”アジメドジョウ”が登場!!

ドジョウ科の中では斑紋が他のドジョウと比較して独特で、また吻部のタイガーマスク黄金が気に入っています。
属名の”delicate”は味も姿も素晴らしいと言う意味、”アジメ”は味の良いと言う事らしいです。ウム〜
この『アジメドジョウ君』は淡水魚倶楽部員のいわいわさんが中京ガサガサ探索において採集したものです。
いわいわさんより探索中にかかってきたTEL:『SAKUさん〜アジメ採れたぁ〜』の一声に思わず・・・・・・・ヨロシク〜!!
と言うことで中京産アジメドジョウ君が淡水魚倶楽部に登場です。
現在、♂♀ペア−(?)の2匹が1200水槽内で生活しています、このアジメドジョウ君が入居して以来、いわいわさんの前回探索紀行(九州編)にて採集テイクアウトして頂いたシマドジョウ君が妙に色気を出し始め大きいサイズの方のアジメ君の後を追いかけています?・・・・・・・今迄はウィロモスの繁茂した流木の下からなかなか出て来なかったのですが?
まだまだサイズは2匹共に40〜50mm程度ですが、流れの強い渓流を棲家としているだけあって泳ぎはかなりの達人(達魚)のようです。
成魚は80〜100mm程度にまでなるようですが水槽内では如何なのでしょうか?
又、自然環境下で捕食しているものは藻類なので水槽内での食事は上手くいくのでしょうか?チョット心配!!
今後の水槽内での捕食観察が楽しみです。
今回の掲載画像を撮るのには一苦労致しました、とにかく前記した様に泳ぎが達者な事と一秒として同じ箇所に止まっていない落ち着きの無いセッカチドジョウ君なのです。(入居したてなので落ち着かないのかも知れませんが?)
とにかく淡水魚倶楽部でも初めて飼育するドジョウ君なので毎日状況を観察してあげようと思っています。

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【2003.11.17】”アジメドジョウ君”の近況!!

『アジメドジョウ君』も淡水魚倶楽部に来てからそろそろ3ヶ月が経過しようとしています。
淡水魚倶楽部にはじめて来た時には水槽環境にも慣れていないせいか画像を撮影するのにも一苦労させられましたが、最近は水槽にも慣れてきたのか落ち着いて、若干大きくなったような気がします。
しかし一緒に同居している『タナゴ君』『カマツカ君』達とは異なり何を捕食しているのかがいまいち解らないお魚です。
でも水槽内で元気に成長しているところをみると何か捕食している事は確かです。
先々週と先週の週末を利用して淡水魚倶楽部の水槽30本を全て前面清掃を実施して、現在は1200水槽内で『タナゴ』・『カマツカ』・『ヤマトヌマエビ』・『ミナミヌマエビ』等と一緒に生活していますが、与えている餌は『マス餌』・『テトラミン』・『冷凍アカムシ』なので水槽の底に落ちた餌を捕食しているのかもね?
自然環境下での餌である『藻類』は水槽内にはさほど繁殖はしていないのですが、それでも石・水草(ウィロモス)等に付着した藻類を捕食しているのでしょうか?
水槽内を観察していると確かに砂利の中に吻を突っ込んでモグモグしてはいるのですが、何を捕食しているのかは非常に確認し難いです。
時々苔の生えた石の上でもモグモグしているのでひょっとするとこの藻類を捕食しているのかもね?
まだまだ淡水魚倶楽部で飼育しているドジョウ類の『マドジョウ』・『シマドジョウ』に比較すると小さいので今後の成長過程が楽しみです。
水槽清掃時にも捕獲するのに一苦労するほどの元気印です。

体色&模様はアップした時と変化なく、非常に”吻の豹模様”が素晴らしい『ドジョウ君』です。

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