Salmo(Oncorhynchus)masou masou
PHOTO 2004.03.14 | PHOTO 2004.03.14 | PHOTO 2004.03.14 |
自然生息 | 18℃を超えない冷水域で生息し、河川型(ヤマメ♂が多い)と降海型(サクラマス♀が多い)。 |
特 徴 | 体側には淡黒食のパーマーク・側線には朱色が入る、体長は成魚で30cmを越すものもいる。 |
飼育ポイント | 警戒心が非常に強い魚類なので水槽の周りは目隠しが必要、水槽内に水流を作る。 |
水 質(水 温) | 適正水温は10〜18℃、水質は常に汚れないように管理すること。地下水使用が最高。 |
水槽レイアウト | 渓流魚の棲んでいる自然環境を再現して大小の岩でシェルターになるようにレイアウトすること。 |
混 泳 | 『カジカ』と混泳させているが特に問題はない、又他の渓流魚ともOKだが縄張り争いがある。 |
食 性( 餌 ) | 自然界では水生昆虫を捕食しているが、水槽内観察では『クリル』・『アカムシ』等を捕食する。 |
病 気( 薬 ) | ミズカビ病が発生しやすく、一度発生するとなかなか治し難い、採集時の体表接触に注意!! |
その他コメント | 養殖物の『ヤマメ』を混泳させると捕食行動に誘発されて早く餌付けする事が可能です。 |
※上記のワンポイントアドバイスは『淡水魚倶楽部』での飼育経験によるものです、飼育水槽・設置場所・水槽内レイアウト等々により異なる場合がございますので皆様の飼育の参考にして下さい。 |
2004.03.21 | 淡水魚倶楽部に”ヤマメ”が登場!! |
飼 育 状 況 |
【2004.03.21】淡水魚倶楽部に”ヤマメ”が登場!! 以前から『淡水魚倶楽部』でも渓流魚飼育・観察をして見たいと思っていたのですがやっと渓流水槽を立ち上げる事が出来ました。 室内1Fの1200水槽で岩を大小レイアウト、外部フィルターとクーラーを連結&水流用のポンプを追加しました。 底礫は大磯砂利を約50mm、その上に田砂と少々小さ目の石をひき詰めて見ました。 なるべく渓流環境を再現したつもりなのですが、見ているとやはり気に入らないレイアウトあり何回かレイアウト変更をしています。 水槽立上げに際して賢ちゃんと妻が岩を採集して来てくれたのですが、その時にお土産で『カジカ』を採集して来たので第1入居者はこの『カジカ』でした。 と言う事で渓流魚である『ヤマメ』を飼育・観察すべく多摩川上流域へ採集に行ったのですが、3月末までは禁漁期間と言う事で断念!! とりあえず前もって立ち上げた渓流魚用水槽にシェルター用の岩が不足していたので採石だけしてきました。 しかし、前回の”多摩川水系上流域でのガサ探索”でフィールドで偶然にも出会った親子とお魚談議をしている内に何故だか『ヤマメ』の話に展開・・・・・・・・自宅で飼育している『ヤマメ』を頂ける事になり2匹を譲り受けてきました。 既に水槽で飼育されていたので、渓流魚特有の警戒心も和らいでいるようですがそれでも飼育環境が異なる為やはり警戒心はあるようです。 淡水魚倶楽部に来た時は『アカムシ』を捕食していましたが一週間経過した現在では水面上に浮いて水流によって流される『クリル』も捕食するようになりました。 渓流魚独特の習性である定点遊泳は見ていてとても新鮮な行動です、捕食後は直ぐに反転して元の水流のある水槽内ポイントへ戻ります。 現在の水温はクーラー水温設定により16℃にしてありますが、クーラーを設定をしないと3月であっても室内水槽は18〜20℃程度まで上昇します。 このまま4〜10月頃まではクーラーが必須であると思います、特に6〜9月頃の夏期には水温が28℃程度まで上昇するので多分クーラーが常時ON状態になる事が予想されます。 また熱帯魚飼育していた時のように電気代高騰が再来かぁ〜〜!! 4月までには室外の900水槽に渓流環境の水槽をもう1本立ち上げてお引越しをする予定でいます、その時は『カジカ』も一緒にお引越しの予定です。 BACK TO PAGE TOP |
水槽の紹介 | 釣行と採集 | トップページ |