釣行と採集2002.05-1ライン

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フィールド:伊豆のガサ&小物釣り
釣行日:2002.05.02 時間:08:00〜14:30 天候:晴れ 水温:17.0℃

最初に探索したフィールド、昨年とは異なる〜!!

エメラルドグリーンでとても綺麗!!

5m自由形<ヨッーイ、▼とゴーグルは?

久々に登場した賢ちゃんといわいわさん!!

タカハヤ

ヤゴ

ヤマトヌマエビ

ヘビトンボの幼虫

淡水魚倶楽部ガサガサ探検隊が今月はチョット趣きを換えて3回目の伊豆へ遠征です。
過去2回の伊豆探索では『狩野川のカワムツとアユカケ』を目標に釣行したのですが、1回目はカワムツ君に会えずに敢え無く撃沈、次の週に多摩川水系でカワムツ君と出会うと言う、何とお粗末な結果でした。
未だアユカケ君とは1度も有った事が無いのですが・・・・・・狩野川の支流と言うか、源流と言うかそれは日本一と言っても過言ではない清流柿田川においてもアユカケ君とは遭遇出来ず終い!!(昨年度、柿田川で会えたのはアユカケ君に良く似ているカジカ君でした。)
柿田川釣行後に中本賢さんとお会いして『SAKUさん、アユカケは箱メガネを持っていかないと採集出来ないよ!!』の一言を思い出し、今回は○州屋の『たこメガネ』を購入してのリベンジと相成りました。・・・・・如何しても今回はアユカケ君とお会いしたいものです。
今回は久々に息子の賢ちゃんも休みが一緒になった為、探索に参加してゆはさん・いわいわさんの『トリオ・ザ・淡魚』メンバーで必勝態勢で望みました。
・・・・・・と言う事で今回も早朝、AM4:30に自宅を出発しての伊豆遠征となりました。
先ずは最終目的地に辿り着く前に2〜3のフィールドを探索です。・・・・・川があればそこに何かお魚が居るのではと殆ど病気状態で〜す!!

最初のフィールドは昨年もガサガサでアブラハヤが観察出来たフィールドなのですが、今年は昨年と異なりあれほど密生していた水草(アナカリス)がすっかり無くなっていました。
暫くガサガサをしたのですが全くお魚の生息している気配が無いので早々に切り上げて次のフィールドへ移動で〜す!!

2番目に探索したフィールドはガサガサに良し、釣りに良しと言う絶好のポイントです。
先ずはタモ網でガサガサです。・・・・・水は物凄く綺麗でトロ場ではエメラルドグリーンに見えるくらいに抜群の透明度を維持しています。
ゆはさんは潜りで探索するのかな?それにしては▼と競泳ゴーグルが着いていないのですが???
前日のBBSカキコで冗談かと思っていたのですが、朝SAKU宅に着いた時はゴーグルを首に掛けて来たので▼も履いていたのかもね?・・・・・・5m自由形競泳をするのにはチョット肌寒かったかな?
水中を覗くと小さい(30〜50mm位)小魚が沢山群れて泳いでいます
タモ網で追い込むと2〜3匹がタモ網の中に・・・・・・・観察すると淡水魚倶楽部ではお初の『タカハヤ』でした。
この後もタモ網に入るのはタカハヤ君ばかりでしたが、SAKUが漂っている草をタモ網で掬うと何と〜!!淡水魚倶楽部のガサガサ探索ではこれまたお初の『ヤマトヌマエビ』をGET!!
最初からお初のお魚とエビ君をGET出来て、この先が非常に楽しみな探索となりそうな予感で〜す。
ここではその他、ヤゴ君と不気味なとても地球上の生き物とは思えないエイリアンをいわいわさんが発見!!
一見、水中に生息するムカデのようで、非常に気持ち悪い生き物です。・・・・・帰宅後、図鑑で調べたら『ヘピトンボの幼虫』のようです。
小物釣りの方はアカムシでタカハヤ君が入れ食いのようでした。
水が透明でかなり良いサイズ(200mm程度)のハヤらしきお魚も泳いでいるのですが、なかなか餌に喰い付いてくれませんでした。
ミミズ等があれば釣れたかもね???・・・・・・教訓:遠征の時は全てに対応出来るように準備して行きましょう!!
2時間程の探索をして次なるフィルードへ移動で〜す!!



淡水魚倶楽部お初のガサ道具で〜す!!

『たこメガネ』を駆使して水中観察で〜す!!

モクズガニ

シマヨシノボリ

ヒラテテナガエビ

ミナミヌマエビ

ヌマチチブ

アユカケ

ボウズハゼ

カマツカ

ウキゴリ

イシマキガイ

アブラハヤ

チラカゲロウの幼虫

次なるフィールドはいよいよアユカケ君に会えそうなフィールドを探しました。
画像でもお解りの様に水深は20〜30(最深部で50cm位)なのですが、流れはかなり強い感じです。
岸際の草・水草・杭付近をタモ網でガサ入れをすると、モクズガニ・シマヨシノボリ・ヒラテテナガエビ・ミナミヌマエビがタモ網の中に入ってきます。
ここまではほんの前置に過ぎず、淡水魚倶楽部で今回初めてガサガサ道具として持参した『たこメガネ』がこのあと威力を発揮しました。
以前、子供の頃には水中メガネを着けてお魚を見た事が有りましたが、このような水深の浅いフィールドではこの『たこメガネ』なるものがこんなに威力を発揮するものとは思いませんでした。
とにかく水中の様子がすっきりと見えるので、特に底もの系のハゼ科の観察・採集には抜群ですね!!
この『たこメガネ』を駆使して観察・採集したお魚君達はヌマチチブ・アユカケ・ボウズハゼ・カマツカ・ウキゴリ・アブラハヤと貝類ではイシマキガイも!!・・・・・・イシマキガイはショップでしか見た事が無かったので見たときは感動しました。
念願であったアユカケ君にも3年目にして、この素晴らしいフィールドとたこメガネのお陰で会う事が出来ました。
アユカケ君を水中で発見した時は4人掛りで包囲網を引き、タモ網の中に入った時はそれはもう感動ものでしたね!!
ここでも淡水魚倶楽部のガサガサではお初のお魚君であるアユカケ君とイシマキガイを観察・採集する事が出来ました。
自然環境の素晴らしさに感謝・感謝です。・・・・・ですがこのフィルードも護岸工事が施されているので、以前はもっと多くの自然が有ったのではないでしょうか?
その他、ゲテモノは『チラカゲロウの幼虫』を観察で〜す!!

≪たこメガネを駆使した水中画像≫
『たこメガネ』を透して良く見えると言っても言葉ではなかなか伝わらないと思いますので、『たこメガネ』を透した水中画像をデジカメて゜撮影して見ました。・・・・・・下記の画像の如く見えるので〜す!!
それとガサガサには欠かせない採集物の保管『アユ用バッグ』です。・・・・・中本賢さんより伝授!!


今回使用した『たこメガネ』で〜す!!

今回使用した『アユ用バッグ』で〜す!!

シマヨシノボリ(♀)

シマヨシノボリ(♂)


≪後記≫
今回のガサガサメインテーマは『アユカケ君』でしたが、自然環境の良さ・探索時期及びガサガサ道具に恵まれて三年越しの目標を達成することが出来ました。
何時までもこのような自然環境の素晴らしいフィールドが残る事を祈りたいと思います。
とにかく生き物全てがスレていないような感じを受けました。
水中画像撮影中も足元からお魚君が逃げない!!・・・・・多摩川水系なら物音がしただけで何処かへ逃げてしまいますよね!!
観察中には地元の色々な方とお話も出来て楽しい一日でした。
只今、アユも遡上しているようで静かに観察をしなくてはいけない場面もあり、又地元のオバサンとのお話の中でこの辺ではハゼ科のお魚は全て『ボッチャ』と呼ばれているようです。
途中、自然観察で河原に小学生を連れ来た先生とお話をしてもやはり全て『ボッチャ』でした。
又、何時かこの素晴らしい環境のフィールドに来て生き物の観察をしたいものです。
今回参加してくれたゆはさん、いわいわさん大変ご苦労様でした。


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