釣行と採集2003.03-4ラインフフ

BACK TO TOP BACK TO LIST 東航へら鮒研究会

フィールド:利根川水系の小物釣り&ガサ探索
釣行日:2003.03.21 時間:07:30〜14:30 天候:晴れ 水温:12.7℃

三面護岸されていないフィールド!!

フーィルドの周りはは全て水田!!

色々な淡水生物を次々と観察〜!!

土手の草木も新芽を出す季節ですね〜!!

春の息吹を少しずつ感じさせる今日この頃ですが、まだまだ寒い日もあり本格的な春到来は桜の花の咲くあと1〜2週間後になるようですね!!・・・・・・・・・淡水魚倶楽部の皆様はもうフィールドに出ていますか〜〜〜♪♪♪
淡水魚倶楽部では今年度も色々なフィールドで淡水に生息する生き物を観察したいと思っております。
今回は淡水魚倶楽部員のつり太郎さんのナビで利根川水系の田んぼの間を流れる小川を『ヤリタナゴ』をメインに探索して見ました。
早朝より集合した淡水魚倶楽部首脳陣とつり太郎さんでの小物釣り&ガサ探索レポートをお送りします。
首都圏から車で1.5時間位のフィールドですが、三面護岸が施されていない未だ昔のままの淡水生物が十分に生息・繁殖出来る環境が残っているのですね・・・・・・更に農薬等が使用されていなければ沢山の生物が繁殖するのでしょうね!!
水温は13度前後でそろそろ冬眠していたカエル君達も春を感じて目覚める季節になりつつあるようです、また春の産卵期を待つタナゴ君達も水面下では産卵用の2枚貝をめぐって婚姻色を出し縄張り争いをして産卵の準備をしているものと思われます。
今回のメインテーマは『ヤリタナゴ観察』と致しましたが、はたして出会う事が出来るのでしょうか?
フィールドナビをしてくれたつり太郎さんにおいては心配で前日は寝付かれなかったようです。・・・・・・・・お疲れ様〜ナビ有難うございました。
天気予報は前日までの”曇り”から”晴れ”に変わり少々風は未だ冷たかったものの日が昇るにつれて気温もあがり絶好のフィールド探索日和となりました。・・・・・・・TAKAさん雨男返上で良かったですね!!(爆)
第1ポイントでは先ずは溜まりにヒラを打って小魚の集まっているポイントを発見!!
早速、小物釣りの竿を準備して開始〜しかし水深が浅い事と水が異常に綺麗で魚達も警戒心がかなり強そうです、やはり”見える魚は釣れない”と言うが如しで苦戦!!
それでも何とか粘ったランボーさんが1〜2匹をバラシタ後、やっとGET!!・・・・・・・GETしたのは『モツゴ』でした。
逃がした魚は○○やらで、ひょっとすると『ヤリタナゴ』だったかもね?残念!!
SAKUも色々と竿を変え、仕掛けを変え、餌を変え・・・・とチャレンジしましたが早々に小物釣りを断念、うむ〜手強い!!
しかし、土手下の枯れ草の垂れている奥には時々魚が見え隠れしていました。
土手の下は奥が深いポイントがあり人影を察知するとお魚君達は奥へ逃げ込んでしまうようです。
小物釣りの成果があまり良くないので、いよいよガサ探索に切り替えです。
ガサ探索では色々なお魚をはじめとして淡水生物も数多く観察する事が出来ました。
中でも『タイリクバラタナゴ』の様なのですが、チョット婚姻色の異なる交雑種らしきタナゴを観察、又淡水魚倶楽部でも初めて出会った『スナヤツメの幼生(アンモシーテス)』には感動致しました。
この『アンモシーテス』顔が無く、エイリアンのようで不気味ですが、7つの鰓はアップで見ると赤い点があり非常に興味津々です。

第2ポイント、第3ポイントも前記と同様な水系ですが様々な淡水生物を観察する事が出来ました。
但し、採集観察に於いてタナゴ類に付いては水系上下で若干の棲み分けが有るようですが、しかしこれは淡水魚飼育者による放流(カネヒラ・アカヒレタビラ等)によるものではないかと思います。
如何見ても採集した生体よりこの水系で誕生繁殖したものとは思えません?
最後のポイントではつり太郎さんが遂に今回のメインテーマであった婚姻色バリバリの『ヤリタナゴ(♂)』を釣り上げ、大興奮!!お子様の如くハシャギ廻っていましたね、男は何時になっても子供ですね〜!!
今でも鮮明にあの時の姿が目に浮びます。・・・・・しかし、非常に立派で綺麗な『ヤリタナゴ』でしたね!!ヤリ〜〜〜!!
水生昆虫の『ヒメゲンゴロウ』も観察出来、今回は3匹をテイクアウトして飼育してみる事に致しました。
帰宅後、輸送中に何故かお☆様になってしまった『スジエビ』に群がって捕食していました、自然界ではこの様に生息サイクルが上手く廻っているのですね!!



ヨシノボリ

キンブナ

コ  イ

モツゴ

ヌマチチブ

交雑バラタナゴ?

タイリクバラタナゴ

ドジョウ

ヤリタナゴ(♀)

ヤリタナゴ(♂)

タモロコ

ウキゴリ

カネヒラ

アカヒレタビラ

スナヤツメ(幼生)

オタマジャクシ

スジエビ

テナガエビ

ザリガニ

ヤゴ×3種

カワニナ

タニシ

マシジミ

イシガイ

ヒメゲンゴロウ

謎の水草?
*** ***


≪釣行後記≫
今回は天候にも恵まれて、春を感じながら自然フィールドでの一日を十分に満喫する事が出来ました。
又、沢山の生物と出会う事が出来、これからの春⇒夏のフィールドが益々楽しみです。
小物釣りでは水深及び水質(透明度が良過ぎた!!)の為に苦戦致しましたが、水量が増えて多少濁りが入ればなかなか小物釣りにも面白いポイントだと思います。
『謎の水草』・・・・・初めて見る水草と言うか?苔と言うか?一株テイクアウトして来ました、ひょうたん池で生育出来るのか試して見ます。
『スジエビ』は既に抱卵しているものを観察出来ました、今年も水槽内での孵化⇒変態を観察してみたいと思います、昨年度は1/100の低確率変態でしたのでリベンジで〜す!!
しかし水の中を歩くのは非常に疲れますね〜歳のせいかなぁ〜〜〜?まぁ〜普段の運動不足解消には良いのかもね?
次回からは撮影班とバケツ持ちで参加したいもので〜す。
つり太郎さん〜解散後にまた次のフィールドへ行ったとか(爆笑!!)タフマンですなぁ〜アッパレ!!
次の探索フィールドは何処に・・・・・・・・・・・今から楽しみです♪
次回のフィールドレポートもお楽しみに〜!!



『アンモシーテス君』のアップで〜す!!

『ヒメゲンゴロウ君』のアップで〜す!!


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