釣行と採集2003.03-5ラインフフ

BACK TO TOP BACK TO LIST 東航へら鮒研究会

フィールド:多摩川水系のマルタウグイ
釣行日:2003.03.30 時間:12:00〜15:00 天候:晴れ 水温:13.0℃

流石名人!!開始早々にGETで〜す!!

約50cmはあろう、マルタウグイ君!!

真剣なランボーさん、この後直ぐにHIT〜!!

これまたGOODサイズですね〜!!

やっと、SAKUもGET〜!!(撮影:杉本氏)

引きの強さはピカイチでした〜!!

以前からお約束であった『春の遡上魚であるマルタ釣り』を杉本さんのご案内で初めて体験させて頂きました。
このマルタ君は正式には『マルタウグイ:コイ科ウグイ亜科ウグイ属』であり、体長は成魚では40〜50cmになるそうです。
全てが降海するようで若魚は汽水域に生息する事が多いようである、又通常は貝類等の底生動物を捕食しているとか・・・・・・・・≪日本の淡水魚:山渓〜≫

只今春の産卵期をむかえ上流へ群れをなしての遡上真っ最中と言ったところです。
前日までは公私共にガタガタしており、何も釣りの準備していないまま”杉本さん”からのTELにて飛び起きて、ランボーさんと共に先ずは東航へら研御用達の釣具店(玉屋釣具店)へスプーンを仕入れに便乗させて頂きました。
本日のタックルはバスロッドにスピニングリール&スプーン(5gゴールド・シルバー)です。・・・あまりやらない釣りですね!
本日は初めてのマルタ釣りの為、お試し版と言う事で『りん太郎』もワンパック購入してマルタの捕食についても観察してみる事にします。・・・果たして結果はどうなる事やら???
如何にも釣る前から杉本さんよりのレクチャーに於いて疑問な点があり、それは『マルタウグイ』が何故、スプーンやルアーを追うのかと言う事です?
釣行前にもSAKU宅で3人で色々と考えたのですが・・・・・・・・・・・?(産卵域に来る他の魚を追い出す行為?鱒系のように小魚を捕食?目の前の動く物に咄嗟に反応する?)
これからのフィールドでの”スプーン”と”りん太郎”のお試しで解るのではないかと思います。

目的のフィールドに着くや左岸で中本氏の率いる”マルタ祭り”のご一行様と遭遇です、もの凄いお子チャマ軍団に圧倒されましたです。・・・いわいわちゃん〜&デュークさん〜お子チャマ軍の面倒、お疲れ様〜でした。(解散後、中本氏が助かったと言ってたよ〜ん!!次回はもう少し早めにアナウンスをして頂けると淡水魚倶楽部員も応援出来ると思いま〜す!)
我ら3人組は今回は以前からの計画の為にチョット上流側での釣行となりましたが、キャスティング最中に中本氏に発見され『SAKUさん〜こっちに来てよ〜〜・・・・・・・・・・』、SAKUはあれだけお子チャマの居るフィールドでのキャスティングはチョット危険が一杯と判断(キャスティングは素人なので何処に飛ぶか心配!!)して”マルタ祭り”終了後にと言う事にしました。
そろそろドライスーツ着用しての多摩川水系水中探索とか・・・・ご一緒しますよ〜ん!!(その前にドライスーツの調達が〜必須でした!!TAKEさん〜ヨロシク〜です。)
と言う事で早々にタックルを準備して、初めて経験するマルタ釣行開始で〜す!!
流石に杉本さんは何時もタックルを扱っているだけにSAKUのタックルまで面倒見て頂き有難うございました。
やる事の全てが早〜〜〜い!!SAKUも負けずと第1投・・・・・・・・なかなかへら鮒釣りの如くは1投目が〜???
息子の賢ちゃんとは何度となくバスフィシングにも出掛けているのですが、最近はバスロッドも振っていないので、いきなり1投目で何とラインがぁ〜〜〜あれぇ〜・・・・・・・・・・・仕方なく再びタックル作りのはめに!!参った〜!!
そんな事をしているうちに杉本さんが早くも『マルタ』をHIT〜です、続いてランボーさんも遅れてなるものかとHIT〜SAKUはまだまだで〜す。。。。。。。おいおい。。。。。。。出遅れたSAKUには未だアタリすらありませぇ〜ん!!
悲運がこの後またまた起きました、今度は杉本さんお奨めで購入したカラーの最初に選択したシルバーカラーのスプーンが根掛りでロストだぁ〜何てこったぁ〜。。。。。。。残るはゴールドカラースプーンのみ、やな予感が脳裏を過ぎる!!
でもこれでHITさせなければと自分に言い聞かせ、キャストを繰り返す。
少し下流側のY字チャラ瀬付近に『マルタウグイ』の背鰭らしきものがかなり水面から出て見えるので如何やらそこのポイントにマルタ君達が全員集合しているようです。
早々にポイント移動です、移動後の1投目で見事にアタリ、ようやく本日1本目のマルタ君をHIT〜約50cmのグッドサイズでした、ラインが6lbと細目の為にブッツン及びバラシを避けるべくマルタ君との駆け引きがあり非常にスリルと引きの強さを体感してやっと達磨さんの片目が開きました。
こうなると探り方も少し解り、水を得た魚の如く快進撃で〜す!!
連荘HITでマルタ君をGET、しかし1本目はへら鮒釣りで言うバックオーライ(尾鰭へのスレ)2本目は少々小さいサイズでしたが口で喰っていました。・・・・・・・・スプーンを追って喰ったと言うよりもどちらかと言うと口の横なので???
この後、3本目も同様のポイントでHIT〜これまたグッドサイズでしたがまたまたスレでした。
ここで今回のお試し版にタックルを変更で〜す、準備してきた『りん太郎』の登場です、仕掛けは杉本さん(ウエイト・フック)&ランボーさん(ヘラ10号針)の合作でチャレンジしてみました。
スレ針なのでキャストと同時にりん太郎が針より外れてしまうので針のちもとより上部にまでりん太郎を差し込みリベンジです、しかしキャストも丁寧にしないと直ぐに外れてしまいますね!!
何投目かで水中への落ち込み直後にHIT〜〜〜おいおい喰うんだぁ〜???嬉しい!!
グイグイと引き込まれドラグ調整も直す余裕もないままにかなりのラインが出てしまいました、しかし”へらスレ針”のせいか岸際5m付近で敢え無く痛恨のバラシ!!失策〜でした。
この後色々とポイントを探索して、釣果は三人で15本程度の『マルタウグイ』をHITして今回の初釣りは終了しました。




≪マルタウグイ釣行後記≫
途中、少々強風に見舞われキャスティングも思うようにいかない時間帯もありましたが、春本番直前の暖かい1日を多摩川水系にて現在遡上真っ最中の『マルタウグイ』と出会う事が出来ました。
このマルタウグイの強烈な引き(中には途中でジャンプする場面も)を初めて体験してその凄さには驚きと感激が一杯で、このページを書いている今でもあの時の感触が残っているようです。
しかし、この釣りは如何もスレが多いのでチョットお魚へのダメージが大きい様に思い、何ですか釣って嬉しいやら、可哀想やらで複雑な思いです!!
少なくとも針はバーブレスにして、ファイト後は早めに水の中に返してあげる事が必須の様に思います。
今回は初めてのマルタ釣行で画像撮影の為に水に返すまでの時間が若干ありましたが元気に又多摩川水系に戻って行ってくれました、もっともっと上流へ行きこれから産卵行動に入り、又来年には沢山のマルタウグイが遡上してくれる事を願っています。



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