釣行と採集2003.05-1ラインフフ

BACK TO TOP BACK TO LIST 東航へら鮒研究会

フィールド:西伊豆水系のガサガサ&小物釣り
釣行日:2003.05.05 時間:06:00〜14:30 天候:晴れ 水温:15.2℃

色々な淡水魚が沢山居るよ〜ん!!

両足でタコメガネを・・・・うむ〜新法!!

YSさんも水中観察に真剣で〜す!!

ご夫婦で水中観察〜ですね!!

ライズはあるのですが・・・・・・・!!

見える魚は釣れるのかな???

すっかり春の陽気になったGWの最終日、昨年の伊豆探索第2弾と言う事で今年も西伊豆のとある水系に淡水生物の観察に出掛けました。
今年はメンバーも新たにカラツンさん一家とYSさん、いわいわさんと共に出陣してみました。
とにかく伊豆方面に出掛けるには長時間のドライブなので当日も早朝AM3:00の出発と言う事で殆ど前日は睡眠が取れない状態でした。・・・・・・・・就寝後、夢も見ない内に直ぐに起きたと言う感じで〜す!!眠い〜〜〜!!
でも遊びに行く時には何故か起きてしまうから不思議ですね〜???
昨年と同様に『タコメガネ』を持参しての淡水生物観察と致しました、それと昨年度は釣る事が来なかった渓流で遭遇した『謎の淡水魚』の正体も是非解明したく釣竿も準備致しました。・・・・・・いわいわさんが竿を新調した様子!!

目的のフィールドに到着して第1観察ポイントとしたフィールドは水深が40〜50cmで流れはかなり速く、底は玉砂利で覆われています。
水の透明度は最高で手で掬って飲めるように綺麗です。
しかし、水深が浅く流れが早い為に水面は波打ち肉眼では水中観察は出来ません、水中観察にはやはり持参した『タコメガネ』が威力を発揮します。
最初に出会った生き物は陸地を這いずり回っていた『クロベンケイガニ』、チョットでかくて手で掴むのは躊躇しました。
そこはゲテモノ好きの強い見方YSさんが取り押さえましたです。
川の中に入り込み『タコメガネ』を併用して水中観察をすると次々に淡水生物の世界が手に取るように目の前に広がります。
淡水魚では『ウキゴリ』・『ボウズハゼ』・『シマヨシノボリ』・・・・・・・・・等々色々なお魚と出会う事が出来ました、中でも昨年は出会う事が出来なかった『ウナギ』とも出会う事が出来ました。
この『ウナギ君』はカラツンさんが水中観察で発見!!しかしその時はタモ網を持参していなく、再度同場所へ行きあっけなく採集したものです。・・・・・・・・・・・こんな事があるのですからこのフィールドの環境の良さが感じさせられます。
カラツンさんの家族も皆さん、一生懸命に水中観察をしていましたね!!
中でもおねえちゃんの両足でタコメガネを支えて水中を見ながらタモ網で捕獲する淡水魚倶楽部では新採集方法には驚かさせられました。・・・・・・・・感激〜感動〜画像掲載で〜す!!
甲殻類も豊富で『ミナミヌマエビ』・『ヒラテテナガエビ』・『モクズガニ』等をはじめとして色々なエビ・カニ類の生息を観察致しました。
その他、淡水生物である『ヤゴ』・『ゲンゴロウ』等もタモ網の中に入り観察出来ました。
昨年度もご紹介した『ヘビトンボの幼虫』とも再び出会う事が出来ましたが、やはりエイリアンの様であまり歓迎は出来ませんでした。

第2観察ポイントは少々上流側に移動して小物釣りをする事に・・・・・・・・
ここではYSさんの独壇場で次々とフライで『オイカワ』をGETしていました、ここの水系の『オイカワ』は多摩川水系のオイカワと比較すると全体的(体高・体幅)ががっちりしているように感じました、体色の色彩もかなり綺麗でした。

第3観察ポイントでは昨年度も観察が出来た『ヤマトヌマエビ』との再会と『謎の淡水魚』の正体を解明すべくリベンジです。
第2観察ポイントからはかなり上流の渓流ですが、今年も未だ生息しているのでしょうか?
目的のポイントに到着するまでには他の絶好のポイントも発見!!
竿を出してみると『オイカワ』・『タカハヤ』をGET!!・・・・・ここも水質は凄く良く透明度がかなり高いです。
見える魚は釣れないと良く言いますが、まだまだフィールドが荒れていない事もありあっさりとGET出来ました。
第3観察ポイントでも昨年と同様に目的の『ヤマトヌマエビ』と出会う事が出来ました、又『謎の淡水魚』とも出会う事が・・・・・
しかしなかなかエサに喰いついてくれないようです。
いわいわさんが色々とエサを変えて釣るも駄目駄目で〜す、最後の掟破りの手段で『アブラハヤ』の背掛けをエサにしてチャレンジ!!
この最終手段が見事に的中!!・・・・・・・・昨年釣る事の出来なかった『謎の淡水魚』の正体が〜〜〜!!
その正体は『ニジマス』でした、昨年と同様に4〜5匹がグリーン色に透き通った瀞場に生息していましたがその内の一匹をGETで〜す!!
これで今回の伊豆水系での観察目的の全てをクリアーしました。
来年度もこれらの淡水生物と出会う事が出来るのでしょうか?何時までもこの水系の環境が維持され、沢山の淡水生物が観察出来る事を願う今日この頃です。



クロベンケイガニ

ウキゴリの幼魚

ボウズハゼ

シマヨシノボリ

アユカケ

ウ ナ ギ

ヌマチチブ

オイカワ

タカハヤ

ニジマス

ミナミヌマエビ

テナガエビ

スジエビ

ヌマエビ

ヒラテテナガエビ

ヤマトヌマエビ

モクズガニ

イシマキガイ

コオニヤンマのヤゴ

カワトンボのヤゴ

ヘビトンボの幼虫

オオヤマカワゲラ
※カミムラカワゲラ

ヒゲナガカワトビゲラ

モンキマメゲンゴロウ
※2006.08.22 訂正 淡水魚倶楽部員No.797 間部和代さんより報告

≪釣行後記≫
今年の西伊豆水系の淡水生物観察も早朝より帰りは渋滞の中、無事帰宅する事が出来ました。
特にドライバーをして頂いた”YSさん”&”カラツンさん”お疲れ様〜でした、又カラツンさんの娘さん&息子さん・・・・・・そして第3観察ポイントでの観察終了後の最後の最後で『ドッポ〜ン』(内緒でした!!)してしまった祭典ママさん〜GWの最終日ではありましたが楽しかったですね〜〜〜足の状態は大丈夫でしたでしょうか?
今回の観察目標であった全ての淡水生物と今年も綺麗な水の流れる水系で出会う事が出来たと思います。
まだまだ画像でご紹介出来なかった淡水生物も沢山観察出来ましたが、今回の画像アップは区切り良く2ダースと言う事で掲載致しました。
水温は未だ15℃前後とチョット冷たく感じましたが、暖かな春の日差しの中で夢中になり何時の間にかトレーナーの袖もビショビショになる程水中観察をしてしまいました。・・・・・・・全く大の大人がと思われると思いますが、これは自然観察を一度経験すると病み付きになり子供状態何もかも忘れて無我夢中になってしまうものです。
皆様も是非、ご家族で自然環境下での生き物観察へ出掛けられる事をお奨め致します。
そこには『淡水生物の世界』への誘いがきっとある筈です。
お子様方にも生物観察・採集・飼育そして出来る事であれば繁殖を経験する事で自然環境保全の大切さが必須である事を教え又自ら学んで頂ければ幸いです。
淡水魚倶楽部でもその様な皆様のお役に少しでもたてれば幸いと、サイト運営をしておりますので今後もヨロシク〜です。
今回の圧巻は何と言っても前年度の思い残しであった『謎の淡水魚』の正体を確認した事ですね!!
GETした正体は『ニジマス』でしたが1つの目標を達成した事が何ですか非常に嬉しいと共に感動しました。
この『謎の淡水魚』用に今回初登場した『新型お魚撮影ブース』を準備したのですが、この大型ブースにも魚体が全て入らず尾鰭部分が出てしまいましたです・・・・・・・次回はワンランクアップのブース作製致します。
このブースは幅を調整可能に作製したのですが、長さは調整出来ませぇ〜ん!!
それにしてもいわいわさん〜やったね〜・・・・・・・究極の釣法でしたが、まぁ良いっか!!
又、来年度も西伊豆水系にお邪魔して淡水生物の観察を是非実施したいと思っています。
そうそう忘れていました、観察中に西伊豆水系の漁協長さんとお話しするチャンスがあり後日観察した淡水生物の種類を報告する事になっていました、その節は生息地等をわざわざ河川イラストと共に色々と教えて頂き有難う御座いました。・・・・・・・・・・・・・いわいわさん〜メール入れたかな?観察数については記載してありませんがこのページを見て頂いた方が早いかもね?



淡水魚倶楽部の新型お魚観察ブースで〜す!!

新型ブースにも入りきれませぇ〜んでした。


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