釣行と採集2003.06-3ラインフフ

BACK TO TOP BACK TO LIST 東航へら鮒研究会

フィールド:多摩川水系下流域のガサガサ探索
釣行日:2003.06.28 時間:14:00〜15:30 天候:くもり 水温:25.0℃

絶好のガサポイントのようですが・・・・・・・?

うむ〜何かタモ網の中に〜!!

モスキートに襲撃されながら・・・頑張ったね!!

ヌマチチブ君のチビがぁ〜〜〜!!

今回のガサ探索はチョット、多摩川水系の下流側にて観察してみました。
前回の同ポイントでのガサ探索はアップしておりませんが流石に下流域と言う事もあり『ウナギ君』も観察出来ました。
水深は50〜60cm程度と思われますが、今回はウェダーを着用していないので長靴で入れる処しか探索していないので場所によっては深い処もあるのかな?
多摩川水系での定番は観察出来たように思いますが、只今このポイントでは色々なお魚の稚魚&幼魚が沢山生息していますね!!
チョット大きな目のタモ網ですと殆どが網の目から抜け出してしまいます・・・・・・・・保護の為には丁度良いかも?
観察を主体にするのであれば、やはり細かい目のネットも一緒に準備する事が必須です。
又取り込み時にはお魚に手で触れないようにしないと直ぐにお★様に〜〜〜如何しても手で触るような時は手を水で濡らして下さいね〜〜〜観察時の要注意事項で〜す!!
この水系の水の透明度は工事の為、画像のように泥んこを掻き回したような茶色で濁っていましたが、生物は頑張って生息しています。
お魚はかなり観察出来るのですが・・・・・・今回の観察では何故だか水生昆虫は全く観察出来ませんでした?
甲殻類では『スジエビ』・『モクズガニ』を観察出来ましたが、下流域での観察なので『テナガエビ』も観察出来るのではと思っていたのですが、これまた空振りに終わりチョット残念!!
ほんの1時間あまりのガサ探索でしたが、既に初夏の暑さを思わせる天候で皆さん汗。。。汗。。。汗。。。でした。
これから夏に向けてのガサ探索も大変ですね〜ましてウェダー着用だと大変っす〜!!



タモロコ

ヨシノボリ

モクズガニ

モツゴ

スジエビ

フ ナ

ドジョウ

オイカワ

今回のガサ探索では淡水魚倶楽部でも初めてお目に掛かった『チビバス君』・・・・・・・・・・
体長は約40mm程度の幼魚ですが、ここ多摩川水系でもやはり増殖しているのですかね?
現在、淡水魚倶楽部の900水槽に居る『バス君』はやはり多摩川水系でアユを投網で捕獲していた方から譲り受けたもので、ガサ網で捕獲したのは今回が初めてなのでチョット複雑な気持ちです。
幼魚と言っても既に『ブラックバス』の形態をしっかりと備えていますね!!
今年に産卵⇒孵化した幼魚だと思いますが、この幼魚がもう少しサイズアップすると小魚・甲殻類等を捕食し始めるので先が思い遣られますね!!
通常、一匹の♀からは数百の卵を産卵する筈なので他にも沢山の稚魚及び幼魚がこの多摩川水系にも生息しているのでしょう!!・・・・・・・心無い違法放流者により放流され、増殖する外来魚は困ったものです。(お魚は悪くないのですがね?)
成魚が産卵床及び稚魚を外敵から守る生態も増殖に輪を掛けているのでしょう!!
この広い多摩川水系において、一度放流されるとチョット手が付けられなくなるのが現状です。
多摩川水系の水を渇水状態にして駆除出来れば良いのですが、他の生き物も沢山生息しているので出来ませんね!!
岸際に沢山の葦等のシェルターとなる植物等が沢山生息するようになれば他の小魚等も逃げ場があり良いのですがね!!
あちらこちらで護岸工事が進む多摩川水系も今一度、コンクリートで固めてしまう護岸工事方法を見直し、水草・水生植物等の生い茂る自然環境が保たれる工法が必須なのではと思う今日この頃です。?


ブラックバスの幼魚(約40mm)


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