釣行と採集2003.12-2
ラインフフ

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フィールド:多摩川水系ガサガサ(タモ網納め?)!!
釣行日:2003.12.21 時間:07:00〜10:30 天候:晴れ 水温:5.9℃

観察ブースでお魚観察中!!

溜まりでお魚探索中〜!!

『寒いっすよ〜〜〜』おおおおぉ〜何と今年も残すところ僅かになりましたが皆様如何お過ごしでしょうか?
いよいよ2003年度も既に12月に突入してしまい、あと何日かで今年のお仕事も終了ですね!!
しかし我ら淡水魚倶楽部員は”暑さにも、寒さにも、雪にも、はたまた霰にも負けずに本日もガサガサ〜〜〜”!!
基本的に”日曜日は次の日の業務に影響するのでガサガサはお休み”と言うのがSAKUの信念なのですが、今年も残すところ僅かと言う事もあり本日はジョルノさんとご一緒に久々の多摩川水系ガサガサ敢行で〜す!!
さて、この寒い時期の多摩川水系のお魚君達は何処で、どのように生活しているのでしょうか?
AM06:30・・・・・・・ジョルノさんよりTELだぁ〜早々に飛び起きてガサガサ支度です。
流石に気温も低下していて寒いっす!!
多摩川水系の水温はいったいどの程度まで下がっているのでしょうか?・・・・・・・・フィールドにて水温測定結果ではなななななななんと5.9℃でした、あれぇ〜って感じでしたね!!
これではお魚君達も身を寄せ合って少しでも水温の高いポイントに全員集合しているのでは・・・・・・・・・?
とにかく寒いので小物釣りの道具も準備して出掛けたのですが、とりあえず体を動かす事で体温上昇を狙いガサガサを実施。
多摩川水系での水深の浅いポイントより中州の溜まりに直行、流れはかなり強く足を取られそうです。
此処でポッチャンしたらさぞかし寒いだろうななどと考えながら慎重に一歩一歩確実に足を運びます。
とにかくこのポイントで以前ポッチャンした淡水魚倶楽部員を見ているので・・・・・・誰だぁ〜何故か近くに居る様な???
水は限りなく透明に近く、喉が渇いていればコップで汲んで飲めそうなぐらい綺麗で川底がすっきり見えます。

中州の溜まりに付くや驚いた事に以前ガサガサ探索した溜まりに水が無い〜〜〜
本流から以前は流れ込みお魚君達のオアシスとなっていたフィールドがなんと干上がっています!!
お魚君達は無事に脱出出来たのでしょうか?それとも取り残されてしまったお魚君達は野鳥等の餌になってしまったのでしょうか?
まぁ〜これも自然環境下では日常茶飯事繰り返されている現象なのでしょう!!
それでも2箇所程は水深が20cm程度の溜まりが残っており、全てお魚君達は脱出または自然の掟の中で他の生物の胃袋の中へと思いつつも淡水魚倶楽部はタモ網を入れてみました。
枯れた草の葉が覆っているポイントを発見してタモ網ガサガサしてみる、第1ガサガサでは『オイカワ幼魚』がタモ網の中に10匹程度入る。・・・・・・・・・おおおぉぉぉ未だ生き残っていたかぁ〜良かったのぉ〜〜〜!!
第2ガサガサでは『オイカワ君』に混じり2匹の『メダカ君』も観察出来ました。
これ以上の魚種はこのポイントでは観察出来ませんでした。

第2ポイントのテトラポイントに移動する途中の本流淵と溜まり等でガサガサを実施しつつ移動です。
途中のガサガサでは『モツゴ』・『タモロコ』・『ミナミヌマエビ』・『スジエビ』・『ザリガニ』の5種を観察!!
特にテトラポイント手前の流れの無い溜まりでは大型(100〜120mm)のオイカワ君(♂&♀)をあっさりとGETです。
最近、多摩川水系でも『ミナミヌマエビ』がだいぶ観察出来る様になりました。
昨年はこの『ミナミヌマエビ』はガサガサ探索を行ってもなかなか観察出来なかったのですが?
やはり日々多摩川水系の水質も改善されて綺麗になっているのでしょうか?

第2ポイントのテトラポイントで短い竿を出して小物釣りを20〜30分の間実施しましたが、水質が透明で良すぎた為か魚影は確認出来たのですが全然サワリ&喰いアタリがありませぇ〜んでした。・・・・・・・・早々に納竿して、またまた次なる第3ポイントへ⇒⇒⇒GO!!

≪水温5.9℃の12月多摩川水系のお魚君&エビ君達≫

オイカワ

メ ダ カ

モ ツ ゴ

タモロコ

ミナミヌマエビ

スジエビ

ザリガニ

ヨシノボリ

第3ポイントは淡水魚倶楽部ではお馴染みの野池です。
池の水はあまり浄化されておらずどちらかと言うと茶色で決して綺麗とは言えません!!
フィールドに着くと我々淡水魚仲間&へら師の間では嫌われ者の『カワウ』が3羽飛来して野池の中のお魚君達を得意の潜水法を駆使して追いかけ廻していました。
これではお魚君達もおちおちとしては居られずシェルター代わりの草の下に逃げている事でしょう!!
案の定、近場の淵にはお魚は一匹も居らず、枯れ草・葦等の生い茂ったポイントに固まって非難していたようです。
ポイントによってはここでも『オイカワ幼魚』はかなり固まっています、又本日初めての底生息魚である『ヨシノボリ』も2匹だけですが観察出来ました。


○○カモ君夫妻

イナゴ君

野池の中央で羽を仲良く休める『○○カモ夫婦』って何ですか良いですね〜ついついカメラで画像を撮ってしまいました。
それと驚いたのはこの寒くなった季節にお魚君ではないのですが『イナゴ』が未だ生きているのです。
葦(?)の穂にとまって居たのでこちらもパチリ!!
でも寒いのかあまり元気が無く、若干体色も褪せているような気がします、もう少しで土に返ってしまうのでしょうか?うむ〜〜〜
この『イナゴ』の休んでいた葦の穂ですが、良く見ると鍬の穂の様に種を付けているのです。
淡水魚倶楽部のひょうたん池に穂種を持ち帰り入れて見ました、来年は葦が出て来るのだろうか???
でも葦なのかチョット疑問です、まぁ〜これは来年のお楽しみと言う事で・・・・・・・・・


スッキリと晴れた多摩川水系よりの富士山です。(2003.12.21 AM07:00)

≪ガサガサ後記≫
2003年は1月3日より中本氏と共に北浦・霞ヶ浦方面の『タナゴ釣り』&『ガザガサ観察』で淡水魚倶楽部の幕が開き、その後も余暇を利用して日頃のストレス解消にと一年間多摩川水系、相模川水系、その他色々なフィールドにお魚観察ツアーを実施しましたが一年は本当に早いもので今年も『♪もう幾つ♪寝ると♪お正月・・・・・・・・・』と言う時期になってしまいましたね!!
皆様は今年度どの様にお過ごしでしたか?年頭の目標が達成出来ましたでしょうか?
1年は長いようで非常に短いと感じる様になった今日この頃ですが、今年のタモ納めはまだまだ年末のお休みを利用して淡水魚倶楽部ではお魚観察に繰り出したいと思っています。
今年はあと何回観察に行けますやら・・・・・・・?
又、観察に行けましたらアップしたいと思っております、皆様も寒い季節になりましたが風邪等をひかぬ様にしっかりと防寒対策をしてフィールドへ繰り出しましょう!!
春・夏・秋とはまた一味違ったフィールド環境下での新たな体験・観察が出来るものと思います。

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