釣行と採集2003.12-4
ラインフフ

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フィールド:相模川水系ガサ&小物釣り()!!
釣行日:2003.12.29 時間:09:00〜15:30 天候:晴れ 水温:12.0℃

長閑な田んぼの用水路で観察中〜!!

2003年度、最後のガサタモ網だぁ〜!!

へら師の横で真剣にヌマ&ヨシ底物見釣り!!

2003年度、最後の小物釣りだぁ〜!!

淡水魚倶楽部員の皆様〜もう今年度のお仕事はお済みでッかぁ〜!!
ナニナニまだまだお仕事が終わらな〜い!!おぉぉぉぉぉ〜頑張って一杯稼いでちょ〜ヨ!!
と言う事で2003年度『淡水魚倶楽部』のお魚観察も前回の多摩川水系ガサガサ探索に続き、今回は相模川水系でのガサガサ探索&小物釣りで本当に最後の締め括り(納タモ網&小物釣り竿)となりました。
最終会としては何処のフィールドへと色々検討したのですが、多摩川水系は前回実施し残すはやはり近隣の相模川水系と言う事になりました。
以前アップした田んぼの細もどうなっている事やら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

第1ポイントは以前サイトでもご紹介した田んぼの側溝での観察です。
フィールドに着くや側溝には全然水がありません〜!!
水田横の小川にも殆ど水が無く、水底が露出しています・・・・・・・お魚君達は何処へ?
しかし、小川に続く側溝の一部だけに多少の水溜りがありました。
野良猫か何かの先客が居たようで、水溜りからゴミを掬い上げてありました。
その中にうごめくものを発見、流石に若い人は眼が良いですね〜!!
ゴミの中には『ドジョウ』数匹と『キンブナ』が水より掬い上げられていました、全て未だ生きていました。
あと1時間でも到着するのが遅かったらお★様に・・・・・・・・・・
ポイントに到着した時にこの水溜まりに波紋ができたので、我々が到着するチョット前に何者(野良猫?鼠???)かがガサしていたようです。
その他この水溜りでは『ザリガニ』・『カワニナ』・『マシジミ』を観察出来ました。
また来年の田植えの時期には相模川水系より水を取り込むのでお魚君達もこの側溝に戻ってくるのでしょう!!
最近、広がりつつある田んぼに一年中水をはる、自然環境に優しい米造りと生物の自然回帰が可能な”不耕起水田”をどんどん増やしてほしいものですね!!

第2ポイントではガサ探索と小物釣りを致しましたが、ガサ探索では『ミナミヌマエビ』・『スジエビ』・『キンブナ』を観察。
多摩川水系とはチョット違ってここ相模川水系ではエビ類については『スジエビ』よりも『ミナミヌマエビ』の方が圧倒的に多く観察出来ます。
ガサガサ探索でアナカリスの密生する場所を探索した時には『ギンブナ』がタモ網の中に入りましたが、何かに尾鰭を齧られていました、多分上手く泳げずに水草に居ついていたものと思われます。
小物釣ではヘラ師が沢山居て、あまり邪魔をしてはいけないので短竿で岸辺に沢山居る。『ヌマチチブ』・『ヨシノボリ』を見釣りでチャレンジです。
餌は”アカムシ”が良かったのですが無く、途中で購入した”赤サシ”です。
チョット大きいので『ヌマチチブ』は警戒してなかなか喰いついてくれません、『ヨシノボリ』は石の下をシェルターとして餌が落下すると縄張りを形成していて威嚇しあいながら餌を咥えていきます。
全くの見釣りなので威嚇しあう様子が全て観察出来ます、HITのタイミングはサシが口の中に入った瞬間に上げないと飲み込まれて針外しが大変です。
なかなかタイミングが難しいですね、竿を上げるのがチョットでも早いと途中落下でバラシです。
結構、見釣りも『ヌマチチブ』と『ヨシノボリ』との頭脳合戦で楽しいものです。
自然環境では自分のシェルターとした石の周囲約50〜60cm程度を縄張りとしているようでその圏外までは餌を追わないようです。
また、縄張りに入ってくる侵入者は餌を捕食する前に全て威嚇して追い払っていました。

≪水温12.0℃の12月相模川水系のお魚君&エビ君達≫

ドジョウ

キンブナ

ザリガニ

カワニナ

マシジミ

ヌマチチブ

ミナミヌマエビ

スジエビ

ギンブナ

ヨシノボリ

ワカサギ

アブラハヤ

第3ポイント、此処もかなりのへら師がヘラブナ釣りを楽しんでいました。
池の隅で邪魔にならぬようにチョット長めの竿(2.1−2.7m)を取り出しての釣りとなりました。
中央付近にはかなりの魚影が上方から見えます・・・・・・『見える魚は釣れない・・・・・』と言いますが、此処のお魚は餌を入れれば喰いついてくる?
しかし、釣れるのは最近多摩川水系ではあまり姿を見ない『アブラハヤ』のみです。
釣れども、釣れども『アブラハヤ』!!しかし、ウキの入りがチョット違うアタリがぁ〜引きもチョット強かったですね『オイカワ君12cm』がHIT〜〜〜
前回もこの場所で『オイカワ君』をやっとの思いでHITして画像撮影時にジャンプして脱走された想い出がありますが、またまたやってしまいました。
と言う事で『オイカワ君』の画像はありませぇ〜ん!!
この後、倶楽部員が『ウグイ君』もHITしたのですが・・・・・・・・これまた脱走!!
本日の超目玉は何と言っても『ワカサギ』です、相模川水系で観察出来たのは初めてで驚きました。
生息しているのですね?一匹ならともかくとして今回は何と5匹の『ワカサギ』を観察致しました。
この池で繁殖しているのでしょうか???
上方から観察すると魚体は半透明で非常に美しいお魚です、今回GETしたサイズは8〜12cm程度でgoodサイズでした。



東名高速厚木IC附近での車中より撮影した富士山です。(2003.12.29 AM08:00)

≪ガサガサ後記≫
2003年度最後の『淡水魚倶楽部』のガサタモ網探索&小物釣りは相模川水系を選択致しましたが色々と考えさせられる事もありました。
前記しましたように田んぼの『不耕起水田』をどんどん増やして頂けると自然環境下で生息する生物達も増えていくのではないかと思います。
前回の多摩川水系のアップにも”富士山”が登場致しましたが、今回もフィールドに向かう途中で車中より撮影しました。
すっかりと雪化粧した”富士山”とても綺麗で気に入っています。
淡水魚倶楽部員の皆様がこのページを見られるのは多分2004年度になると思いますので・・・・・・・

 
 2004年 明けましておめでとうございます

今年度も昨年に引き続きまして皆様のご支援を受け賜りまして『淡水魚倶楽部』をヨロシク〜です!!

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