釣行と採集2004.01-2
ラインフフ

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フィールド:多摩川水系支流の初ガサ!!
釣行日:2004.01.11 時間:10:00〜14:30 天候:晴れ 水温:7.0℃

お父さん〜真剣にガサ入れ中で〜す!!

観察中!!うむ〜これが○○○だね!!

僕もお魚捕るぞ〜〜〜!!

2004年度、初ガサに皆様真剣で〜す!!

2004年のお正月も終わり、早くも三週目に突入してしまいました。
皆様如何お過ごしでしょうか?風邪等をひいて寝込んでいる淡水魚倶楽部員は居ませんでしょうね!!?
2004年度の初ガサは『ギバチさん親子』・『ハチさん親子』・『とも君』の面々で幕を開けました。
今年はどの様な生物と出会う事が出来るのでしょうか?先ずは初ガサの様子をレポート致します。
初ガサに選んだ川は多摩川水系支流です、フィールドに着いて先ず驚いたのは流れる水がまるで水道水の蛇口を捻ったかのような透明度の良さです。
とにかく手で掬って飲めそうな位綺麗です、いったいこの綺麗な川にはどの様な生物が生息しているのでしょうか、非常に興味津々でタモ網片手にいざ川へ〜〜〜!!
水温はかなり低下していて約7℃程度です。

≪第1ポイント≫
川に入り何分も経過しない内に各々の倶楽部員がバケツに入れて来た生物は・・・・・・・・・???
『ジュズカケハゼ』・『ミナミヌマエビ』・『シマドジョウ』・『ウグイ(大物:約150mm)』・『カワムツ』・『アブラハヤ』・『オイカワ』・『オタマジャクシ』・『ギンブナ』と早くも本日の観察種は9種を記録です。
その他画像は撮影しませんでしたが『カワゲラ』・『カゲロウ幼虫』は色々な種類が無数に観察出来ます、この川ではハヤ等の釣り餌には一切不自由しないようです、ですからお魚君達も色々と観察出来るのだと思います。
とにかく河川環境は非常に生物にとって良い環境に整備されている河川です。
生物との共生を重視して管理が実施されている河川ですね、護岸工事がされていなく川岸には草が生い茂る絶好の環境です。
東京にもこんなにも素晴らしい河川がある事に改めて驚かせられました。
SAKUも最初だけですがタモ網を片手に観察してみましたが、河川の溜まりには幼魚が群れています。
タモ網で掬ってみると『オイカワ』と『カワムツ』の幼魚でした、どちらかと言うと比率は『カワムツ』の方が多いようです。
多摩川水系でも最近は『カワムツ』が上流域から中流域まで繁殖生息するようになっていますね!!
と言う事で2004年度初ガサでの第1ポイントでは驚く程の短時間で多魚種観察が出来ました。
お子チャマ達もこれは『○○○』これは『○○○』・・・・・・・・・と結構、お魚博士になっているのには驚きました。
これもお父様のお魚好きの影響ですかね???

≪2004年度初ガサ観察でのお魚君&エビ君達≫

ジュズカケハゼ

ミナミヌマエビ

シマドジョウ

ウ グ イ

カワムツ

アブラハヤ

オイカワ

オタマジャクシ

ギンブナ

ギ バ チ

ザリガニ

モ ツ ゴ

タモロコ

カワニナ

カマツカ

ツチガエル(?)

≪第2ポイント≫
第1ポイントでは多摩川水系で一般的に観察する事が出来る『モツゴ』・『タモロコ』等がこの水系では一匹も観察出来ませんでした???
この水系には生息していないのであろうか???そんな事があるのだろうか???摩訶不思議???
第1ポイントではあっと言う間に9種類の生物を観察出来たのでチョット下流側に移動して以前に淡水魚倶楽部員が『ホトケドジョウ』を観察出来たポイントへ移動です!!
川の中に捨ててあったコーヒーの空き缶・・・・・・・・居ました居ましたとっておきの『ギバチ君』です!!
空き缶のプルトップのあの狭い場所から潜り込んでいたようです、このあともかわの中に放置されていた工事現場等で使用される△タイプのガードのパイプの中にも潜んでいるのを発見です!!・・・・・・・流石、淡水魚倶楽部員(とも君)!!
こちらは一度にダブルヒットとなりました。まさかぁ〜と思われる様な信じられない光景でした。
でも本当なのです!!凄い河川ですね〜〜〜
此処もやはり水はとても綺麗で透明です、若干第1ポイントに比較すると砂地の場所が多く点在しています。
この後、この水系には生息していないのかと心配していた多摩川水系では定番の『モツゴ』&『タモロコ』も顔を見せてくれて一安心でした。ほっ!!
『ザリガニ』&『ツチガエル?』も観察出来ましたがこちらは水温低下でチョット倦怠気味〜〜〜動きが鈍いですね〜!!
『ホトケドジョウ』にこそ出会えませんでしたが、『カマツカ』も最後の最後で怒涛の観察〜!!




2004年度初ガサ参加メンバーでの集合写真 ( Photo by gibachi :陰のみで失礼!!↑)

≪ガサガサ後記≫
2004年度最初の『淡水魚倶楽部』のガサタモ網探索は多摩川水系支流を選択致しましたが東京にもこんなに綺麗な清流があるのだと言う事に先ずは驚かせられた1日でした。
参加してくれたお子チャマ達も色々と生息生物の観察が出来たものと思います。
学校でお友達に色々と本日観察出来たお魚君達のお話を是非して頂きたいものです。
とにかくお子チャマ方に自然に興味を持ってもらう事が自然環境保護、しいては淡水魚保護にも絶対に繋がっていくものと信じています。
是非、皆様も生物観察に今年も出掛けてみましょう!!

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