釣行と採集2004.03-2
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フィールド:多摩川水系上流域のガサ観察!!
釣行日:2004.03.13 時間:11:00〜15:00 天候:晴れ 水温:10.0℃

@多摩川水系上流域・・・水が綺麗で〜す!!
!

A上流域よりチョット下った、溝って感じ!!

Bお子チャマガサ師たち〜観察結果は?

Bお父さんガさ師たち〜観察結果は?

いよいよ『淡水魚倶楽部渓流水槽』が立ち上がりました。
と言う事で今週はギバチさん親子&ジョルノさん親子と一緒に多摩川水系上流域に『山女を求めて三千里・・・・・』と言っても現在は未だ禁漁期間中で〜す。
とりあえず下見を兼ねて渓流水槽内に追加する渓流石を採石に出掛ける、この近辺はギバチさんのお庭のような場所で全てギバチさんにご案内頂きました。

@多摩川水系上流部に位置するキャンプ場附近の河川ですが、とにかく流れる水は汲んで飲めそうなくらいに透き通っていて綺麗でした。
夏期にキャンプをするのには最高の場所ですね〜〜〜是非、来て見たいと思うSAKUでした。
3月末までは禁漁期間が設定されているようです、近隣に生活するおばちゃんに聞いたのですが『この河川の山女は全て漁協が水産試験場より稚魚を購入して既に放流済みとか・・・・・・・』、大きな石の下より時々『山女?』の姿もチラホラ!!
残念でしたが渓流の清々しい空気のみを体内に採集して、禁漁期間中と言う事ですので渓流石だけを採石してこの場を後にしました。

Aギバチさんが普段より暖めていたと言う、チョット下った次なるポイントは如何に?
水深は20〜30cm程度の極普通に何処にでも流れている溝のような河川と言うか、排水溝と言うか。。。。。。?
しかし、こう言うポイントに以外とお魚をはじめとする水生昆虫が潜んでいるものなのですね!!
タモ網で一掬いしてみるとなななな何と小魚が沢山タモ網の中に!!
タモ網を水中から上げず、お魚にダメージを与えないように観察すると殆どが『ウグイの幼魚』のようですが中にチョット変わった模様のお魚が居ます。・・・・・・・・良く見えませぇ〜ん!!おっととと”メガネ”を車の中に忘れてきました〜参った!!
再度、観察するとやはりウグイ君とはチョット違って見えたお魚君の正体は如何やら『タカハヤ』のようです。
生息しているのですね〜?こんな溝のような河川にも・・・・・・?
その他、餌となっていると思われる水生昆虫(カゲロウの幼虫)等も画像はありませんが沢山観察出来ました。
このポイントでは『ウグイ』・『タカハヤ』・『ミナミヌマエビ』が上手く共存しながら生息しているようです。
自然界では夫々の稚魚・稚エビ及び水生昆虫等が餌になったり、餌にしたりして生態系が保たれているのでしょう!!


  
ウグイ タカハヤ ミナミヌマエビ & スジエビ シマドジョウ
ホトケドジョウ ギバチ ジュズカケハゼ カマツカ

B次なる観察ポイントは以前にもご紹介したポイントです。
此処も上流域になるのでしょう、流れる水は極めて透明で綺麗です、但し現在河川工事が終了したてのようで以前観察した砂底ポイントには泥が堆積してしまい『カマツカ』等の観察は出来ませんでした。
このように河川工事では時によりこのような生態系を崩してしまう事象が多々発生してしまいますね!!
砂底を好む『カマツカ』はいったい何処へ行ってしまったのでしょうか?
また前回の観察では出会う事が出来なかった『ホトケドジョウ』には出会う事が出来るのでしょうか?
夫々、生活環境に適合したポイントを見つけて移動したものと思われます、しかし河川工事の影響で流域より底砂が消えてしまうと最悪は『カマツカ』等は生息・繁殖ができず絶えてしまうのでしょうね!!
前回の観察では色々なお魚観察が出来たこのポイントでは全くお魚の姿は消えていました。
ひと雨降って堆積した泥が流されて、砂底がまた復活してくれる事を願いつつ下流側に移動して観察をして見ることにしました。
チョット下流側に移動したポイントでは狭い範囲ですが砂底のポイントがありました。
此処に移動していたようです、ガサ地帯(植物が水面にまで垂れている又は水草が繁茂しているポイント)には『シマドジョウ』・『ホトケドジョウ』・『ギバチ』・『ジュズカケハゼ』・『カマツカ』と次々に観察が出来て驚きました。
殆どの魚種初観察はギバチさんで流石です、この辺一帯を業務で庭のように駆け回っているだけありますね!!
特に『ホトケドジョウ』&『ジュズカケハゼ』は水温上昇に伴い既に抱卵しているようでした。
しかし、少しですが彼らが生息する為の適合生息環境が残っていたので安心致しました。


多摩川水系上流域です、流石に水は綺麗で冷たいですね!!

≪ガサ観察後記≫
淡水魚倶楽部の渓流用水槽には今回は『山女』は入居させられませんでした・・・・・・・と記載しようと思ったのですが?
何故だか神様のお導きと言うか、最後のポイントで思わぬ方との出会いがありました。
やはり親子連れでタモ網とバケツを持ってガサ探索している方と出会い、色々とお魚談義中に自宅で『山女』を飼育しているとか?そうなるともう諦めていた『山女』の話に没頭で〜す!!
なになに更に話がトントン拍子で進み『山女』を2〜3匹なら分けて戴ける・・・・・急遽、本日のガサ観察は終了!!と言う事で家にお邪魔する事に・・・・ラッキー!!・・・・・ギバチさん&ジョルノさん、SAKUの勝手な思いでゴメンナサイ!!
何でこうなるの???♪ウキ♪ウキ♪
居ました、居ました自宅水槽に『山女』5〜6匹&『カジカ』が飼育されていました、その中から2匹の『山女』を分けて戴きました、ありがとうございました、因みにこの方は『空手道場の師範』のようです。
その後、自宅水槽を拝見してまたまた驚きです。
水槽の上には以前庭にドテカイ池があり、その池で飼育していたと言う『イトウ』の剥製がぁ〜。。約80cmであったかな?
今年の5月頃に北海道に探索ツアーに行かれるとか。。。。。。。同行してみたいものです。
そんな事で多摩川水系で偶然出会った方から『山女』を譲り受けて現在、1200水槽で生活しています。
水温はクーラー使用により16℃に設定中ですが、やはり室内(1F)だと照明器具とガラス蓋の影響で三月と言えども温度上昇(クーラーが無いと約18℃程度に上昇)が激しいようですので、来月には室外900水槽に新たに渓流水槽を立ち上げてお引越しの予定です。
・・・・・・・このままだと夏期に突入したら電気代が物凄いのでは???

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