2004.06-2
BACK TO TOP BACK TO LIST 東航へら鮒研究会
フィールド:北浦&霞ヶ浦水系でのカネヒラ釣り!! | ||||||||||||||||||||||||||||||
釣行日:2004.06.19 | 時間:07:30〜18:30 | 天候:晴れ | 水温:24.0℃ | |||||||||||||||||||||||||||
何々、グルテンに『魔法の粉』を。。。。。!! |
早くも『オオタナゴ』GET〜〜〜!! |
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≪PART1≫ 2004年度の北浦&霞水系へは今回が4月に続き2回目ですが何時来ても良いですね〜!! 何と言ってもやはり自然環境の宝庫って感じです、チョット車で移動すれば水路&細があちらこちらに点在しています。 また本湖では沢山のドッグがあり『タナゴ類』の休憩場所となっています。 今回の釣行は『カネヒラ』の幼魚をターゲットとしましたが、果たして出会う事は出来るのでしょうか? また探索メニューに『アサザ基金』の調査メンバーと北浦で合流して生態調査を実施する事となっております、こちらも通常では探索不可能な『アサザ保護地区』でのガサガサ探索となるので非常に楽しみなイベントです。 『淡水魚倶楽部』としては珍しく若手抜きのどちらかと言うとロートル組でチャレンジです、最近車を運転するのが嫌で今回もドライバーは”カワセミさん”にお願いしての釣行と相成りました。 次回以降も探索時のドライバーは募集しますので淡水魚倶楽部員の皆様ヨロシク〜です!! と言う事で早朝AM5:00にSAKU宅を出発〜〜〜AM7:00”潮来IC”に無事到着です。 何時もの待ち合わせ場所である”潮来 道の駅”で集合です。 さて今回の参加ロートル組(チョットお叱りを受けるかも?)とは詳細計画を立てて頂いた”ひでちゃん”・”Oさん”・”SEIさん”・”カワセミさん”でした。 淡水魚倶楽部員の皆様は非常に器用で今回もひでちゃんからは『針外し』、SEIさんからは『仕掛け』を沢山頂きました、有難うございました。・・・・・・・近々に貴重なグッズを『淡水魚倶楽部員グッズコーナー』で画像アップ致しま〜す。 昨年度SEIさんが『カネヒラ』をGETした実績のある北利根川水系に先ずは行ってみました。 フィールドに着くなり水中で”ヒラ”を打っているお魚が上から見えます、居る事は間違いないようですが。。。。。 果たして『カネヒラ』なのでしょうか??? 水深は非常に浅いのですがとにかくチャレンジです、アシに囲まれたワンド状の@左・A右のポイントとB前方にはアシが無いポイントの三箇所で夫々竿を出して見ました。 @では『タイリクバラタナゴ』・『ヌマチチブ』・『ウキゴリ』をGET〜!! Aでは『タイリクバラタナゴ』・『ヌマチチブ』・『ウキゴリ』・『オオタナゴ』・『アカヒレタビラ』等々をGETです。 Bでは@Aの魚種の他に『アカヒレタビラ』をGETです。 1〜2時間、小物釣りをしていると今回初参加の『キンブナさん』からのTEL、こちらに合流すべく向かっているとか・・・・・・・・・・・ 『キンブナさん』の息子さんである『こざかな君』も同行、またこの子が年齢の割にはお魚通であり色々な事を習得していました。(驚〜!!) 30分後には合流(これで本日の平均年齢が大幅に改善〜!!?)したので、いよいよガサ入れ開始〜小物釣りでの釣果は上記の魚種でしたが、ガサ入れではどんなお魚が観察出来るのでしょうか? 早速、”こざかな君”も新しく本日の為に購入したタモ網でガサ入れ開始です。 ガサ入れでの観察出来た生物は『テナガエビ』・『ブルーギル』・『アシシロハゼ』・『タニシ』等々でした。 最後には”こざかな君”もだいぶガサガサの極意が解ったようで、次回一緒にガサ入れする時が楽しみです。 他のポイントでは『オオフサモの水草群生』が見事に水上葉を付けて、色も淡いグリーンが非常に綺麗でした。
≪PART2≫ 今回の釣行ターゲットである『チビカネヒラ』には北利根川水系では出会う事が出来ませんでしたが、今回の探索メニューに加えた 『アサザ基金』の調査メンバーと北浦で合流しての生態調査をするために北利根川を後にしました。 『アサザ保護地区』でのガサガサ探索は淡水魚倶楽部としても非常に楽しみな今回のイベントです。 既に”爪木地区”で『アサザ基金』の生態調査メンバーがガサ入れをしているようです、ポイントに着くと4人のメンバーが本湖のアサザ密生地帯に入って何やら探索しているようです。 初めは湖岸の車の中から彼らを見た時には貝採集道具を使用している奴がぁ〜〜〜まさかそこが調査ポイントは知らず、こいつら二枚貝の密猟者か?と思ったほどです。 しかし、後ほど『アサザ基金の生態調査メンバー』と分かり一安心しました。 現在は『アサザ』も黄色い花をつけて綺麗に咲いていました。 このポイントでの調査結果は『シジミ』・『イシガイ』・『クルメサヨリ』・『タイリクバラタナゴ』・『アシシロハゼ』・『ブラックバス幼魚』等々でした。 『クルメサヨリ』は淡水魚倶楽部でも以前北浦探索でタナゴ仕掛けに掛かってご紹介致しましたが非常に弱いお魚ですね!!>>>テイクアウト可能で有れば水槽で是非飼育・観察して見たいお魚ですが先ずテイクアウトは無理のようです!! こざかな君も貝採集道具をお借りして二枚貝の採集体験をさせて頂きました、初めての二枚貝採集体験にも拘わらず二枚貝が採集出来て非常に良い体験が出来たように思います。 今回はウェダーを着用してご一緒にガサ入れは出来ませんでしたが次回はご一緒に実施見たいと思います。 メンバーの1人が探索中に足を滑らせてドッポン〜〜〜ウェダーの中は水浸し状態で〜す!! ウェダー着用時には慎重に行動する事が必須ですね!! 調査を拝見していて”ガサ入れ”は淡水魚倶楽部員の方がチョット上手の様な。。。。。。。。。。。。。。。次回お楽しみ!!
≪PART3≫ 『アサザ保護地区』では調査メンバーとご一緒にガサ入れが出来なかった為、田んぼの水路にてガサ入れ〜〜〜!! またまた、こざかな君大活躍です、お母さんに購入してもらったガサタモ網でガ・サ・ガ・サ。。。。。。。。。。 このポイントで観察出来たのは『ザリガニ』・『メダカ』・『オタマジャクシ』でした、昼食をとっている間に竿を出して『アカヒレタビラ』を釣っていた方も。。。。。。。。。抜け目がありませんなぁ〜〜〜!! 本湖では二枚貝採集をしましたが、北浦には何処にでも生息しているようですね!! Oさんがテイクアウトした二枚貝からは既に大小の稚魚が沢山、孵出したようです。(何の稚魚なのかは未だ不明です。) 二枚貝採集に続き、初めての水路でのガサ入れが非常に気に入ったようです、ガサ入れ終了時点ではこざかな君もかなりガサ入れが上達したようですね!! キンブナさんとこざかな君とはこのポイントでお別れで〜す、またご一緒に観察しましょうね!! 次回お会いする時にはおさかな君は『脅威的なガサ入れタモ師』になっていたりして。。。。。。。。(爆笑)???
≪PART4≫ いよいよ本日のメインターゲットである『チビカネヒラ』釣りのフィールドに移動で〜す。 釣行ポイントはひでちゃんのご案内で北浦を後にして霞ヶ浦の舟溜りにて竿を出す事にしました。 やはり朝・夕が釣行には良いようです、ポイントに到着すると漁師さんが舟の修理をしていましたので丁寧に『タナゴ釣り』をさせてもらえるようにひでちゃんが交渉。。。。。舟溜りでのタナゴ釣り許可を頂きました、このあたりは流石ですね〜感心させられました。 最近マナーの悪い釣り人も居る様なので、皆様も一言断って『タナゴ釣り』を楽しみたいですね!! 舟溜り内のスロープでは何やら”ひらを打って”いるお魚の魚影がぁ〜〜〜 尽かさずポイントを攻める準備です、スロープだけに水深はほんの10〜20cm程度のタナです。 しかしこの浅ダナでも確実に『タナゴ』は餌を追っています、スロープに生えた苔・藻類を捕食しているようです。 となると。。。。。『カネヒラ』の期待も大です!! 狭いスロープに三人が並んでの釣行です、最終的にはSAKUも加わり4人で並んでの釣行となりました。 次々に『タイリクバラタナゴ』と『カネヒラ』が掛かってきました。 竿は1m前後で仕掛けは研ぎタナゴ針・メインウキ(自作)・シモリウキで餌は『黄身練り』・『グルテン』・『アカムシ』を夫々試してみました。 途中、タナゴ仕掛け等を扱っている非常に気さくなご主人の営む『夢工房 あすか』に寄ってグルテンに混ぜる『クロレラ』も購入致しましたが今回使用したかは???。。。。。この店で販売している究極の『タナゴ研ぎ針』には感動致しました。 『黄身練り』・『グルテン』ではアタリは常に出るのですがチビタナゴだけにタナゴが乗って来る確率は低いようでした。 それでも皆さん、『タナゴ釣り名人』であり『タナゴ』を次々とGETしていました。 このぽいんとではSAKUは暫くの間、コーナーで探索してみましたが、コーナーで現在釣れるのは『ウキゴリ』・『テナガエビ』だけでした。 仕方なく狭いスロープに乱入〜〜〜いきなり『チビカネヒラ』GET〜〜〜!! 本日のメインターゲットだけに非常に嬉しかったですね〜 その後も皆さん、『チビカネヒラ』を次々にGETしていました、サイズは30〜35mm程度でした。 一時は入れ食い状態に。。。。。。。群れで行動しているのが良く解りますね!! このサイズでは『黄身練り』・『グルテン』は落とされてしまうようです、本日好調だったのは『アカムシ』のチョン付け(2〜3mm程度にハサミでカットしたもの)が良かったような気がします。
≪釣行後記≫ 今回の北浦&霞釣行は『チビカネヒラ』狙いで探索致しましたが、”朝間詰め”か”夕間詰め”が良いという事でしたが朝は合流もあり第一候補のポイントには行けず”夕間詰め”のカネヒラ釣行となりました。 しかし、淡水魚倶楽部員の皆様の自作釣り道具には感心させられました。 何時も色々と自作品を頂きまして有難うございました、大事に使用させて頂きたいと思っています。 釣行時にはターゲットを決めて出掛けますが特に遠方への探索ではメインターゲットがGET出来た時はとても嬉しく子供状態になってしまうものですね!! 最終ポイントまでは『カネヒラ』に出会う事が出来ず、如何なることかと心配しましたが、そこは淡水魚倶楽部員の皆様流石です。 『カネヒラ』の釣れるであろうフィールド&ポイントをしっかりと把握しておりました。 ひでちゃんのご案内でターゲットとした『カネヒラ』にも出会う事が出来て今回の釣行計画は完璧であったと思います。 また、次回の北浦&霞探索を現在計画中です。 採集してテイクアウトした『チビカネヒラ』ですが現在は450水槽で生活しています、とても食欲旺盛で採集した時にはお腹もそんなには膨らんでいなかったのですが現在はパンパンです、こんなに捕食して大丈夫なのかと思うくらい良く食べています。 秋頃にはこのチビ君達も立派な成魚になると思います。 どちらかと言うと”植物性”の食べ物を好むので水草等は水槽内に欠かせないタナゴですね!! 既に水槽内に植えてあった『マツモ』(チョット硬め)さえボウズになっています、明日にでもひょうたん池で増殖している『アナカリス』・『ウキクサ』等を入れてあげる予定です。 それにしても大食漢には驚きです、またテイクアウト後の水槽挿入より僅かな時間(翌日の朝)で水槽全面に捕食の為に寄って来るのにも驚きました。・・・・・・・まるでGETされる前に水槽で飼育されていたかの様です。 また是非、北浦&霞水系の『タナゴ釣り』に出掛けて見たいものです。
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