2006.03-2
BACK TO TOP BACK TO LIST 東航へら鮒研究会 ”千代田湖 千和”
フィールド:霞ヶ浦の”ガサ探索”&”タナゴ釣り”!! | ||||||||||||||||
釣行日:2006.03.18 | 時間:08:30〜15:00 | 天候:晴れ | 水温:14.0℃ | |||||||||||||
集合前にガサ探索したポイント、小魚観察〜!! |
本番ガサ探索・・・しかし汚ねぇ〜!!水面には油? |
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ターゲットの『チョウセンブナ』確認〜観察〜!! |
タモ網の中に・・・・・・おぉぉぉ〜!! |
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昨年から計画していた、今回のガサ探索ターゲットは『チョウセンブナ』の生息確認です、既に淡水魚倶楽部員のジョルノさんによって生息確認されましたが、生息ポイントはかなり汚い水面には油が浮いているような水路とのこと。。。。。。? SAKUも如何しても生息ポイントの環境が確認したくて淡水魚倶楽部員と共に観察へ〜!! 事前情報の”とにかくこんなポイントには絶対に生き物は生息出来ない!!”と思われるポイントへ行く前にひでちゃんと合流!!・・・・am08:00集合だったのですが、何故か2人とも合わせたようにam06:30にはICに到着!! ポイントへ向かう途中、幾つかの水路を探索してみました、水路は水が止まっているこの時期は何処も水深がなく流れがないために水交換がされずに淀んでいます。 最初の水路ポイントではそれでも『ヒメゲンゴロウ』・『ドジョウ』・『モツゴ(幼魚)』・『テナガエビ』が観察出来ました、流石は霞ヶ浦の水路ですね〜!! またでかい『オタマジャクシ』も観察できました〜何回見てもちょっとグロテスクですなぁ〜!! このポイントの土手では既に春到来を感じさせる『つくしんぼ』が沢山観察出来ました。⇒画像は最下段掲載してあります。 am08:00 本日の参加メンバーが全員集合!! 皆さんの時間厳守には驚かさせられますね〜(#^.^#) ひでちゃんの愛車に便乗させて頂き、本日のメインターゲットであるガサ探索ポイントへ・・・・・・・・そして到着!! おいおい、本当に汚い水路で〜す!!\(><)/ギョッ こんな水面に油が沢山浮いていて、しかも赤錆色のヘドロの塊となったものがプカプカと水面に漂っているポイントに本当に生き物が生息しているのでしょうか???・・・・・・何処までも????が続く環境です。 早々にタモ網を水路に入れて見ると水路の底は正しく黒いヘドロが堆積していて一緒に掬ってしまうともの凄い悪臭が漂ってきます。 幼い頃に体感している隅田川&神田川の臭いを久しぶりに想い出しました。・・・・・・臭いっす!! 手に付くとなかなか臭いが落ちない!! なるべくヘドロをタモ網で掬わないようにヘドロの上側だけをガサって見ましたが、ターゲットである『チョウセンブナ』の生息は全員確認出来ませぇ〜ん!!?・・・・・・生息している筈がありませぇ〜ん!!?ポイントが違うのでは??? 絶対にこのポイントには生き物は居ないと思ったのですが、それでも『シマドジョウ』・『ミズカマキリ』・『ギンブナ(幼魚)』・『モツゴ』等は如何にか確認できました。 この生物達はこんな生息環境としては最悪と思われる環境下でも生き延びているのですね!! 特に『ミズカマキリ』などは通常は体色が薄茶なのですが、このポイントで観察した『ミズカマキリ』は錆色をしています、うむ〜水質は鉄分が多くまるで体が錆びてしまったような感じです。(?鉄錆分が付着しているようです。) 仕方なく事前に生息観察をしたジョルノさんにTEL・・・・・お〜い、観察出来ないよう〜!!此処でジョルノさんより観察秘伝を伝授されました!! うむ〜なるほどそうでしたか??? 早速、SAKUが伝授された”マル秘ガサ探索法”を試してみると。。。。。。。おぉぉぉぉぉ〜『チョウセンブナ』第1号確認〜!! この後、淡水魚倶楽部員に秘伝のガサ探索法を伝達・・・・・・・皆さん、今迄観察出来なかったのですがSAKUの第1号観察で俄然やる気を出してガサ探索再開・・・・・・そして生息確認をしました。 これも『チョウセンブナ』の生息環境に対応した生き方だったのでしょう!! またひとつ自然環境での生き物生息状況を勉強させられました。 しかし、この汚い環境でも生物は環境に適応して生きて伸びているのには感動させられました。 出来ればもっと綺麗な環境で生息させてあげたいものです!!・・・・ヘドロ&油は如何にかならないものですかね〜!! 今回、観察した『チョウセンブナ』については別途、淡水魚倶楽部の”飼育&繁殖”コーナーでご紹介する予定です。 ガサ探索はターゲットを確認出来たところで早々に切り上げて、次は”タナゴ釣り”へ行ってみましょう!!
今回の霞ヶ浦タナゴ釣りはひでちゃんのガイドで本湖への流入河川でやって見ましたが、まだ早いのか『ギンブナ』・『オイカワ』・『モツゴ』等は観察出来ましたが『タナゴ』の姿は見られませんでした。 流入河川では『ハクチョウ』が側に寄ってきて餌の催促で〜す!! SAKUの靴を突付いてきま〜す、まじかで見るとかなりデカイので・・・・・・うむ〜こやつ!! おいおい君が来るとお魚が逃げてしまう。。。。。。手で追い払おうとすると何と『ハクチョウ』が威嚇の唸り、グゥ〜!! おぉぉぉ〜『ハクチョウ』って結構怖いものなのですね〜ちょっと怖かったですなぁ〜初めての体験でした。 色々と流入河川での生息状況を観察した後、本湖の船溜りへ戻って『タナゴ釣り』を再開です。 先ずは深いタナを探ってみましたが、全然サワリがありません? SAKUが船溜りのコーナーで釣っていると水面近くに漂っていた沢山の枝周りで『タナゴ』がヒラを打っている姿が時々観察出来ました。 うむ〜本日は浅ダナで群れているようです、仕掛けのタナを即変更です。・・・・ウキ下は約20cm程度に!! 餌は”アカムシ”を付けて浅ダナ1投目!! うむ〜ヒラを打っていた『タナゴ』が餌に反応しているらしく、ウキがピクピクしています。 次の瞬間、いきなりウキが消し込み〜このアタリにはチョット焦りましたが合わせると『アカヒレタビラ』が針に付いてきました。 そこで全員が浅ダナに変更!!ボツボツですが『アカヒレタビラ』&『タイリクバラタナゴ』がHITしてきます。 天気予報では夕方から雨・・・・・?pm03:00、そろそろ陽も厚い雲に隠れてチョット寒くなってきました。 『タナゴ』も数こそ少なかったですが釣れたので、ここらで本日の霞ヶ浦の”ガサ探索&タナゴ釣り”は終了で〜す!!
『チョウセンブナ』は固体をはじめて自然環境下にて観察しましたが、色々な魚種の特徴を持っている興味津々のお魚ですね!! @眼:『オヤニラミ』に似た、他のお魚と異なる楕円の形状をしています。 A鰓:『オヤニラミ』に酷似した色彩の斑紋があります。 B口:熱帯魚の『キッシンググラミー』に似た口の動きをみせてくれます。 C背鰭・尻鰭:鰓上部より尾鰭付け根附近まで長い鰭です。 D腹鰭:先端が尖った変形した鰭を持つ。
≪ガサ探索後記≫ しかし、『チョウセンブナ』の生息環境には驚きました、今回特に固体観察をしたポイントでの最悪の環境を好んで生息しているのでは無いと思います。 もっと生息環境が良ければ外来種とはいえ、もっと繁殖することでしょう!! まぁ〜この最悪な環境下には他の外的となる淡水魚等が生息出来ないことも生き延びている要因の1つなのかも知れませんね!!?何とも複雑な心境です。 フィールドでは既に『つくしんぼ』も観察出来た3月末でしたが、まだまだ陽がかげると寒い今日この頃です。 次回の探索は何処へ・・・・・・・・・ BACK TO PAGE TOP |