釣行と採集2006.03-4
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BACK TO TOP BACK TO LIST 東航へら鮒研究会 ”千代田湖 千和”

フィールド:多摩川水系の”ガサ探索”!!
釣行日:2006.03.18 時間:14:00〜15:30 天候:晴れ 水温:15.0℃

”初ガサ探索軍団4人衆”の観察開始〜!!

皆さん、タモ網の中に入る生き物に感動〜!!

枯れ草の間に緑の新芽もちらほら〜!!

ただ1人”ウェダー装備”で元気ハツラツ〜!!

本日は多摩川水系での『マルタウグイ』の遡上観察を淡水魚倶楽部員と共にしてきました。
午後からも午前中に引き続きフィールドへ出て遊ぶのには絶好の春到来を思わせる天候です。
昼食後には小物釣りと思っていたのですが、生憎皆さん小物釣り道具を持参していなかった為、タモ網を持って今年度初めての地元多摩川水系ガサ探索に出掛ける事に・・・・・・・・・
今回の『マルタウグイ遡上観察釣り』に参加した淡水魚倶楽部員のメンバーはタナゴ釣り等ではご一緒するものの”タモ網ガサ探索”はとにかく初めての挑戦です。・・・・・・如何なることやら???

久々に来た多摩川水系は若干減水しているような感じです。
五本松附近は護岸工事の施工によりお魚が居付くポイントが消滅してしまった為、幾つかの野池のガサ探索にしました。
水は何処もあまり良い状態とは言えませぇ〜ん!!
今回はSAKUもあまり探索した事の無い土手から本流へ向かう途中にある野池(砂利穴水溜り?)も探索してみました。
お魚が居るとはとても思えないような小さな砂利穴水溜りでもタモ網で探索してみると思わぬ生き物が観察できます。
最近、多摩川水系でも『ミナミヌマエビ』がかなり繁殖していますね!!『スジエビ』については抱卵しているデカエビも観察出来ます。
ハナさんはしっかりとウェダーを準備してきたようで川の中に入ってのタモ網ガサ探索はお任せ致しました。
やはりタモ網の中に様々な生き物が入ると皆さん感動していました。・・・・・・”これはなあに〜!!”連発で〜す!!
とにかく未だ名前も知らない生物との出会い、これは最高ですね〜

SAKUさん〜”頭のデカイお魚が捕れましたぁ〜!!”・・・こう言われるとSAKUの頭の中を過ぎるお魚はこの流域では『ヌマチチブ』or『ヨシノボリ』か???おぉぉぉ〜本日のガサ探索での新種だよ〜〜〜なかなかヤルネ〜!!
ところがタモ網の中を幾ら探しても水草と枯れ草は入っているのですが、お魚らしき姿は全然見あたりませぇ〜ん???
”もの凄く小さかったんですよ〜タモ網の中に入ったんで〜す!!”・・・・・・・でも幾ら探してもSAKUには解りませぇん〜小さいと言ったて10mm程度だろうと頭の中では考えていました。
再度タモ網の網部だけを水の中に浸けると、”これですよ〜ん、やはり居ましたよ〜ん!!”・・・・・うむ〜???
SAKUが示唆されたタモ網の場所を再度見ると確かに小さ〜い(5mm程度)生き物が居ましたが、お魚ではなくて水生昆虫(カゲロウの幼虫)だぁ〜〜〜馬鹿モン〜ん!!>^_^<ぎゃははー”淡水魚倶楽部失格〜”と言いたいところですが、本日初めてのタモ網ガサ探索でした、今後に期待大です。
まぁ〜初めて見ると見方によっては稚魚にも見えますかね???見えるかぁ〜???(●^o^●)



多摩川水系でSAKU宅近隣のお子様達と遭遇!!

探索ポイントを伝授、色々と観察出来ました〜!!

先生〜・・・もうガサ探索止まりませぇ〜ん!!

珍客到来・・・思わぬ処で”ギバチさん”と遭遇!!

暖かい陽気に誘われてお子様方もお父さん&お母さんと一緒にフィールドに大勢来ていて、川遊びと色々な自然観察をされていました。・・・・・・未だ川に入るのはチョット早いですね!!
中でも多摩川水系でSAKU宅お隣の”生き物大好きお子様軍団”(とにかくお母さんも生き物大好きなんです)と遭遇!!
タモ網は皆さんお持ちなのですが未だ何も捕れていないようなので、既に探索して『メダカ』・『ザリガニ』・『スジエビ』・『ミナミヌマエビ』等を観察したポイントを伝授!!・・・・・・・色々と生き物が観察出来たようです。
これからの春⇒夏⇒秋まではお子様方はお休みの日には自然環境のフィールドへ飛び出して色々と自然観察をして頂きたいものです、多摩川水系には沢山の自然と感動が待っています!!
そんな事をしているとSAKUだけ置いていかれ淡水魚倶楽部員より携帯にTEL・・・・・・”SAKUさん〜『ギバチ』をタモ網で確保しましたぁ〜”・・・・・・おいおいこの流域で『ギバチ』は珍しいぞぉ〜!!
皆と合流するとお魚の『ギバチ』ではなく。。。淡水魚倶楽部員の”ギバチさん”をタモ網で確保したようです。遭遇2(#^.^#)
またまたメンバーが1人増えてガサ探索再開です。
この後は『ギンブナ』・『オオヨシノボリ』・『オイカワ』・『モツゴ』等を観察、水生昆虫では『イトトンボのヤゴ』・『ギンヤンマのヤゴ』を観察しました、そして”頭の大きい水生昆虫”か???(o^^o)
『ギンヤンマのヤゴ』は羽化まで飼育観察してみようかな???面白そうですね!!
特に『オオヨシノボリ』は♂&♀でGET〜最近なかなか出会えなかっただけに感動!!
また『オタマジャクシ』も一杯〜でした、卵塊も観察できました。(画像は”生き物大好きお子様軍団”の採集バケツ)


≪本日の観察魚&水生昆虫&水草≫

メ ダ カ

ギンブナ

オオヨシノボリ(♂&♀)

オイカワ(幼魚)

モ ツ ゴ

スジエビ

ミナミヌマエビ

ザリガニ

ヤゴ(イトトンボ)

ヤゴ(ギンヤンマ)⇒

⇔アップ画像

カエルの卵塊とオタマジャクシ
***
エ ビ モ

アナカリス
***

『エビモ』を少しテイクアウトしてきました、早々に水槽へ移植しました。(下画像)
多摩川水系もあちらこちらで護岸工事等により水草の繁茂していたポイントが減りつつありますが、やはり水草も生態系に欠かせないものですので、しっかりとした自然環境保護を盛り込んだ護岸工事計画をして施工して欲しいと思う今日この頃です。


『エビモ』(淡水魚倶楽部水槽内に移植した画像) 2006.03.25  Photo By SAKU

≪ガサ探索後記≫
暖かな春到来の1日を久々に地元の多摩川水系で淡水魚倶楽部員の皆様と一緒に楽しく過ごしました。
またフィールドにおいて”生き物大好きお子様軍団”との遭遇もあり、これからの多摩川水系では川遊びが非常に楽しくなる季節ですので皆様も是非、身近なフィールドに飛び出して自然環境とのお付き合いをして頂けると幸いです。
それにしても”初ガサ探索軍団4人衆”はガサ探索の感動に魅了されたらしく時間の経つのも忘れ、お子チャマに変身〜
あと何ヶ月かしたら勤務先の学校にも水槽が導入設置されるのでは・・・・・・・?
学校のお子様方にも是非本日のフィールドでの自然観察体験と感動をお伝えして頂き、出来れば一緒にフィールドに飛び出して体験させてあげて頂ければ最高ですね!!
自然環境への関心がもてる底辺を皆様で拡大していきましょう!!・・・そこにはきっと”生物”と”人間”が同じ環境で共存できる素晴らしい環境が待っている筈です。

次回の探索は何処へ・・・・・・・・・

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