釣行と採集2007.01-4
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フィールド:新春プチガサ探索U『多摩川水系』!!
釣行日:2007.01.13 時間:12:00〜14:00 天候:はれ 水温:8.0℃

新春プチガサ第U弾 『多摩川水系』

第T弾とは異なるポイントへ!!

おぉぉぉ〜流石ガサ師、空き缶の中を探索〜!!

ガサ地帯にはやはり・・・・・色々っす!!

2007年のガサ探索第U段は第T弾に続き多摩川水系のお魚を観察してみました。
晴れてはいるもののチョット寒く、水温は8℃といよいよ一桁に突入しています、お魚はこの水温になると少しでも暖かいポイントを探して移動しているのでしょうね!!
水深の浅いポイントでは『オイカワ』の幼魚が群れをなして泳いでいるのが観察できますが、夏場あれほど岸際に群泳していた『メダカ』はすっかり姿を消しています。・・・・・・何処にいってしまったのでしょうか?

何箇所かのポイントを探索してみましたが、流石にこの時期はお魚の観察数も少なくなっています、それでも『タイリクバラタナゴ』は今までで一番大きいサイズを観察しました。
サイズは50mm程度です、『チビタイバラ』は今迄にも何度となく観察していますが、多摩川水系で淡水魚倶楽部が観察した固体では最大ですね!!
一瞬もう1匹『タイバラ』かと思ったのですが、『フナ』でしたぁ〜!!

最近は大雨の影響で増水すると上流域から流されてくるお魚に『ジュズカケハゼ』が居ますね〜このポイントでは『ヨシノボリ』はあまり観察出来なくなったように思うのですが、この『ジュズカケハゼ』が中流域または下流域で最近は観察出来ます。
多摩川水系の生態系も少しづつ変化してきているようです。
また甲殻類に於いても多摩川水系では何年か前までには上流域でこそ観察出来ましたが、中流域〜下流域に掛けては滅多に観察出来ずにタモ網に入ると、おォォォォォ〜『ミナミヌマエビ』GET〜〜〜・・・・・・と絶叫したような想い出があるのですが、これも以前沢山観察出来た『スジエビ』の生息数よりも現在では多いような気がします。
特に湧水があり、流れの緩やかなポイントまたは溜池状の水温の高いポイントでは『スジエビ』の繁殖形態(ゾエア幼生)に比較して『ミナミヌマエビ』の繁殖形態(稚エビ)に軍配が上がってしまっているようです。

今回は水生昆虫にも遭遇、『フウセンムシ』だと思うのですが、あまりのチビで画像があまり上手く撮れませんでした。

この時期に観察したお魚の体型を比較すると『タイバラ』・『フナ』等は非常に肥えているのですが、『メダカ』はこの水温になると捕食も控えめなのか、どの固体をみても夏期に比較すると非常に痩せていますね!!


タイリクバラタナゴ

フ  ナ

ジュズカケハゼ(稚魚)

メ ダ カ

オイカワ(幼魚)

スジエビ

ミナミヌマエビ

フウセンムシ
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Photo By gibachi

『オイカワ』の幼魚については群泳しているのがあちらこちらで上方からも観察出来るのですが、サイズは15〜20mm程度の固体が多いです。
中でも沢山のエサを捕食していると思われる固体は稀に30mm程度の固体も混じっています。
やはりお魚の世界でも沢山エサを捕食して他の個体よりも早く大きく成長するものが必ず居るのですね!!
しかし、定番の『モツゴ』・『タモロコ』等はこの日は1匹も観察することが出来ませぇ〜ん?いったい何処へ移動しているのでしょうか?


2007年度、ガサ探索第U段で観察した『オイカワ幼魚』

≪新春プチガサ探索第U弾後記≫
2007年度、第U弾のガサ探索も多摩川水系としましたが、第T弾とは多少下流域と前回とは異なったポイントでしたので、観察できたお魚もチョット増えました。

最近の淡水魚倶楽部員のジャンパーは”レッドカラー”が流行っているらしい・・・・・・?(●^o^●)
確か、第T弾でも登場した淡水魚倶楽部員も”赤色”であったような?

上方の画像でもご紹介致しましたが、ギバチさんの探索・・・・水中に沈んでいる”空き缶”の中を・・・・流石ですね〜お魚の生息行動を良くお勉強しておりますです。・・・・・結構、底生息魚は”空き缶”等のシェルターに潜んでいますよ〜ん!!

お魚画像スペースが一箇所空いたので、ギバチさんのブログより無断借用((^。^))して”SAKU魚”をアップしました。
また、近々に新春プチガサ探索シリーズの第V弾(多摩川水系)をアップする予定です。
次は淡水魚倶楽部員の防寒着は”赤色”では無いだろうねぇ〜!!(#^.^#)まぁ〜新春ですから丁度良いかな?

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