釣行と採集2007.01-6
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BACK TO TOP BACK TO LIST 東航へら鮒研究会 ”千代田湖 千和”

フィールド:プチガサ探索『相模川水系』!!
釣行日:2007.01.20 時間:11:00〜14:00 天候:くもり〜雪 水温:6.0℃

相模川水系の第@ポイント 『アナカリス』が繁茂!!

湧き水があり『ヌカエビ』のオアシス!!

相模川水系の第Aポイント 『ヌマチチブ』天国!!

水質は極めて良好、『ヌマチチブ』、『カマツカ』!!

相模川水系の第Bポイント 『生体反応』なし!!

水深は10cm程度・・・何も居ませぇ〜ん!!

相模川水系の第Cポイント 『底生息魚』天国!!

水深は1m程度あるところも・・・水質は良好!!

昨年(2006年)の”釣行&採集記録”を見ると何故か1度も相模川水系のガサ探索へは行かなかったようです?
本日は平井川水系での探索を予定していましたが、ナビの淡水魚倶楽部員が参加出来なかった為、予定を変更して相模川水系に1年6ヶ月ぶりに探索に行ってきました。
東名川崎IC附近で突然何か白い小さいものが車のフロントガラスに・・・・・・・?おぉぉぉ〜小雪ちゃん\(◎o◎)/!
如何も早朝よりチョット寒いなぁ〜と感じていたのですが、まさか雪が降るとは・・・・・?
しかし、支度をして途中まで来てしまったので”相模川水系”へGO!GO!!\(^o^)/
厚木ICを降りた後に道を間違えてしまい、相模川水系ではなく中津川水系へ到着してしまいました。ヾ(>y<;)ノうわぁぁ
せっかくなので車から降りて中津川水系を見て来ましたが、なかなか良い環境で小物釣り等も出来そうなポイントがありました。
まぁ〜今度は中津川水系での探索も面白そうなので、また訪れてみたいと思います。
・・・・・という事で、チョット寄り道をしてしまい、本日の目的フィールドへの到着はam11:00頃になってしまいました。

第@ポイントは本流から分かれた支流というか、溜まりみたいなポイントです。
中央付近はかなりの水深があるため、ヘラブナが放流されているらしく10人程度のヘラ師が竿を出しています。
あちらこちらに細目網とロープが張り巡らされています、”鵜”がヘラブナを捕食しに飛来するのを防止しているものと思います。
以前来た時には”鵜”が飛来して来ないように、見せしめの為かロープに”鵜”を吊るしてあったのを見ました・・・・・チョット遣り過ぎかな?
ヘラ師達の邪魔をしないように水深の浅いポイントでタモ網を入れると・・・・・其処は『ヌカエビ』のパラダイス!!
水草もかなり繁茂していてエビ類が生息するのには最適な環境なのでしょう!!
また湧き水も出ているので本流と比較すると水温も高いようです。

第Aポイントも本流脇の支流ですが、此処は更に水草(アナカリス)が密生しているポイントです。
増水で泥も一緒に流されてきた為に水草は殆どが茶色(泥が付着)ですが、少し洗うと綺麗な緑色の新芽が沢山芽吹いています。
近寄って更に観察すると『ヌマチチブ』が石の下に隠れるのが観察出来る程度に水は極めて透明です。
第@ポイントとは異なりこちらはかなり低水温(6℃程度)となっています。
しかし、『ヌマチチブ』は稚魚・幼魚、そして成魚と色々なサイズの固体がタモ網の中に入ります。
このポイントでは過去にも探索した事があるのですが、驚いたのは今迄1度もタモ網に入らなかった『カマツカ』が観察出来ました。
おそらく増水時に本流から流されて来た固体が居付いたものだと思います。


モ ツ ゴ

フ  ナ

カマツカ

ウ グ イ

シマドジョウ

ヌマチチブ

アブラハヤ

オイカワ

メ ダ カ

トウヨシノボリ

オ タ マ

コオニヤンマのヤゴ

ヌカエビ

スジエビ

アメザリ

第Bポイントは田んぼの水路でしたが、水深は今の時期殆どなく10cm程度でした。
まぁ〜田植えの始まる季節までは引き水もしないので、前年に取り残されたお魚をはじめ水生生物達はカラス、シラサギ等の野鳥のオヤツになってしまったのでしょう!!・・・・・これも”自然の掟”ですね!!

第Cポイントに到着した時にはまた小雪ちゃんが落ちてきて、SAKUは此処で本日のギブアップ宣言!!(;_q))クスン
ヨシヒ君はまだまだPOWERが余っているようで、再びチャレンジです。・・・・・若いって良いでスなぁ〜!!d=(^o^)=b
このポイントはSAKUも初めて探索するポイントでしたが、なかなか良い環境のポイントでした。
水深は1m程度ある場所もあり夏の季節なら色々なお魚等がこのポイントで生息しているのではと思います。
砂地、砂利、水草、岩、溜まり、流れ・・・・・・水生生物の為の生息環境が全てが揃っているようなポイントです。
『シマドョウ』・『ヌマチチブ』・『ヨシノボリ』と底生息魚が観察出来ました、また中層魚の『ウグイ』・『オイカワ』・『アブラハヤ』等も観察出来ます。
6月より7月頃に再び探索に来て見たいポイントですね〜!!o(^o^)oウキウキ


2007年の『相模川水系本流』、結構水量は多いようです!!

≪プチガサ探索後記≫
やぁ〜昨年暮れから雪には遭遇していなかったのですが・・・・・・
目的のポイントへ向かう途中で小雪が落ちてきて、本日は今年一番の寒さだったようです。
相模川水系では久々の探索でしたが、多摩川水系に比較すると河原に車で降りられる場所も多く、大勢の皆様が河原で遊んでいますね!!
多摩川水系ももう少し相模川水系の環境をお勉強した方が良いような気がします。
護岸はされているのですが、護岸から本流までの間隔をしっかりと整備していますね!!
東京を流れる河川と神奈川を流れる河川の周囲状況(住宅状況等)の差で出来ないのですかね?
皆様が河川に親しみを持つことが一番大切な事なのですが・・・・・・・・?

今年の探索では前回までに3回の多摩川水系の探索(新春プチガサ探索第T弾〜V弾)をアップしましたが、多摩川水系で増殖している『ミナミヌマエビ』は居らず、相模川水系では『ヌカエビ』、『ヌマエビ』が多く観察出来ます。
また、今回観察した『シマドジョウ』ですが、非常に体側の模様がはっきりと細かな固体を観察しました。
ドジョウ科は特に地域変異が大きいことが周知されていますが、もの凄く綺麗な固体でした。

本日もしっかりと運動をしてきましたぁ〜!!明日は昼まで熟睡かな?zzzzzzz

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