釣行と採集2007.04-6
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BACK TO TOP BACK TO LIST 東航へら鮒研究会 ”千代田湖 千和”

フィールド:西伊豆水系のガサ探索!!
釣行日:2007.04.29 時間:07:30〜14:30 天候:はれ 水温:13.0℃

おぉぉぉ〜日本の象徴”Mt.Fuji”!!am05:00

『エビ中毒』のyoshihi(^。^) 近年、生息数減とか・・・

真剣に探索中で〜す!! Mr.ooizumi

地元の”スイツキボッチャ(ハゼ類総称)”参画

出家中のボウズが『ボウズハゼ』探索(#^.^#)

”箱メガネ”&”タモ網”にて何を捕るひとぞ?

”箱メガネ”で水中観察するとこんな感じです

昨年度は此処西伊豆水系のガサ探索は計画はしていたのですが計画倒れとなりお邪魔することが出来なかったのですが、今年は4回目となる訪問が実現致しました。
昨日(04/28)の”霞ヶ浦タナゴ釣り&ガサ探索”に続き連荘での計画でしたが、早朝より出発して東名高速沼津IC経由で一路、目的の河川にGO!!GO!!
陽も上がり明るくなって来た東名高速で見た富士山はとても綺麗でした、これだけで高速代を払ってもなんですか儲かった気分になるのが不思議です。
やはり富士山は最高〜で〜す!!☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆
目的地に向かう途中で何時も訪問時にはお世話になっている○○川非出資漁業共同組合の組合長さんにTELしたところ、本日は地域住民総出で河川流域の清掃活動を実施するとか・・・・・・我々も河川の中のゴミ拾いをと思ったのですが、空き缶等のゴミはありませぇ〜んでした。
常に流域住民の方々のこの河川に対する思いが綺麗な河川を維持しているのでしょう!!

am07:30、長かった道程に終止符がうたれ、如何にか目的のポイントに到着しました。
相変わらず水質は申し分の無い状態でしたが、上流域では河川の状況が変わっていました。
人口的な巨大パイプが河川を横断しており、自然環境の景観も以前より悪くなっていました。
やはり人間の手が少しでも入ってしまうと生態系にも何らかの悪影響が出ているのではと思います。
この河川でお魚観察をする時には何時もお世話になっている”○○川非出資漁業共同組合”の組合長さんに今年もご挨拶をしたところ、”近年は『エビ類』の生息数が激減しているとか”?・・・・・うむ〜最初にこの水系にお邪魔した時(2002年:5年前)に比較すると確かに生息数が減っているように感じました。
初回訪問時には水草の近傍をタモ網でひとすくいしたら『ヌカエビ』がどっさりとタモ網の中に入り驚いたことを想い出します。
前記した如く人工的な機材等の設置で水流等の流れが変化しているのも一つの要因としてあるのでは?
『イシマキガイ』等も生息ポイントが完全に変わっていました、生息数も以前に比較すると激減しているように思います。
とにかくこの水系での生息魚種こそ保っているものの生態系が変化している事は否めないようです。

川に入って最初に遭遇出来たお魚は『ウキゴリ』でした、大物で12cm程度ありました。
岸際の浅瀬でも足元附近で沢山観察出来るのはこの水系での定番の『シマヨシノボリ』です、とにかく浅場の石の下には必ず居付いていて石を上げれば必ず観察出来ます。うむ〜もの凄い良い環境なのですよね!!
『シマヨシノボリ』と同様と言うかそれ以上に生息していると思われるのはこれまたデカイ『ヌマチチブ』・・・おぉぉぉ〜お魚撮影ブースにも入らない程に頭でっかちで〜す!!
仕方なく横向きで記念撮影です。(→o←)ゞあちゃー
希少種である『アユカケ』にも今年もまた遭遇する事が出来ました、やはり貫禄がありますね〜(*^_^*)
スタイルが一番良いと思われる『ゴクラクハゼ』も今回はかなり観察出来ました、過去2〜3回の探索では遭遇出来なかった魚種です。
逆に過去は観察出来たのに今回は観察出来なかった魚種は『カマツカ』・『アブラハヤ』の2種です。
如何なのですかね〜たまたま探索した時間帯、ポイントが以前と異なったためか?やはり環境の変化のためか?定かではありませんが、どちらにしても残念でした。
まぁ〜後者で無い事を祈ってまた来年度の探索を夢見る今日この頃です。
そうそうこの水系で一番観察し易そうで難関なのが『ボウズハゼ』ですね!!
これまた石の下に潜んで居るのですが、なかなか手強く石を上げると素早く逃走するタイプと附近の石の下に頭だけ突っ込んでじっとしているタイプがいます。
後者の場合には上方からタモ網を被せれば捕獲出来るのですが、タモ網を横から差し出すと逃走されてしまいます。
何度見ても『ボウズハゼ』の名前の通りに”ボウズ”ですね〜なんのこっちゃ???(*'-'*)
とにかく顔は非常に愛嬌があり可愛らしいですなぁ〜!!(*⌒▽⌒*)
それともうひとつ水系環境のバロメーター的存在の『カワムシ』等の水生昆虫も今回の観察では何故か以前に比較すると少なかったような・・・・・・・?



ウキゴリ

シマヨシノボリ(♀)

シマヨシノボリ(♂)


モクズガニ

ヌマチチブ

アユカケ

ゴクラクハゼ

ボウズハゼ

ヌカエビ

ヒラテテナガエビ

スジエビ

ウ グ イ

オイカワ

カワムツ

イシマキガイ

カワトンボ(ヤゴ)

サワガニ

第1ポイントでは前記の生物が観察出来ましたが、午後からはチョット上流域に移動して観察をしました。
此処も下流域に漏れず”ユンボ”が入り前回探索時とは大きく水系の環境が変化していました。
当然、水系の流れも変ってしまい以前あった”トロ場”も消えてしまっていました、なんと言う事か。。。。。。。
こんな山奥の水系の自然環境を破壊して何になるのでしょうか?疑問だらけの上流域です。オリャ(/-o-)/ ┫
やはり渓流での生息魚は自然環境がつくりだした”瀬”、”トロ”、”瀬尻”、”フチ”、”落ち込み”等が存在して生息・繁殖が出来るものと思います、しかし人の手が入り何年もの歳月によってつくられたこの自然環境の一部でも崩してしまうと生態系が変ってしまうことでしょう!!・・・・・この地球上で一番知的であり、また愚かなのは人間なのでしょうかね?(;_;)ウルウル


自然環境の中でのyoshihi弁当、”まいう〜”(^O^)

ぼくちゃん、もうクタクタで〜す!!Zzzzz・・・

此処ぞとばかりルアーフィシング・・・”眠りいわいわ”

おぉぉぉ〜BIG『ウグイ』を執念でGET〜!!

『ヤマトヌマエビ』の探索中で〜す!!

探索道具を持たずして何を・・・・・・(●^o^●)

先ずはこの上流域ポイントで昼食をとり、連荘でのドライバーのyoshihi君はお眠だワン!!≧〔゜゜〕≦
車中でずっ〜と眠り続けた”眠りいわいわ”は早々にタックルを準備して大物にチャレンジです、何て奴だぁ〜〜(>_<")
しかし、間抜けな魚もいたもんで余程お腹を空かしていたのでしょう!!
”眠りいわいわ”のルアーに飛び付いたらしく捕獲されてしまいましたぁ〜☆ ̄(>。☆)イテェ
GETしたのはまぁまぁのサイズの『ウグイ』でした、前回は『ウグイ』の産卵前行動の大集合も観察出来ましたが、今回はこの1尾だけでした。
我々はこのポイントでは『ヤマトヌマエビ』観察に徹していました。
毎回思うのですが、この上流域まで良く遡上してくるものだと感心します。
今回も観察数こそ少なかったものの遭遇する事が出来ました、他の魚種としてはタモ網で『タカハヤ』を観察〜!!


ウグイ(ルアーGET)

ヤマトヌマエビ

タカハヤ

このポイントで”山里の宿 辻道”という温泉宿のご主人と対面!!
いろいろとお話をさせて頂きましたが、『アマゴ』・『ヤマメ』・『イワナ』のポイントもあるようです。
お近くにお出での節はご利用なさっては如何ですか?
淡水魚倶楽部員と言えば割引も可能かな?どひゃ〜★♪☆♪★!!
渓流釣りのナビもして頂けるようです!!


緑が綺麗です、渓流のBACKに最高ですね!!しかし、流れはまるで変わってしまいました。

≪ガサ探索後記≫
GWに突入しての連荘ガサ探索第2弾・・・・・疲れましたね〜!!
特にドライバーのyoshihi君はさぞお疲れモードだったのでは・・・若いからOKか?♪若い〜って♪素晴らしい〜(^_^)
まだまだGW中の計画はあるのでこんな事で疲れていては後が続きませんね!!
しかし、綺麗な緑のなかでは新鮮な空気が十分に補給されて心身ともにリフレッシュ、フィールドは良いですね〜
次回は”淡水魚倶楽部静岡支部”の皆様とご一緒に静岡方面でのガサ探索を予定しています。
今回も西伊豆水系にて沢山の生物と出会う事が出来ましたが、素晴らしい自然環境の中に”ユンボ”だけは見たくないものです。)`ε´(
静岡方面探索ではこのような景観がない事を期待していま〜す!!

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”平成19年度東航へら研番付表”はこちらから!!

”千代田湖 千和”

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