2007.05-1
BACK TO TOP BACK TO LIST 東航へら鮒研究会 ”千代田湖 千和” 淡水魚倶楽部 静岡支部
フィールド:静岡水系のガサ探索!! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
釣行日:2007.05.03 | 時間:06:30〜15:30 | 天候:はれ | 水温:15.0℃ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
周囲は山、山、また山・・・で〜す!! |
水深は浅いのですが・・・流速はかなり速い!! |
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絶好のガサポイントにて探索中〜!! |
底生息魚はかなり生息していますね〜!! |
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GWの第3弾は≪淡水魚倶楽部 静岡支部≫にお邪魔して静岡支部登録メンバーと一緒に静岡方面のガサ探索です!! 以前から≪淡水魚倶楽部 静岡支部≫管理人のきつねさんとは色々と計画をしていたのですが、なかなか実現せずこのGWを利用してやっと実現しました。 静岡方面といっても東西南北に範囲が広かったのですが、今回は3水系をメインに探索してみました。 各水系でのポイントはきつねさんにお任せでしたが、きつねさんも初めてのポイントもありガサ探索結果は如何なることやら? まぁ〜”淡水魚倶楽部のお魚探索”では1ダース魚種観察が毎回の目標ですが・・・・此処、静岡では果たして目標達成が出来るのでしょうか? 浜松方面から参加予定の淡水魚倶楽部員の到着が若干遅れるとの事なので、先ずはきつねさん、龍馬君、yoshihiさんと共に集合場所より近い水系へ探索に行って見ます。 天候は最高のガサ日和です、am07:00前には第1ポイントに到着、おっととと此処のフィールドにも”ユンボ”が入っています。)`ε´( これが河川にあると如何も嫌な予感!!この先、如何なることやら? ・・・・・・という事で、第1ポイントは静岡水系のとあるポイントです。 水系の周囲は何処を見ても山、山、山・・・・・・です。 なんと良い環境なのでしょうか?(我々は東京からの遠征ですのでそう思うのでしょうか?流域の皆様は東京の方が良いと思われるのかな???) 水温は15℃程度で水質は極めて透明度を維持しています、また水深は非常に浅く(30〜40cm)、深いポイントでも50cm程度です。 但し、流速はかなり速く思っていたより川底状態は固い場所が多いように感じました。 要するに石が泥・砂に埋まっていて動かない状況です、この流れの速いポイントで底生息魚達は何処に潜んでいるのでしょうか? 前回アップした”西伊豆水系”とは異なっています、やはり石が軽く動く程度の川底環境の方が底生息魚達も生息するのには良いのではと思います。 この環境だと『ヨシノボリ類』は石の下にシェルターを作って隠れられませんね!! 『ヨシノボリ類』を自宅で飼育・観察されている方はお解かりでしょうが、口で小砂利を運んで石の下に上手にシェルターを造る淡水建築家の腕(?)が発揮出来ないのです。 それでも流石に静岡・・・・・底生息魚をメインに5種類『ボウズハゼ』・『シマヨシノボリ』・『シマドジョウ』・『ヌマチチブ』・『ウキゴリ』と甲殻類3種『テナガエビ』・『モクズガニ』・『ヌカエビ』を早くも第1ポイントで観察!! 淡水魚倶楽部ガサ探索での目標にあと4種類かぁ〜おぉぉぉ早くも目標が達成可能な状況で〜す!!(^_^)ニコニコ 『ヌマチチブ』は環境適用性が良いのか何処のポイントでも沢山観察できますね!!
橋から次の橋までの範囲でのガサ探索でしたが、途中にはトロ場的な水深の深いポイントも何箇所か点在していました。 しかし、あまり中層魚(オイカワ、カワムツ等)にはお目に掛かれませんでした?何処に潜んでいるのでしょうか? 観察したのは『オイカワの幼魚』と『ボラの幼魚』程度ですかね?・・・・・・『ボラの幼魚』は多摩川水系下流域でも観察出来るのですが、この水系においても40〜50匹が群れをなして泳いでしました。 しかし、なかなか泳ぎが達者でタモ網には入りませぇ〜ん!!(;_;)ウルウル 河原には色とりどりの綺麗な草花が開花していました、暫く河原に腰掛けてお休みモードでお花撮影です。(^。^) 蝶も既に飛び交っていて、春から初夏へ掛けての自然環境を満喫してきました。 am08:30、浜松方面からの参加予定の3人(オイカワ君、うなどん君、そしてドライバー兼監視役のお父さん)とも合流!! 第2ポイントへ移動、第2ポイントは先程の第1ポイントと同水系ですが、若干下流域です。 水深、水質、周囲環境及び川底状態は第1ポイントとほぼ同様です。 但し、このポイントは2水系が合流する手前のポイントであり、メンバーは合流している他の水系にも足を運び観察。 此処でもかなり水の中を歩き廻りました・・・・・SAKUは既にこの時点でDOWN!! 健康維持の為の運動量は既に通り過ぎて、過度の運動量に突入しています。 若者達は皆さん元気でPOWERがあり良いですなぁ〜!!(*'-'*)(*'-'*)
第2ポイントでは・・・・・底生息魚と中層魚も混じり5種類『ボラの幼魚』・『カワアナゴ』・『ゴクラクハゼ』・『ウナギ』・『カダヤシ』と水棲昆虫1種『カワトンボのヤゴ』を観察できました。 これで早くも第1ポイントでの観察と合わせると淡水魚観察は10種、甲殻類他は4種の観察!! 何時もだとこれでトータル14種で目標達成・・・・・お疲れ様〜なのですが、此処は静岡水系で〜す!! まだまだ観察魚種は増えるものと思います???この先何種類のお魚等が観察出来るのでしょうか?o(^o^)oウキウキ 第1ポイントで観察出来た魚種も当然この第2ポイントでも観察出来ました。
am10:30、本日の第3ポイントである中流域に移動!! この流域も水量は多く、また流速が速い、ポイントによっては腰ほどの水深もあるので要注意です。 近くにはGW中と言う事もあり沢山のお子様連れの家族が河原にてバーベキューをしながら楽しんでいました。 我々はその場からチョット離れたポイントに入り、ガサ探索で〜す!! 川底状態は先ほどの水系に比較すると軽くひっくり返せる底石も多く期待大です。 流れのない溜まりポイントもあり此処では『オイカワ』・『カワムツ』等の中層魚の姿も観察できます。
第3ポイントの水系では今回の探索で初めて中層魚である『カワムツ』を観察する事ができました。 多摩川水系等では先ず一番先にタモ網に入るのですが、この辺がチョット異なることですかね?何故? 西伊豆水系でも観察出来た『ボウズハゼ』も観察出来ました、この水系にも生息しているのですね〜!! 『シマヨシノボリ♀』は地方によっては”あおばら”とも呼ばれるだけあり、繁殖期を控えた♀は本当に腹部がメタリックブルーに輝いてとても綺麗です。・・・・下画像では”メタリックブルー”がチョット解り難いかな? ヨシボリ類で『シマヨシノボリ』とはチョット異なった種類をGET〜最初は『ルリヨシノボリ』の幼魚かとも思いましたが未だ小さくて良く解らないのですが『オオヨシノボリ』ではないかと思います? このポイントでの超大物はなんと言っても龍馬君が大きな石の下で見つけた『アユカケ』でした、西伊豆水系では観察済みですがサイズはその比ではなくSAKUも初めて見るようなビッグサイズでした。・・・タモ網ではなく手で捕獲したそうです。 典型的な『アユカケ』の”頭でっかち尻つぼみ”の体型をしています、貫禄がありますね〜底生息魚の横綱ですかね〜!!w(゜o゜)w この超ビッグサイズの『アユカケ』には淡水魚倶楽部員も皆さん感動!!記念撮影で〜す!!
pm12:30、本日の第4ポイントである水系に移動!! 第1ポイント〜第3ポイントはどちらかと言うと流れの速い上流域ポイントでしたが、第4ポイントは一転してどちらかと言うと”小川”のようなポイントです。 このポイントでは今回静岡ツアーできつねさんにお願いしていた『カワバタモロコ』の観察です。 果たして『カワバタモロコ』とは遭遇できるのでしょうか? SAKUは昼食を済ませ河川の近隣を探索、田んぼ等もあり自然環境の整った非常に良い環境の場所です。 小川に行ってみると皆さん既にタモ網片手にガサ探索の真最中で〜す!! このポイントに到着して小川を見たときには水質は透き通っていたのですが、川底質は泥状のようでガサ探索決行で水は泥水と化しています。・・・・おぉぉぉ〜!! 既に色々な淡水魚も観察出来たとか? 『カワバタモロコ』も観察出来ていました、サイズは3〜4cm程度で昨年度の孵化魚のように思いす。 下画像の固体はまぁまぁ太っているのですが、痩せている固体が多いように感じました。 淡水魚倶楽部でも昨年は『カワバタモロコ』の産卵で幼魚が生育していますが、このポイントで捕獲した固体は全体的に小さく痩せているような気がします。 自然環境の方が捕食する餌も豊富で早く成長するものと思っていましたが、水槽飼育で人口餌を捕食している幼魚の方が成長は早いのですかね??? 今回ツアーのメイン観察魚種であった『カワバタモロコ』も観察出来て先ずは第1関門突破で〜す!!(^◇^) 淡水魚倶楽部の『カワバタモロコ』は既に7年目に突入していて、今年の産卵は難しいと思われます? 昨年度の孵化魚と一緒に飼育するために幼魚を何匹かテイクアウトさせて頂きました。 その他、この第4ポイントにおいては『タモロコ』・『カマツカ』・『モツゴ』・『カワムツ』・『オイカワ』・『ドジョウ』を観察して何ですか多摩川水系に戻って来たような感じさえします。 まぁ〜多摩川水系ではこの魚種観察が定番ですからね〜!!(^◇^) 甲殻類等ではこれまた多摩が水系ガサ探索では必ずタモ網に入る『ザリガニ』〜おぉぉぉ〜君も生息していたかぁ〜!! 驚いたのは『ミシシッピーアカミミガメ』です、何処にでも生息しているのですね〜!! 淡水魚倶楽部の懇親会でも多摩川水系下流域で観察しています。 この流れが緩やかな水系でも『メダカ』は生息していないようです???今回のツアーでは遭遇出来ないのでしょうか?
第4ポイントでは下記の画像アップしたお魚と甲殻類等が観察出来ましたが、観察魚種からしてこの水系の環境は多摩川水系に近いように思います。 しかし、『メダカ』が観察出来なかったのはチョット想定外でしたね〜!!『メダカ』は何処に? 第4ポイントで既に観察魚種は19種類に到達、甲殻類等は8種類となりました。 とにかく色々な自然環境があり、色々なお魚たちを観察出来る静岡で〜す!!o(^o^)oウキウキ この後、最後の第5ポイントへ移動しますが、この先何種類のお魚が観察出来るのでしょうか?またまた期待大で〜す!! 今回の静岡ツアーできつねさんにお願いしていた第2の目標観察魚は淡水魚倶楽部では未だ観察した事がない『ズナガニゴイ』に遭遇することです、果たして遭遇は?
pm14:30、静岡ツアー最終ラウンドの第5ポイントに移動!! 周囲環境的には東京で言うと”野川水系”と似ている環境ですかね? このポイントでは静岡ツアー第2の観察目標である『ズナガニゴイ』に遭遇することです。・・・・果てして遭遇は??? 水系に入りきつねさんが早々にGETしたのはなんと『イモリ』〜久しぶりに観察した生き物で〜す!! 既に♀は抱卵状態で今直ぐにも産卵しそうなお腹をしています。 以前は秋川水系等でもお魚釣りに行くとこの『イモリ』が餌を捕食してしまい沢山釣れたのですが、現在はあまり観察出来ないようです。・・・・・・何年前の事かって???秘密です。~(^◇^)/ぎゃはは~ とにかく第5ポイントとなると疲れも出て来て戦闘能力喪失、皆様のガサ探索を見学〜!!(×_×;) 若者達ははガサ探索に夢中で〜す!!(●^o^●) 川面には岸から生い茂った草が覆いかぶさり絶好のガサ探索環境です。 水深はさほどなく40〜50cm程度のポイントが多いようです、水質は透明なのですがガサ探索をすると此処も川底が泥なので直ぐに濁ってしまいます。
第5ポイントで観察出来たお魚は『オイカワ』・『アユ』・『アブラハヤ』・『ナマズ』・『カワヨシノボリ』・・・・・そして今回ツアーの第2目標でもあった『ズナガニゴイ』を見事にGET〜〜〜!! 第1ポイント〜第4ポイントでは何故か観察出来なかった『メダカ』も観察することができました。 その他、紅白の巨ゴイ・・・・・・・ガサ探索中にタモ網に飛び込んで来たとか?とにかくデカイ!! おいおいタモ網が壊れそうだよ〜ん。。。。。。
pm15:30、淡水魚倶楽部静岡支部との合同探索ツアー計画はこの第5ポイントで全て終了です。 特に今回の探索ツアーで淡水魚倶楽部静岡支部の管理人である、きつねさんには淡水魚倶楽部でまだ自然環境にて観察した事がないお魚等をお願いしてありましたが、その『カワバタモロコ』&『ズナガニゴイ』も観察が出来てコンプリートです。 今回の観察ツアーで観察出来た魚種はなんと淡水魚倶楽部ガサ探索でも始まって以来の快挙で25種に達しました。 またお魚以外の甲殻類、両性類等は11種類と合計37種というもの凄い観察ツアーでした。
≪ガサ探索後記≫ GWでのガサ探索第3弾・・・・・またまた若者達のpowerに圧倒されて疲れましたね〜!!☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆ 淡水魚倶楽部静岡支部のきつねさん〜色々とポイントの事前調査と今回のナビありがとうございました。 また参加してくれた静岡支部の淡水魚倶楽部員である”龍馬君”、”オイカワ君”、”うなどん君”、そして付き添いの”お父さん”お疲れ様〜でした。 お父さんにはお土産に美味しい静岡のお茶も頂きました、帰宅後に美味しく頂きましたで〜す!! 毎回思うのですが、自然環境の中で1日を過ごせることの素晴らしさを皆様にお伝え出来れば幸いです。 今回の静岡ツアーは分割にてpart1〜part5でアップしようと思っておリましたが一挙に公開します。 チョット大容量となりましたが・・・・・・・・GWの第4弾(栃木探索ツアー)も近々にアップ予定です。今暫くお待ちを!! BACK TO PAGE TOP |