ホトケドジョウ
Lefua costata echigonia

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PHOTO 2002.08.16 PHOTO 2002.08.16 PHOTO 2002.08.16
『抱卵中のホトケドジョウ♀』 『寄り添うホトケドジョウ♂&♀』 『産卵用250アクリルキューブ水槽
『水草の中で産卵行動中の♂&♀』 『水草に付着した卵』 『水草の中で産休中の♀』
PHOTO 2005.03.25  『水草・石・シェルターと色々な箇所に付着した卵』 ※上部水草より落下した卵です。
PHOTO 2005.03.26
  『産卵後の親魚は左水槽に隔離』
PHOTO 2005.03.29
 
『発眼した卵も観察出来ます』
PHOTO 2005.03.30
 
『仔魚誕生!!』
PHOTO 2005.03.31
 『石の上の仔魚』
PHOTO 2005.03.31
 『ちょっとお魚らしくなった!!』
PHOTO 2005.04.03
 『やっと、中層を泳ぎ回るように!!』
PHOTO 2005.04.03
 『親魚隔離水槽でまた孵化!!』
PHOTO 2005.04.17
『今期2回目産卵した卵の発眼!!』
PHOTO 2005.04.22
『成長⇒15mm!!』
PHOTO 2005.04.30
『1ヶ月経過⇒20mm!!』
PHOTO 2005.05.03
『すっかり成魚と同様に!!』
PHOTO 2005.05.06
『冷凍ブラインシュリンプ&ミジンコ捕食!!』
***
PHOTO 2005.05.05
『今期3回目産卵⇒孵化!!』
PHOTO 2005.05.05
『今期3回目産卵⇒孵化!!』
***

SAKUのワンポイントアドバイス 
自然生息 流速のあまり速くない砂泥底の水草の繁茂しているポイントに生息している。
特   徴 『ドジョウ科』の中では珍しく体形はずんぐりしていて、主に中層を単独遊泳する。
飼育ポイント 『ドジョウ科』では水槽内に水草を多めに挿入して♂&♀を飼育すれば繁殖も観察出来ます。
水 質(水 温) 水温は湧水ポイントに棲息しているので冷水温(15〜23℃)を好む。
水槽レイアウト シェルター用の筒、石、細かい底砂利で良いです。上記の産卵用水槽レイアウト参照。
混   泳 産卵期以外は中層淡水魚との混泳は問題なくOKです。
食 性( 餌 ) 淡水魚倶楽部では現在、『アカムシ』・『キャット』等を与えています。
病 気( 薬 ) 酸素欠乏による鰓の病気が発生しやすいようです、淡水魚倶楽部では未だ発病なし。
その他コメント 『ドジョウ科』の中では成魚サイズも小さいので小さい水槽でも飼育・観察が可能です。
※上記のワンポイントアドバイスは『淡水魚倶楽部』での飼育経験によるものです、飼育水槽・設置場所・水槽内レイアウト等々により異なる場合がございますので皆様の飼育の参考にして下さい。

ページの新着情報
2002.08.16 淡水魚倶楽部に”ホトケドジョウ”が登場!!
2005.03.31 ”ホトケドジョウ”の産卵⇒孵化⇒仔魚誕生!!
2005.04.06 ”ホトケドジョウ”の仔魚(ちょっと大きくなった編)!!

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飼     育    状    況
【2002.08.16】淡水魚倶楽部に”ホトケドジョウ”が登場!!
淡水魚倶楽部のページに『ホトケドジョウ』が登場です。
このホトケドジョウ君は相模川水系の田んぼで採集したドジョウ君で淡水魚倶楽部に来た時には未だ30mm程度でしたが少し成長したようで現在では35mm程度になっています。
毎日の食事はタナゴの餌・冷凍アカムシ(これはオヤニラミ君達の食事時に少し頂いています。)等何でも食べるようですね!!
小さいながらも砂利の中を物凄い勢いで漁っています。
田んぼでの採集と言ってもSAKUが採集した訳ではなく、一緒にガサガサをした子供達のバケツの中に入っていたものです。
上から見たときに他のシマドジョウ君・マドジョウ君達とは一見して姿が異なり、ずんぐりして頭部は扁平していたので子供達の了解を得て頂いたものです。
他に沢山のト゜ジョウ君を採集しましたが、この一匹だけでした。
同時に採集したチビ軍団の『ヨシノボリ』・『シマドジョウ』・『ウキゴリ』・『スジエビ』と一緒に現在は250水槽で共同生活をしています。
全てサイズは30〜40mm程度、水槽内にはシェルター用の石を5〜6個挿入してあります。
ミニ水槽内で5種類(お魚+エビ)を飼育して共同生活の適合状態を観察しています。
この水槽内で一番のボスは『ウキゴリ』で次いで『ヨシノボリ』そして『シマドジョウ』と『ホトケドジョウ』は全然マイペースで動き回っています。
『スジエビ』はこれまた全然他のお魚君達を無視しているようです。
もう少し成長したら又、生活状況が変化するのかも知れませんね???
『シマドジョウ』は殆ど底棲息ですが、この『ホトケドジョウ』はかなり中層域を泳ぐ頻度が多いですね、又口ひげは4対ありそのうちの3対は上唇にあるとても見ていてユーモラスな頭部です。
もう少し大きく成ったら体色もハッキリしてくるものと思います。・・・・・・その時は又レポートしたいと思います。

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【2005.03.31】”ホトケドジョウ”の産卵⇒孵化⇒仔魚誕生!!
淡水魚倶楽部のページに『ホトケドジョウ』が登場してから月日の経つのは早いもので、既に2年が経過致しました。
今回アップする『ホトケドジョウ』は淡水魚倶楽部としては二代目で初代は”相模川水系産”でしたが今回は淡水魚倶楽部員である『カラツンさん』&『ハチさん』が昨年度に自宅水槽で繁殖させたお魚です。・・・・・・秋川水系産
昨年度、ご両人から夫々2匹づつの『ホトケドジョウ』を里子として頂き、1200水槽にて多摩川水系産の淡水魚と混棲させていましたが、♀が抱卵状態になった為、先週の日曜日(03/20)に産卵用水槽(250アクリルキューブ水槽)にお引越ししました。・・・・・・・頂いた『ホトケドジョウ』は上手く、♂×2&♀×2でした。
産卵の為には本当は♂が倍の4匹くらい居ると産卵した卵が十分に受精して99%孵化すると思われますが、♂&♀が同じ数なので孵化率がちょっと心配です。
孵化水槽に移してから5日後(03/25)には水槽内の環境に慣れたのか、産卵行動が観察出来ました、水面に浮かしてた水草(マツモ※本当はウィロモス等の柔らかい水草が適当と思います。左水槽はウィロモス&リシア挿入してあります)
の中に♂&♀が縺れ合うようにして産卵しています。・・・・・・・因みに水温は16〜17℃程度です。
産卵した卵はかなりの粘着性を持ってはいるのですが♂&♀の産卵行動の勢いで中には水草から離れて落下するものも数多くあります。
その卵は石・シェルター・他の水草(アナカリス)に付着しています、何処にも付着出来なかった卵は底砂利の上に落下です。
翌日(03/26)には産卵した卵を親魚が捕食しないように左隣の水槽に移動です、こちらも産卵が出来るように水草が一杯挿入してあります。
まだまだ♀のお腹はパンパンなので暫くしてからまた産卵行動が観察出来ることでしょう!!
産卵4日後(03/29)には卵の中に既に体が出来上がり、発眼も観察出来ます。
そしてそして産卵5日後(03/30)には待望の『ホトケドジョウ』の仔魚誕生を発見で〜す!!
まだまだ『オタマジャクシ』のような形でとてもお魚の仔魚とは思えませぇ〜ん!!
翌日(03/31)にはちょっと大きいサイズの仔魚を観察、何処かに隠れていたのでしょうか???
ちょっとお魚らしい体形です、現在は『ワムシ』・『Hikariパピィ』等のベビーフード粉末を与えています。
もう少しサイズアップしたら『ミジンコ』等を与える予定です。
本日現在、孵化している仔魚はかなりの数がいるようですが、この産卵用水槽には淡水魚倶楽部で通常使用している大磯砂利(黒色)ではなく、底砂利に川砂(透明石英混入)を使用している為に透明感のある仔魚と同等色となり非常に解り辛いです。
仔魚の眼だけは黒色なので良く観察するとあちらこちらに孵化しています。・・・・・・・・計数不能〜〜〜!!
また暫くして大きく成長したらアップします!!
先だって産卵レポートをアップした『コオイムシ』も幼虫が孵化しましたので近々にアップします、こちらも乞うご期待あれ〜
淡水魚倶楽部員の皆様も待望の春がいよいよ訪れたようです、本日『桜の開花宣言』もありましたので、今後は水槽内でベビーラッシュが続くのではと思います。
皆様の水槽での産卵行動または孵化状況等がありましたらレポート宜しくです、淡水魚倶楽部の『子育てページ』にアップさせて頂きます。

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【2005.04.06】”ホトケドジョウ”の仔魚(ちょっと大きくなった編)!!
前回は『ホトケドジョウ』の孵化レポートをアップ致しましたが、孵化した仔魚は殆どが着底していました。
孵化から5日経過(04/03)した水槽内ではやっと中層を遊泳するようになり捕食も始めるようになり、一丁前に糞もぶら下げています。
今後はどんどんエサを追うようになり成長していくものと思います。
又、親魚を産卵水槽より別の隔離水槽に移動させたのですが、隔離水槽内でも産卵行動が再び始まり既に隔離水槽内でも仔魚が孵化しています。
前回のアップではサイズがお解かりにならなかったと思いますので、今回は仔魚の横にスケールを置いて画像撮影を致しました。
仔魚のサイズは約3mm程度で非常に小さい体です。・・・・・・・またまた親魚を次の隔離水槽に移動しなければならなくなりました。・・・・・何時まで産卵行動は続くのでしょうか???
このままだと今後が思い遣られま〜す!!さて如何しましょう!!?
この後は産卵⇒孵化⇒仔魚観察も出来ましたので”ひょうたん池”での自然環境繁殖も良いかと思っています。
産卵用水槽内の仔魚の成長はまたアップしたいと思います。


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