カワバタモロコ
Aphyocypris rasborella

ライン

Part T



Photo 2011.09.03 Canon EOS-10D
PHOTO 2000.08.11 PHOTO 2000.09.02 PHOTO 2001.07.07
PHOTO 2002.08.21 PHOTO 2002.08.21 PHOTO 2002.08.21
再び水草を植えた親魚水槽 フィルターはテトラブリラント 付着卵水草&仔魚の水槽
PHOTO 2005.08.12
PHOTO 2006.08.07

PHOTO 2006.08.23



7年目の♀(90mm) 7年目の♂(60〜70mm) 成魚6匹(♀×3、♂×3):上方画像
昨年、産まれた幼魚達(40〜45mm)
PHOTO 2007.07.16

SAKUのワンポイントアドバイス 
自然生息 池・湖沼・小川等に棲息していて、多数での群れはつくらずに少数で水面附近を遊泳する。
特   徴 側線は不完全で口は斜め上に開口する、特に産卵期の♂は黄金色の婚姻色を出す。
飼育ポイント 産卵期の6〜8月には産卵用の水草(アナカリス・マツモ・ガボンバ等)を沢山植えてあげると良い。
水 質(水 温) 淡水魚倶楽部ではこの固体は既に5年目を迎えているがさほど気にしなくてOKです。
水槽レイアウト 底砂利は大磯砂利でOK、特に岩・シェルター等は必要ない。
混   泳 繁殖を試みないのであれば底生息魚以外の魚はOKです。
食 性( 餌 ) 自然界では雑食性で藻類・水生小動物等、何でも捕食するようですが、水槽ではテトラミンです。
病 気( 薬 ) 淡水魚倶楽部では未だ発病の経験がありません。
その他コメント 淡水魚倶楽部開設時に飼育・観察して依頼、今年で5年目となり全長60mmの超デカです。
※上記のワンポイントアドバイスは『淡水魚倶楽部』での飼育経験によるものです、飼育水槽・設置場所・水槽内レイアウト等々により異なる場合がございますので皆様の飼育の参考にして下さい。

ページの新着情報
2001.07.09 産卵間近のカワバタモロコ君の画像更新!!
2002.08.21 カワバタモロコ君が産卵〜稚魚孵化!!
2005.08.12 カワバタモロコの高齢出産(産卵〜仔魚孵化)!!
2006.08.10 6年目の高齢出産PartU(産卵〜仔魚孵化)!!
2006.08.18 6年目の高齢出産PartU(産卵〜仔魚孵化)!!続編
2006.08.21 6年目の高齢出産PartU(産卵〜仔魚孵化)!!動画追加!!
2007.07.18 7年目の高齢出産?&昨年度の幼魚!!
2007.08.21 8年魚、老体に鞭打って産卵だぁ〜!!
2009.08.18 今年も『カワバタモロコ』の季節がぁ〜!!
2009.10.17 『カワバタモロコ』誕生から2ヶ月経過!!
2010.07.09 『カワバタモロコ』誕生からそろそろ1年が経過!!
2010.09.20 チョット遅い『カワバタモロコ』の産卵!!
2010.09.23 『カワバタモロコ』の稚魚孵化!!
2010.09.26 『カワバタモロコ』の稚魚分離飼育!!
2010.10.21 『カワバタモロコ』の産卵から1ヶ月経過!!
2011.05.31 水槽掃除と近況レポート!!
2011.06.22 早くも『カワバタモロコ』が産卵⇒孵化!!
2011.07.14 2回目、3回目の産卵⇒孵化!!
2011.07.19 ”ワムシの培養”と仔魚成長!!
2011.08.17 2ヶ月経過した稚魚!!
2011.08.29 今年度4回目の産卵!!
2011.09.04 4回目卵の孵化と今年度5回目の産卵!!

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≪カワバタモロコの孵化記録≫の詳細レポートはこちらから

『カワバタモロコ』 2012年度はこちらからどうぞ!!

飼     育    状    況
【2000.08.11】タナゴと一緒に紛れ込んできたカワバタモロコ君!!
近所のペットショップで岡山産のメダカとタナゴの激安販売がありタナゴを購入した時に1匹だけ紛れ込んできたもの。
多分いま減少している”カワバタモロコ”だと思うのですがどなたか解る方教えて下さい。
大変綺麗なモロコなのであと2〜3匹欲しいのですがなかなか入手できないと思われます。
是非,繁殖させたい種類ですね!!
写真撮影の為に少々かわいそうであったが撮影用のブースへ入って頂きました。
魚体中央の上部が非常に青緑色のメタリックに発色して綺麗です。


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【2000.09.02】自然体の画像追加!!
8月の挿入画像は写真撮影の為にブースに入って頂きましたが今回は水槽の中で自然体の画像をお贈りします。
やはり自然体がベストですね!!
先月「淡水魚の世界」の管理人である梅田氏より”カワバタモロコ”だというメールを頂きまして早速タナゴを購入した近所のペットショップに足を運んだらなんとタナゴは全て売り切れており、自分のお目当ての”カワバタモロコ”が5匹金魚と一緒に残っていました。・・ラッキー・・・即購入、現在淡水魚倶楽部の水槽で飼育中です。


【2000.09.30】生餌アカムシのご馳走!!
現在、カワバタモロコは絶滅危惧TB類に指定されている貴重な淡水魚であり大事に飼育しています。
モロコ類もかなり口は大きい方なので生アカムシも一口で頂いています。
モロコのなかでも神経質みたいで大体食事の時は最後に水草の中からでてきます。
いったんでてくると仲間同士で常に行動しています。
来年は繁殖できるといいんですが??


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【2001.07.09】産卵間近のカワバタモロコ君の画像更新!!
カワバタモロコ君の600水槽が少し汚れてきたので、水替えをしてあげました。
6月の初めよりカワバタモロコ君の♀はかなりお腹が大きく膨らみ産卵をしそうなのですが、なかなか産卵シーンを見せてくれません!!
現在、♂6匹と♀6匹の合計、12匹を水草の繁茂した600水槽で飼育しているのですが、今日水替えを実施後に金魚では良く有ること(水質・水温等の環境変化に伴い産卵をする。)なのですが産卵行動らしき様子を確認しました。
何時もなら食事時間以外は水草と岩の間に群れをなして仲良く並んでいるのですが、水替え後には♂が♀のお腹付近を突付きながら追いかける行動をしていました。
時々♂は水草の中に入りしばらく出て来ないで、出てくるとまた♀を追いかけています。
多分、産卵場所である水草の確認をして♀を誘導するものと思います。
アズマニシキの産卵行動は何度となく見ているので、ほぼ同様の行動ではないかと思います。
明日にでも産卵してくれると良いのですが?
産卵したら又、ページのアップをします。・・・・・・産卵、そして稚魚の誕生が今から待ち遠しいです!!


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【2002.08.21】カワバタモロコ君が産卵〜稚魚孵化!!
やっとデタマン〜!!
淡水魚倶楽部では待望の一昨年より繁殖に力を入れていた『カワバタモロコ』がやっとの事で本日、稚魚孵化しましたで〜す!!
一昨年8月に淡水魚倶楽部に新入生として登場して、この年は特に産卵するような気配も無かったような記憶が有りますが、昨年は6〜7月頃に♀のお腹はパンパンとなり何時産卵しても可笑しくない状況だと思っていたのですが、敢え無く墜落!!
淡水魚倶楽部員のtakaxさんに♀のお腹の中をX線にて撮影を依頼したぐらいです。(冗談でですよ〜ん!!)
とにかくお腹の中には卵が無数に入っているが如くの張れ具合で・・・・・・・一体あれは何であったのだろう?唯の肥満(爆笑)?
今、考えて見ると『カワバタモロコ』の産卵後の孵化までの時間は非常に短時間で25℃の水温では約24時間程度(一昼夜)ですので、見落としていたかもね???
7月にもカワバタモロコ君の生活する水槽内に同居していたヤマトヌマエビ君のお引越しをした際にウィロモスに無精卵だけが付着しているのを発見したのですが稚魚の姿は全然確認出来ませんでした。・・・・・・・・諦めの境地!!
本日も朝、餌さやりと同時に水槽内を見て見ると産卵用に挿入してある水草に何か白し物が・・・・・・・・?????
よくよく水槽内を観察すると何と無精卵が水草に付着していました、他に卵は付着していないの〜〜〜ありました、ありました既に卵の中で魚体が完成している卵を発見!!・・・・無精卵は白くなっているので良く見えるのですが、孵化しそうな卵は殆ど透明で発見しずらいですね!
多分、昨日産卵したものと思い更に水槽内を観察で〜す!!
居ましたよ〜ん!!水槽のガラスに付着している全長約4mm程度の孵化直後と思われる稚魚があちらこちらに頭を上にしてほぼ垂直に付着しています。
稚魚をお引越しさせるのはチョット不味いので、親魚のお引越しと相成りました。・・・・・・・タナゴ専用1200水槽へお引越しで〜す!!
『カワバタモロコ』君の繁殖期は5月〜7月が最盛期と聞いていたので今年も駄目かと思っていたのですが、台風後のここ2〜3日は若干涼しさを感じる気候のせいか水槽内の水温は23〜26℃と若干低くなっています。
この水温上昇の緩和が良かったのかも知れませんね?
あと2〜3日もすれば中層を元気に泳ぎ回る稚魚が観察出来ると思います。・・・・・・・・淡水魚倶楽部に楽しみが又増えましたです。
今後、もう少し大きく成長したら又、画像をアップしたいと思いま〜す。

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【2005.08.12】カワバタモロコが通算2回目(5年間)の産卵〜稚魚孵化!!
淡水魚倶楽部開設時に犬猫ショップで購入(現在は皆様にショップでの購入は控えるようにお願いしております。ゴメン!!)
通常のお魚ショップではなくて、近所に開店した犬猫ショップの店主が岡山出身で子供用に『タイリクバラタナゴ』を販売していた中におぉぉぉぉぉぉ〜『カワバタモロコ』〜ということで購入してしまいました。・・・・・・・・2000.08.11の出来事です。
あれから既に5年が経過したのですね〜あっと言う間の5年間でした。
自然界での寿命は通常3年程度でサイズも30〜40mmですが、淡水魚倶楽部の水槽飼育では5年で60〜65mm程度にまで成長しています。・・・・・・・お魚にとっては水槽で飼育される事は幸せなのでしょうかね???
絶滅危惧種だけに今後も大事に飼育していきたいと思っています。

昨日、水槽の水を1/3程度交換してあげたのですが、本日餌をあげるために水槽内を覗くと水草(ウィロモス)に白い丸いものが付着していました。
もしやと思いルーペを片手に水槽内の隅々を観察〜確かに卵です、しかし観察出来るものは透明ではなく白く濁っています、無精子卵と思われます。
更に観察すると水槽のガラスには無数の孵化したばかりであろう仔魚がはり付いています。
このままだと2〜3日後には遊泳しだした時に親魚の餌になってしまいます。
親魚の方はまだまだお腹がパンパンですので、今回は親魚を別水槽に移動するのではなく仔魚をスポイトで救出です。
約100匹近くはスポイト救出したと思います。・・・・・・・・疲れますね〜!!
2001年度は産卵行動は観察出来たものの仔魚誕生は観察出来ませんでした、しかし2002年には初の産卵⇒仔魚孵化を観察して何匹かは成魚となっていますが、今年は是非とも多数の成魚となる事を願っています。
既に腹パンパンの親魚は5年を迎えており、人間で言えば高齢出産だったのでしょうか?
白濁した卵が多数ありましたが、無精子卵ではなく高齢出産にも関連があるのかもですね???
とにかく多数の仔魚を水槽内より取り上げ、別水槽に移動する準備です。
既に『タナゴ産卵用』の小型水槽は全て片付けてしまっていたのですが、またまた出番です。
先ずは親魚水槽内の水を注入、水槽内の水草(アナカリス・マツモ・ウィロモス)にはまだ沢山の卵が付着していますのでそっと取り出して移動です、その次に取り上げた仔魚を入れてあげました。
底砂利はとりあえず在り合わせのもの(硅砂+大磯砂利)、フィルターはテトラブリラントフィルター(スポンジフィルター)を設置しました。・・・・・・・エアーはほんの僅かを注入!!
とにかく『カワバタモロコ』の孵化は非常に早い(約24時間)のでちょっと孵化タイミングを見逃すと狭い水槽内では殆ど親魚が喰い尽くしてしまいます。
夏季休業中ということもあり産卵⇒孵化は非常にラッキーなタイミングでした。
毎年、産卵して孵化しているのかもですが、なかなか通常の日はゆっくりと観察出来ないので見逃していたのかもですね?
2〜3日後には水槽内の中層を遊泳してくれると思いますので、ベビーフード・乾燥卵黄等をあげてみたいと思います。
親魚の水槽は未だ産卵するものと思いますので、またひょうたん池と水草育成水槽から『アナカリス』&『マツモ』を取り上げセットしました、明日また観察してみます。
現在の親魚水槽は室外にセットしてあり、本日の水温は27℃でした、2002年に産卵観察したときも水換え翌日だったような?
水質の変化で産卵が誘発される事が良くあるのです、産卵日は前回よりも1週間程度早かったのですが本日は朝方は若干気温も下がっていたようです、水温との関連もあるようです。
また仔魚が成長したらこのページでレポートしたいと思いま〜す!!

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【2006.08.10】カワバタモロコが通算3回目(6年間)の産卵〜稚魚孵化 PartU!!
今年で既に6年目に突入している淡水魚倶楽部の『カワバタモロコ』ですが、昨年も沢山の卵を産卵して孵化⇒仔魚⇒稚魚⇒成魚となったのは1/100の確率で非常に繁殖が難しい淡水魚です。
現在は8匹の成魚がいますが、淡水魚倶楽部開設当初より飼育している6匹は非常に元気なのですが、如何にしても6年目の老体ですので今年は産卵は諦めていました・・・・・・・・本日室外に設置してある『カワバタモロコ』専用600水槽を覗くとななななんと。。。。。。ひょっとして産卵するかと思い入れてあった”アナカリス”&”マツモ”に付着している白い粒を発見!!
ルーペを持ってきて再度観察してみると正しく卵でした、しかし残念ながら無精卵で白濁していました。
他に卵は無いものかと思い更に水槽の水草を確認すると卵を発見!!・・・・・現在の水温は27℃
昨年度も稚魚発見から水草を全て別水槽に移動させて稚魚が沢山孵化しましたが成魚になる確率は極めて少なかったので今年はガラス水槽ではなくスチロールBOX(450*450*200・側面緑苔付着)で様子を見ることにしました。
スチロールBOXは『メダカ』の産卵床として使用していた”ウィロモス”と”マツモ”が沢山入っていたのですが、昨日『タナゴ稚魚』・『メダカ稚魚』が稚魚⇒幼魚に成長したので別水槽に移して清掃をしたところでした。・・・・・ジャストタイミング!!
水槽内の卵の付着している”アナカリス”と”マツモ”全てを移動させました、明日あたりには孵化した稚魚がBOXの縁に付いているものと思います。
水草を取り除いた水槽内では底砂利にへばりついていた仔魚が水槽内撹乱により浮遊してガラスに貼り付いています、15匹程救出できました。
まだまだ水草に付着できずに落下して底の砂利に付着している卵も有ると思われますので明日、再度救出を試みます。
仔魚は既に横に泳げるものもいましたので木曜日(08/03)〜土曜日(08/05)に掛けて産卵⇒孵化したものと思います。
この救出した仔魚はスチロールBOXではなくミニひょうたん池に生簀のように稚魚用ネットを設置して様子を見てみたいと思います。
とにかく『カワバタモロコ』の仔魚は他の淡水魚のように養分を蓄えた卵黄のうがはっきりしないので、今年は早めに卵の黄身の粉末を与えて観察して見たいと思います。
しかし今年が最後の産卵ではと思いますのでスチロールBOXに移動させた水草に付着している卵が順調に孵化したら慎重に成魚まで生育させたいものです。・・・・・・・如何なることやら。。。。。。


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【2006.08.18】カワバタモロコが通算3回目(6年間)の産卵〜稚魚孵化 PartU!!続編
前回のレポートで・・・・・・≪水槽内の卵の付着している”アナカリス”と”マツモ”全てを移動させました、明日あたりには孵化した稚魚がBOXの縁に付いているものと思います。≫と書いたのですが、水槽内の仔魚に気が付いたのがやはり今回はチョット遅かったようで移動させた水草には付着していた卵は無精卵だったようです。・・・・・・・うむ〜仔魚が2〜3日経過時の体型だっただけにまぁ〜納得です。
丁度今回の『カワバタモロコ』の産卵行動時は夏休み中という事もあり非常にラッキーでした。
翌日以降も残りの♀が続けて産卵、4回の付着卵水草を移動させました。
水槽内の産卵の為の水草挿入は水槽底面にウィロモス、そして水面附近にはマツモを全面に浮かせてマツモに付着しなかった卵は底に敷き詰めたウィロモスで受け止めるようにしてあります。
それでも産卵時の♂&♀の勢いである程度卵は底砂利にまで落ちてしまうものもあるようです。
産卵後のマツモ&ウィロモスを移動させた後は底砂利に到達してしまった卵を採取します、これは水換え時に使用するポンプサイホンホースでバケツに糞・砂利とともに吸出します。
この吸出したバケツ内にもかなりの卵が観察出来ます、皆さんも水草だけに限らず底に落ちてしまった卵も是非採取して下さいね!!
前回までの産卵時には休みの日に産卵行動日が合わなかったのですが、今回は夏期休暇中であったので産卵後の卵の発達する様子も時間経過と共に画像に収めることができました。
卵の発育画像は他のサイトで『カワバタモロコ』を検索してもなかなかない様ですので皆様も参考にして頂ければ幸いです。
なんと今までは一昼夜で孵化すると言うことを学習していたので翌日水槽観察・・・・そして水草及び水槽ガラスに貼り付いた稚魚の姿を観察していてこれが孵化直後の稚魚と思っていましたが・・・・・・・
実は孵化はもっと早く水温27℃程度で早いものは約15Hで孵化しています、そして孵化直後の仔魚は卵のなかでドーナツ状の体を勢い良く動かして卵殻を破り尾鰭部より出てきます。
卵から抜け出た仔魚は透明のオタマジャクシのような体型です、時間が経過(20〜25H)していくと段々と体型も長くなり眼もはっきりとしてきます。
その後、更に3時間程度経過した産卵から28H後には殆どの仔魚が水中を泳ぎだして水草または側面に垂直状態で貼り付きます、前回までのレポートではこの時期の稚魚を水槽内または採集して観察していたのですね!!
今回の産卵した卵はデジカメ(マクロ機能&マクロレンズ追加)及びマイクロスコープにて撮影しましたが、砂利底にまで落下してしまった卵を採取し、ケースに何粒ずつ取り分けての撮影となりました。・・・・・・・・ケースは2ケースに採ったのですが、仔魚が孵化して数えてみるとワンケースに100匹程度居たのには驚きです。
産卵後、2日目(48H経過)になると垂直に水面及びケース側面に張り付いていた仔魚の80%程度は水平遊泳をするようになり、更に3日目(72H経過)となると全ての仔魚が水平遊泳をするようになります、こうなるとやっと稚魚という感じがしますね!!
産卵から3日目(72H経過)には小さいミジンコ及びプランクトンを捕食している様子が観察出来ます。
人口餌は併用して乾燥卵黄を溶かしたもの、乾燥ワムシの微粉状を溶かしたもの等を現在与えています。
緑水の中で飼育・観察したいのですが、現在淡水魚倶楽部には緑水がないので現在培養中です。・・・・まぁ〜成長過程はこの水だとチョット観察・撮影が困難なので考えものですが・・・・・・・・・・・しかし、稚魚成長には最も良いコンデションだと思います。
過去にアップした『オイカワ』等の稚魚においても緑水の方が成長が早いですね!!
今回はかなりの卵(既に孵化した稚魚)が採取できたので色々な環境条件で成長過程を観察出来たら皆様の今後の資料となるのではと思っています。
現在の観察環境は以下の7通りです。
@室内画像撮影用:70φ*60H フルーツゼリーケース(産卵水槽の水、卵採取時の保管ケース)
A室内画像撮影用:100*100*100アクリルケース(底砂利+ウィロモス+マツモ、微小プランクトン・ミジンコ類が湧いている)
B室内画像撮影用:100*200*100アクリルケース(底砂利+ウィロモス+マツモ、緑水少々、微小プランクトン)
C室外観察用:300*200*150プラスチックケース@(ウィロモス、SUDOブリーディングフィルターS)
D室外観察用:300*200*150プラスチックケースA(ウィロモス+マツモ+アナカリス)
E室外観察用:300*280*240ガラス水槽(底砂利+ウィロモス+マツモ+アナカリス、Tetraニューブリラントフィルター)
F室外観察用:400*400*210スチロールBOX(ウィロモス+マツモ+アナカリス、側面は緑苔付着)
G室外観察用:120*80*120稚魚ネット(500*300*150ミニひょうたん池内設置、稚魚ネットの底はウィロモス少々)

今回の産卵ではかなりの卵を採取出来ましたのでどの程度の稚魚が孵化しているのか計数不能です、今後の成長過程についてはまたこのページと下記のアドレスページにてご紹介したいと思います。


◆このレポートの画像等の詳細は別館Vの≪カワバタモロコの孵化記録≫よりご覧下さい。

◆このレポートの動画は別館Uの≪淡水魚倶楽部の動画館≫よりご覧下さい。
2006.08.21 UP


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【2007.07.18】7年目の高齢産卵?&昨年度の幼魚!!
昨年度、6年目の高齢産卵をした親魚は6月頃よりメチャ喰いをはじめて今年も産卵するかのようにお腹がパンパンになってきました。
昨年度で最後の産卵かと思っていただけにチョット感動で〜す!!
例年、産卵は8月の上旬なので、本日は産卵の為の水槽清掃を実施!!
1年間特に大掃除をしたかった為、底面フィルターはかなり汚れていました。
水換えに伴い、親魚6匹の健康診断です、外傷等は特に無く極めて健康状態で〜す!!(●^o^●)
しかし、7年という高齢には勝てないようで、若干腰が曲がっているかな???(淡水魚倶楽部には2000.08に成魚で来ましたから、孵化からは約8年目となるのでしょう!!)
全長は♀×3匹は殆ど差が無く約90mm程度です。(淡水魚関連の書籍では30〜60mmとなっていますので超巨大魚で〜す。)
そして♂×3匹は♀に比較するとチョット小さく、それでも60〜70mm程度で婚姻色の黄金色を出しています。
序でに体重測定もしたかったのですが、妊婦(?)なので自粛しましたぁ〜☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆
7年目の産卵をしたらもの凄いのでは・・・・・・現在の水温は室外設置の為、24℃程度ですが、8月中旬の水温が27〜28℃になるのが今から楽しみです。
昨年度は何百という卵を産卵して孵化しましたが、現在幼魚として成長した個体は50匹程度ですかね?
一昨年の2匹からは前進したのですが・・・・・・うむ〜『カワバタモロコ』は難しい!!(;_;)ウルウル
まだまだ稚魚から成魚に成熟する確率が低いです、今年は緑水をSAっKU村池の大型水槽で確保してありますので、この緑水で稚魚成長を観察したいものです。・・・・・・産卵したらですがぁ〜!!\(?。?")ハテ?
大掃除した水槽には”アナカリス”・”マツモ”と底には水草に付着せずに落ちた卵用に”ウィロモス”を入れてあります。

昨年度の幼魚達はすくすくと成長しています、今回画像を何枚か撮影してみましたので同時掲載します。
こちらも今年の夏には産卵するかもですね〜『カワバタモロコ』は1年で成熟して産卵するそうです。
現在、”ウィロモス”等の水草が入っているので、こちらも楽しみです。

また産卵でもしたらこのページにてアップしたいと思います。?産卵床は準備したものの産卵するのだろうか???\(^o^)/


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【2007.08.21】8年魚、老体に鞭打って産卵だぁ〜!!
前回、このページのアップ(上記:2007.07.18)では半信半疑で書いたのですが・・・・・
※また産卵でもしたらこのページにてアップしたいと思います。?産卵床は準備したものの産卵するのだろうか???\(^o^)/

8年魚と言うこれもだけでも信じられない長生きだと思うのですが、今年も老体に鞭打って産卵をしましたぁ〜オメデト(^_^)!!
産卵開始は昨年とほぼ同時期でした、またまた夏季休暇に入り”ひょうたん池の大改修”を終了した時の産卵確認でしたので産卵床となった600水槽内の卵の付着した”アナカリス”&”マツモ”全てを改修の終了した”ひょうたん池”に移動です。・・・・・”アナカリス”は砂利に根を張っていたため抜けずにありましたが、ある程度束にしてあった”マツモ”は水面にバラバラ状態になっていました。(産卵時の♀を♂が産卵床である水草に追い、産卵する凄まじい状況が目に映るようです。)
親魚6匹が生活していた600水槽では仔魚が水槽のガラスに付着し、また何匹かは既に遊泳状態にはいっていました。
多分この状況から推察すると産卵は8/11or8/12に第1回目の産卵行動があったものと思います。
水草は移動した”アナカリス”&”マツモ”の他に昨年度の経験から産卵床として準備した水草に上手く付着せずに落下した卵を受け取るべく水槽底砂利附近に大量の”ウィーロモス”を敷詰めていましたが、やはり未付着卵はあるようで”ウィーロモス”にも卵が付着していました。


”ひょうたん池の稚魚”(南側水草) 2007.08.18

”ひょうたん池の稚魚”(北側水草) 2007.08.18

”600水槽内の稚魚” 2007.08.18

”緑水に挿入前の稚魚” 2007.08.18

昨年度は”カワバタモロコの孵化記録”でもご紹介した如く色々な飼育環境での仔魚成長を観察しましたが、今年は昨年実施出来なかった”緑水の中での成長状況”と”ひょうたん池での成長状況”を観察してみたいと思っています。
既に仔魚は両環境共に泳ぎ回っていますが、どちらかと言うと”ひょうたん池”の稚魚の方がチョット大きいような気がします。
600水槽内で産卵した8年魚(♂×3、♀×3)も今年は水草と一緒に”ひょうたん池”にお引越しです。
成魚の居なくなった600水槽には稚魚がまだ何匹か泳いでいます、この稚魚はこのまま観察してみようと思います。
また昨年度の稚魚たちも前回アップした如く、もう成魚となり室内設置の1200水槽に入れてあったのですが、親魚の♂♀割合が3:3で若干♂が少ないのでこの若魚たちも”ひょうたん池”にお引越しです。
うむ〜・・・・・昨年もあった無精卵を少なくするためには少なくとも♂♀割合を6:3程度にしないと駄目だと思います。
この若魚が生活していた1200水槽にも”マツモ”を植えてあったのですが、この若魚たちもお引越し前に産卵したらしく移動後の1200水槽にも稚魚が何匹か泳いでいました。・・・・・1年目という事もあり産卵数は少なかったようです?
この先、まだまだ”ひょうたん池”で産卵行動があると思いますが、既に孵化した稚魚の成長はどのようになるのか今年も楽しみがまたひとつ増えました。
今後の成長過程はまたこのページにてレポートしたいと思います。

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【2009.08.18】今年も『カワバタモロコ』の季節がぁ〜!!
おぉぉぉ〜この『カワバタモロコ』のページは2008年度のレポートが無いと言う事は昨年度はさぼってしまったようですね!!?
現在の淡水魚倶楽部の『カワバタモロコ』は”ひょうたん池”に遂に9年目に突入した成魚というか?老魚というか?もの凄いデカイ淡水魚倶楽部サイト立ち上げ時の2000年に登場した主が生息しています。・・・・何年生きるのでしょうか?(驚)
タナゴと一緒に”ひょうたん池”で元気に生活していますが・・・・流石に9年目となると人間様と同様に腰が若干ですが曲がってきているような気がします。
今日現在の”ひょうたん池”は水草が異状に繁茂していて『カワバタモロコ』が産卵しているかどうか確認出来ませぇ〜ん!!
近々に水草を整理して確認してみたいと思っています。
今年は”ひょうたん池”で飼育していた『カワバタモロコ』約50匹を9年魚を除き室外900水槽で観察していました。
♀はだいぶ腹部が膨らんで今にも産卵しそうな状態です?
夏季休暇(08/15)を利用して産卵床となる水草(※)を室外600水槽(2本)に挿入して『カワバタモロコ』の産卵水槽を立ち上げました。
(※)淡水魚倶楽部の産卵床用水草:上層部(マツモ)、中層部(アナカリス)、下層部(ウィーロモス)⇒未付着卵の受け皿です。
水槽内の水が循環して安定したと思われる翌日(08/16)に室外900水槽で飼育・観察していた約50匹の固体を2分割して産卵用水槽に移す。


孵化後1日経過:稚魚の横画像(2009.08.18)

孵化後1日経過:稚魚の真上画像(2009.08.18)

過去にも淡水魚倶楽部ではこの時期に産卵を観察しているので期待大です。
固体を産卵用水槽に移動させた次の日(08/17)には予想がピタリと当たり、水槽内に綺麗に三層にセットしておいた水草がバラバラになっていました。
おぉぉぉ〜♂が♀をかなりの勢いで追いかけた様子が水草の状態から感じられます。
水槽内を観察してみると無数の卵が水草に付着しています、また夕刻には既に孵化している稚魚を観察です。
以前にも”≪カワバタモロコの孵化記録≫”でご紹介致しましたが、産卵から孵化までが非常に早いっす!!\(><)/ギョッ
孵化したての稚魚は未だ平衡感覚が安定していないのか、くるくると廻ってまるで”ジェット風船”のような動きです。
まぁ〜あと1日経過するとこの稚魚達はガラス面に張り付いたり、水草にぶら下がったりするようになります。
これまでは産卵床(卵付着水草)を水槽から取り出して別水槽・ポリ容器またはバケツ等に移動させたのですが、今年はもう1つの室外1200産卵用水槽を既に立ち上げておりそちらに2水槽の固体全てを移動です。
今年1回目の産卵で全ての♀が産卵したわけではなく、未だ腹部がパンパンの♀も残っていました。
室外1200水槽を『カワバタモロコ』の産卵用水槽に立ち上げたのは今年が初めてでどのようになるのか楽しみです。
水槽内は左端にバラツキ防止ネットを入れて水槽内で水草が散乱しないようにしてあります。
ネットは丁度600水槽の上に猫避けのために設置していたネコキラーネットです。(¥100均にて購入)


産卵用室外1200水槽の産卵床

産卵用室外1200水槽の固体

今回のアップは”秋川水系のガサ探索&鳥見”レポートアップ予定を変更して『カワバタモロコ』の緊急レポートでした。
また何か変化がありましたらこのページでアップしたいと思います。


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【2009.10.17】『カワバタモロコ』誕生から2ヶ月経過!!
前回レポートした如く今年度は室外1200水槽に産卵床を設けて産卵させてみましたが、6〜7回に亘り産卵を確認しました。
産卵した卵数は・・・・・うむ〜何千個単位でしょうか?
しかし、2ヶ月経過した現在では50〜60匹の稚魚ですね!!
産卵した水草(マツモ・アナカリス・ウィロモス)は産卵するたびに室外の600水槽4個を使用して移動させてみました。
今年はあまり手を加えずに産卵用水草が水槽内に満タンになってしまいましたが、如何にか稚魚は成長していたようです。
途中で”SAっKU村池”の1800水槽(メダカ繁殖用)より緑水をバケツで汲んできて何度か補充してあげました。
餌は稚魚用の人口餌とサナギ粉を細かく粉末にしたものを使用してみました。
4個で飼育していた稚魚を600水槽1個に集合させました、やはりこうしてみると稚魚の成育はまちまちで大きいものは12mm程度に成長していますが、小さいものは未だ5mm程度の稚魚もいます。
まぁ〜産卵した時期も1ヶ月程度の開きがありますからこれから大きく成長してくれるでしょう!!

≪2ヶ月経過した稚魚たち≫


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【2010.07.10】『カワバタモロコ』誕生からそろそろ1年が経過!!
早いもので昨年の稚魚誕生から1年が経過しようとしています。
前回アップの10月頃より水温低下に伴い稚魚の成長が一時STOPしていたようですが、水温が15℃を上回るようになった今年5月頃より餌の捕食も活発になり再び成長速度が加速したように思います。
現在は”テトラフィン”等の金魚用人口餌の他に時々”イトミミズ”をあげています。
室外の600水槽には30〜40匹程度の幼魚が居ますが、やはり稚魚の頃より大食漢である固体と小食の固体が居て現在では20〜30mmとだいぶ成長サイズに差が出ています。
まぁ〜金魚の世界だと成長速度の速い稚魚は”トビ”と言って観察していると弱い固体を共喰いして大きくなってしまうことを観察したことがあります。・・・・・『カワバタモロコ』の稚魚も同様に大きく成長している固体は共喰いしていたのかもです?
このサイズになると如何にか成魚の体型と特徴が出て来て『カワバタモロコ』の幼魚と言うことが解るようになってきました。


室外600水槽

25〜30mm程度に成長中の幼魚

今回は同じくとなりに設置してある室外1200水槽で飼育観察している成魚の画像は撮影しませんでしたが、こちらも今にも産卵しそうな状態で♀のお腹はパンパンに膨らんでいます。
今年は何処で産卵させるか未だ決めて居ないのですが、そろそろ産卵の準備をしてあげないと駄目かもです。
産卵準備と言っても水草(アナカリス、マツモ、ウィーロモス等)をとにかく沢山水槽内に入れてあげればOKかと思います。
今年も昨年度と同様にあまり世話をしないで緑水の注水程度で良いかと???
但し、産卵後は親魚がやはり卵を捕食してしまうので親魚を別水槽に移さないと・・・・・・『カワバタモロコ』の孵化は一日と早いので移動先水槽は予め用意しておかないと(#^.^#)
また淡水魚倶楽部のお魚君達も産卵ラッシュで忙しくなりそうな今日この頃です。


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【2010.09.20】チョット遅い『カワバタモロコ』の産卵!!
”ひょうたん池”の近況レポートアップ時に『カワバタモロコ』の産卵床水槽の準備に触れましたが、昨日室外1200水槽で産卵行動の様子を観察していた成魚を室外600水槽(2本)に分けて移動で〜す!!
今年は室外1200水槽でも水草(マツモ、ウィロモス、アナカリス等)を植えて産卵環境を整えて産卵行動の観察をしていたのですが、如何も猛暑続きの影響もあったのか♀のパンパンであるお腹があまり凹みませぇ〜ん・・・・・・(・_・?)ハテ
この1200水槽には『カワバタモロコ』の他に『ワキン』が入っていたので若干水質も悪かったようです?
まぁ〜産卵用として準備した600水槽に移動させて観察してみましょう!!・・・・過去にも水質が変化した途端に産卵行動をする場面を他の淡水魚でも経験しています。


室外600水槽(上)

移動中の『カワバタモロコ』♂

室外600水槽(下)

今朝起きて室外水槽を観察してみる・・・・・・おぉぉぉ〜昨日の移動は大正解でしたぁ〜o(^o^)o。。。水面左側にまとめておいた”マツモ”が水槽一面に散らばり産卵したようです。
やはり1200水槽の水質と産卵床が気に入らなかったようです・・・・・・うむ〜例年より1ヶ月遅れの産卵です。(^◇^)
水槽の底砂利にまで落下しないように底砂利の上に敷き詰めた”ウィロモス”にも沢山の卵が付着しています。
水槽は上下に設置してあるので下の水槽も確認です。。。。。おぉぉぉ〜こちらの水槽の水草にも沢山の卵が付着しています。



”マツモ”に付着した卵

”ウィロモス”に付着した卵

但し、未だお腹のパンパンの♀が何匹か居るので両水槽共に卵が付着している水草(マツモ&ウィロモス)を水槽手前にある”ミニひょうたん池”に今年は移動です。・・・・・・例年はバケツだったような???\(^o^)/


”ミニひょうたん池”に水草移動

産卵床再セット600水槽(上)

産卵床再セット600水槽(下)

卵の付着した殆どの水草は”ミニひょうたん池”に移動させましたが、まだまだ2回目の産卵行動がありそうですので、再び”マツモ”と”ウィロモス”を産卵床として挿入です。
明日の早朝にはまた2回目の産卵行動があり、水槽左側に寄せてある水草はバラバラになっていると思います。

今年は”淡水魚倶楽部 10周年記念”で淡水魚倶楽部員の皆様で『カワバタモロコ』を稚魚より飼育・観察してみたい方が居られましたらお分けいたしますのでSAKUまでメールを!!・・・但し、SAKU宅まで取りに来られる方限定ですd(^-^)ネ!・・・郵送はチョット厳しいかと思います。(^o^)
尚、卵は明日には孵化すると思います。


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【2010.09.23】『カワバタモロコ』の稚魚孵化!!
いよいよ今年の猛暑もやっと幕引きのようですね!!嬉しいような、寂しいような複雑な気持です。
昨日は最後の足掻きで31.5℃・・・・・・そして本日は早朝より大雨、”暑さ寒さも彼岸まで・・・”19.5℃、なんとその寒暖さ12℃(>_<")
水槽の水温も27℃から一気に21℃まで急降下で〜す!!
この急激な水温低下が2〜3日早かったら卵の孵化にも影響があったような気がしますが、如何にかギリギリで良い水温環境で孵化してくれたようです。
孵化直後は各鰭もはっきりとしていませんが、目だけはしっかりとしていますね〜!!
2回目の産卵用にセッティングした600水槽内ではやはり早朝に産卵が行われたようで、またまた水草が水槽内でバラバラになっていました。
しかし、2回目の産卵では受精しなかったかのか?白濁した卵が多く目立っていました。
昨日の1回目産卵で水槽内底砂利に残っていた卵は既に孵化して水槽内のガラスに垂直にへばりついていましたぁ〜!!(^ ^)
そして卵が付着した水草を移動させた”ミニひょうたん池”でも沢山の稚魚が孵化しています。・・・・・未だ泳げませぇ〜ん。。。d(^-^)ネ!


≪孵化直後の稚魚≫ photo 2010.09.21

”600水槽”のガラスに垂直に張付く

”ミニひょうたん池”の稚魚

孵化から3日目・・・・・600水槽内(*2本)で産卵を終えた親魚たち・・・・・お疲れ様でしたぁ〜!!
♀のお腹はすっきりとしてスマートな体型になっています、広い1200水槽へ再び放牧移動です。
お腹も空いていたようでもの凄い勢いで餌を捕食しています。・・・・・また来年の産卵が楽しみです。



”1200水槽”に戻った親魚たち


600水槽内では1回目、2回目の卵が孵化して水平に泳いでいる稚魚とガラス又は水草に引っ付いている稚魚が観察できます。
”ミニひょうたん池”では稚魚がぁ〜〜〜いっぱい〜〜〜!!どひゃ〜★♪☆♪★!!




≪ひょうたん池の稚魚≫
3日目、既に水平に泳でいる稚魚もいます!!(*^_^*)  photo 2010.09.23


この稚魚たち・・・・・今年は如何いう飼育をしてみようか?只今、試行錯誤しています。。。。。
やはり緑水での飼育方法が過去の経験からすると一番良いような?
”ワムシ”等の動物プランクトンが入手できればもっと多くの稚魚が成魚になる確立が高くなるように思うのですが?
そうそう何処かで見たサイトで”ワムシ販売”していたなぁ〜ちょっとアクセスしてみるかな?



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【2010.09.26】『カワバタモロコ』の稚魚分離飼育!!
”ミニひょうたん池”の稚魚たちも殆どが水平遊泳となっています・・・・・今年は例年よりかなり多い稚魚孵化のようです。
試しに”ミニひょうたん池”の光線の当たっていて稚魚が集合している場所をプリンのカップで一掬いしてみるとおぉぉぉ〜もの凄い稚魚の数です。(驚!!)
ざっと数えてどの位いるのだろうか???。。。。。画像をcopyして計量してみるとなんと402匹/一掬い!!(゜ロ゜)ギョェ
”ミニひょうたん池”も寸法は約600mm程度はあるのですが、あまりにも過密過ぎるので室外水草育成600水槽に移動させることにする。
うむ〜この水草育成600水槽は底に田んぼの土が入っていて通年”ミジンコ”が湧いている水槽です。
まぁ〜この水槽の方が動物性プランクトンが沢山居て良いかもですね!!・・・春から夏に掛けては”メダカ”の稚魚がこの水槽内で良く成育しましたので結構良いかもです。
そんなことで”ミニひょうたん池”からプリンカップで4杯分(計量はしていないが約1,000匹は居ると思う?)を移動で〜す!!
”ミニひょうたん池”には未だかなりの稚魚が確認出来ますが・・・・・どの程度居るかは???w(゜o゜)w オォー
また産卵水槽である600水槽(×2本)内でも稚魚が水平遊泳をするようになっています。・・・・・2回目産卵の孵化稚魚です。



”ミニひょうたん池”の稚魚

”水草育成600水槽”へ稚魚移動

奥のスチロールBOXにカエルが最近移動

昨日は水槽水温も16℃まで低下していましたが、本日は22℃まで上昇です。
これからはどんどん低下していくと思いますので成長もチョット遅いかもですね?




”ミニひょうたん池”からプリンカップで一掬いした稚魚(プリンカップの中央一部画像)


”水草育成600水槽”へ移動した稚魚?。。。チョット解り辛いですね〜!!ゴメン


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【2010.10.21】『カワバタモロコ』の産卵から1ヶ月経過!!
”ひょうたん池”のレポート画像を撮影した時に600水槽の『カワバタモロコ』の稚魚を観察してみると・・・・・・・・
おぉぉぉ〜早くも大きく成長している稚魚がいましたぁ〜!!
ウィロモスの間に何匹かが確認できます。
画像をアップして見たら。。。。。おっとととと”ピンボケ”でしたぁ〜(●^o^●)
他の稚魚も何処かに隠れて成長しているものと思いますが、だいぶ数は少なくなっているようです。
次回はバッチリとジャスピン画像をアップしますd(^-^)ネ!




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【2011.05.31】『カワバタモロコ』の水槽掃除と近況!!
『カワバタモロコ』の室外1200水槽もガラスにコケが付着して中が見えませぇ〜ん!!
冬の間はあまり餌も与えていなかったので付着苔等を捕食していました。
そろそろ今年も夏の産卵期に向かい栄養補給をさせてあげないと・・・・・・と言うことで先ずは水槽の大掃除です。
この1200水槽には40〜50匹が居るのですが、どの固体もまぁまぁの体格でした。


水槽掃除のため一時退避

室外1200水槽の掃除完了

綺麗になった水槽で。。。

水槽掃除後には半分の20匹程度として残りは”ひょうたん池”に入れました。
1200水槽はまだ産卵床は作っていないのですが、7月頃になったら”アナカリス”と”ウィロモス”(床下用の落下卵受け)で入れてあげる予定です。

GWから既に3週間が経過しようとしていますが、毎日沢山の餌を捕食していますのでお腹がパンパンになってきています。


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【2011.06.22】早くも『カワバタモロコ』が産卵⇒孵化!!
緊急レポートで〜す!!
この『カワバタモロコ』の次回レポートアップは産卵床を作る7〜8月頃かと思っていましたが、今週の日曜日(06/19)に”ミニひょうたん池”のウィロモスが繁茂しすぎてしまったので約半分を『カワバタモロコ』の水槽に挿入!!
翌々日(06/21)に朝食を与えるときに何か水槽内にウィロモスが散乱しています???
淡水魚倶楽部での『カワバタモロコ』の産卵は8月に入ってからが多かったので、最初はウィロモスの中をシェルターとして散らばしたのかと思っていました。
しかし、良く観察するとパンパンだったお腹が凹んでいる♀が居て”ウィロモス”と”マツモ”に卵が付着しているのを確認。。。。。(><)/ギョッ今年は早っ未だ6月です!!
朝は時間が無かったのでそのままにして帰宅後にバケツに卵の付着しているウィロモスを回収です。
画像を撮影したのですが、暗くて上手く撮れていませんでしたぁ〜(T.T )( T.T)オロオロ・・・無精卵(白濁)だけは如何にか(^_^;)
1200水槽には代わりにひょうたん池から”アナカリスとマツモを移植しました。


そして本日(06/22)、バケツ内で仔魚孵化で〜す!!暗くてこれまた上手く画像が撮影出来ませんでしたが、とりあえず1枚。
本日は夏至であり一年中で一番昼が長い日でした、また日本列島は本日真夏日を記録・・・・・・東京も30度を越す暑さでした。(汗。。。)
因みに水槽とバケツの水温は27℃と今年度一番の温度上昇となりました。
まだまだ他の♀はお腹を大きくして抱卵していますのでこれから次々に産卵するのではと思っています。。。。。た・の・し・み

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【2011.07.14】2回目、3回目の産卵⇒孵化!!
今年の例年より早い『カワバタモロコ』の産卵⇒孵化状況を前回はレポートしましたが、その後2回の産卵⇒孵化がありました。
うむ〜梅雨明けも例年より12日程度早いようですが、それにしても”淡水魚倶楽部”での飼育環境では毎年8月〜9月に掛けてですのでかなり早いように感じています。
やはり地球上の環境が例年とは異なっているのですかね?
3回目の産卵を終了した♀はだいぶお腹がスマートになりましたが、此処のところまた荒喰いをしていますのでまたまた産卵しそうな勢いです。(#^.^#)




2011年度 2回目産卵⇒孵化 2011.06.25


2011年度 3回目産卵⇒孵化 2011.07.01


稚魚・・・”ウキクサ”と比較してください。 Photo 2011.07.09


2011年度 『カワバタモロコ』産卵用1200水槽 Photo 2011.06.24 


1回目に産卵⇒孵化した仔魚は少しでも成魚になる確率を増加させるために今年も何箇所かの水槽等に分割しています。
既に大きいトビ君は10mm程度に成長しています。。。。。次回アップしますねぇ〜(^-^)/
そうそう今年から仔魚の餌として”ワムシ”を準備しました。
前年度までは”乾燥ワムシ”は与えていたのですが、やはり生ワムシが良いのではないかと思います。
とにかく産卵から48H以内には孵化してしまうので仔魚も極端に小さくて”ワムシ”でも食べれるかチョット心配です。
この”ワムシ”についても次回アップします。


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【2011.07.19】早くも『カワバタモロコ』が産卵⇒孵化!!
今年はいよいよ”生ワムシ”の培養にチャレンジです。・・・・・”成長到達確率アップ”と”成長度”の観察です。
乾燥ワムシは以前購入して仔魚に与えていたことがありますが、”生ワムシ”を培養して仔魚に与えるのは初めてです。
とりあえず≪日海センター≫にお邪魔して色々と”生ワムシ”の培養について教えて頂くことにする。
”淡水ワムシ”ではなくて海水で培養させる”海水産の動物性プランクトンで正式には『シオミズツボワムシ』というそうです。
海水で培養させるとのこと。。。。。おぉぉぉ〜海水が必要です。(#^.^#)

お聞きした培養方法については≪日海センター≫のホームページに掲載されていますので興味のある方はご覧ください。
海水魚の『クマノミ』の仔魚にこの”生ワムシ”を与えているようです。
まぁ〜淡水魚倶楽部の場合には『カワバタモロコ』の仔魚に与えてみようと思います。
とにかく『カワバタモロコ』の仔魚は孵化が早く超小さいので”ブラインシュリンプ”では大き過ぎて摂餌できないのでやはりこの微小”ワムシ”が必須と思います。
セッティングしたケース等は下記画像の如くです。
セッティングといっても100均のプラケース、エアーストーン、海水とクロレラがあればOKです。

下段画像はついでに購入した≪ブラインシュリンプ≫の培養装置・・・・装置といっても”蛇口付きケース”です!!
※ケース内面が平滑ではないのがミソです。。。。。孵化しないブラインシュリンプの卵殻が壁面に付着して混入し辛い。
自作も可能ですね(o^^o)
既に一度”ブラインシュリンプ”もやってみましたがなかなか良さそうです。



右側のグリーン水槽(クロレラ)

小さ過ぎて解りませんね!!

拡大すると?やはり解らない!

”ブラインシュリンプ”用のケース

ネットで濾している(*^_^*)

うむ〜殻は無いですねぇ〜(^。^)

『カワバタモロコ』が孵化した06/21にはこの”ワムシ”が間に合わずに実際に与え初めは07/06からですので実質は二週間与えたことになります。
やはり生餌では仔魚の成長度合いが人口餌に比較するともの凄く速いように感じます。
前年度のレポートを見ると人口餌では2ヶ月掛かったサイズ(12mm前後)に既に到達しています。
もうひとつの観察目的である”成魚到達確率アップ”については”ワムシ”を与えるのに孵化後よりかなりの時間が経過してしまったので次回のお楽しみということで。。。。。(^_-)ネッ



孵化から約1ヶ月・・・人口餌だと二ヶ月かな?

”ワムシ”摂餌して13mmに成長/ギョッ

室外1200水槽で飼育している『カワバタモロコ』は既に産卵してしまいましたので、来年度は孵化直後からこの”ワムシ”を与えて観察したいものです。
”ひょうたん池”の『カワバタモロコ』は未だお腹がパンパンでこれから産卵するようですので、1200水槽に移動させて産卵させて見ても面白いかもです。\(^o^)/


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【2011.08.17】2ヶ月経過した稚魚!!
今年の一番仔は06/22に孵化していますので、そろそろ2ヶ月が経過しようとしています。
『カワバタモロコ』の稚魚たちのなかでも際立って大きく成長している”トビ”が居ます。
おぉぉぉ〜既に成魚の特徴である縦条の金色系もうっすらと見え隠れしていて、サイズはなんと25〜28mm程度に成長しています。

今回は成長度の比較のために他の未だ小さい稚魚たち(この子達が通常の成育かと思います。)も一緒にお魚撮影ブースに入って頂き画像撮影です。
小さい稚魚たちのサイズはまちまちですが、10から20mm程度です。・・・・・・・普通サイズか?



それにしても今年は生餌さの”ワムシ”を孵化直後からは与えられませんでしたが、暫くしてから与えたために成長が早いものと思っています。
最近は”ワムシ”から”ブラインシュリンプ”に切り替えています。
とにかく生餌さパワーはやはり凄いですね!!

室外1200水槽で産卵後の産休をとっている成魚たちは何故だかまたお腹がふっくらとしてきて今月末くらいに産卵床を準備してあげればもう一度産卵しそうな体型となっています。
もう一度踏ん張って頂きますかぁ〜〜〜☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆


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【2011.08.29】今年度4回目の産卵!!
おぉぉぉ〜前回アップした如く、本当に今年度4回目の産卵で〜す!!
自然界ではまずこんな事は無いと思うのですが?如何なのでしょうか?(#^.^#)
前回アップした時にもお腹はかなり大きくなっていたのですが、産卵床用の水草を水槽にセットしてあげようかと思っているうちに2〜3匹の♀のお腹が凹んでしまいました。・・・・・・・産卵床も無くて産卵してしまったようです(→o←)ゞあちゃー
涼しいというかチョット寒いくらいの日が続いていましたのでもう少し産卵を我慢していられるかと思っていたのですが、可哀相なことをしてしまいました。
・・・・・・ということで未だお腹が膨らんでいる♀個体が居ましたので遅まきながら水草挿入で〜す(^。^)
過去の経験からすれば明日の早朝には水草をばらばらにして産卵していると思います _(‥;¢…ホントカァ…


何時もなら先ずは一番下に”ウィロモス”(未付着のこぼれ卵を回収)、そして”アナカリス”&”マツモ”で産卵床をセッティングしてあげるのですが、既に今年4回目ということで手抜きです・・・・・・”ウィロモス”はセッティング無しです。
翌朝。。。。。予想通りに水槽内に綺麗にセッティングしてあげた水草が多少バラバラになっていました。
前回までとは水草の散乱状態もおとなしいです。(♀の産卵固体が少ないので解かるような気がします。)
しかし、観察するとだいぶ水草に卵が付着しています。
水温がチョット低くなっているので孵化には2日くらいかかるのかな?

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【2011.09.04】4回目卵の孵化と今年度5回目の産卵!!
予想通りに二日目で全て孵化しましたぁ〜結構の数です・・・・・・計測不能です☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆
最近、淡水魚に興味を持ち出して色々と飼育を始めた東航へら件のメンバーが『カワバタモロコ』の稚魚飼育にチャレンジするとのことでプリンケースでバケツの中をひと掬い・・・・・・うむ〜100匹程度は居ると思います。
まぁ〜『カワバタモロコ』の稚魚飼育はかなり難しいので如何なることやら?
餌は冷凍ワムシで挑戦で〜す!!(^。^)

室外1200水槽では『カワバタモロコ』の成魚が未だお腹を大きくしています。
うむ〜昨日(2011.09.03)は今年度5回目の産卵を観察するために再度、水草を水槽にセットです。
今回は手抜きをせずにきちんと産卵床下に”ウィロモス”を敷き詰めて未付着卵の受けベッドを作って、その上に”アナカリス”&”マツモ”の豪華産卵床の完成です。・・・・・・これで殆どの卵を回収できます、淡水魚倶楽部スペシャルです。


4回目の卵、孵化 201109.03

今年度5回目の産卵 2011.09.04

またまた予定通りの産卵で早朝には水草に沢山の卵が付着していました。
また明日または明後日には稚魚の孵化が観察出来ると思います。

未だお腹の大きい♀が2匹残っているので再度産卵床をセットしてあげました。
うむ〜もの凄い繁殖能力ですd(^-^)ネ!

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