Pungitius pungitius pungitius
≪斑紋の綺麗な♀≫ PHOTO 2008.05.11 |
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PHOTO 2008.05.11 ※最上段:3匹の体色比較画像 2段目:斑紋がある♀ 3段目:体色は銀色系♂ 最下段:体色は黒色系♂ |
自然生息 | 湿原等の流れの比較的緩い河川、湖沼に生息する。 |
特 徴 | 背中に2段目画像で解るように鋸歯状の棘を持ち尾鰭付根は非常に細い。 |
飼育ポイント | 初めて飼育観察するので今後の観察でアップします、現在は450水槽に3匹です。 |
水 質(水 温) | 冷水性の淡水魚であるので水温上昇には特に注意が必要・・・何処まで耐えられるか? |
水槽レイアウト | 実際に採集したのではないので環境は良く解りませぇ〜ん!!巣作り材料としてウィロモス投入 |
混 泳 | 現在は『イバラトミヨ』3匹のみの飼育です。 |
食 性( 餌 ) | 自然界では”ユスリカの幼虫”・”甲殻類”等を捕食していますので”アカムシ”&”イトミミズ”です。 |
病 気( 薬 ) | 現在未だ飼育・観察を開始したところなので?なんとも? |
その他コメント | 3匹を譲り受けたのですが♂&♀の判別がいまいち?・・・・・しかし、判明しましたぁ〜!! |
※上記のワンポイントアドバイスは『淡水魚倶楽部』での飼育経験によるものです、飼育水槽・設置場所・水槽内レイアウト等々により異なる場合がございますので皆様の飼育の参考にして下さい。 |
2008.05.14 | 『イバラトミヨ』が淡水魚倶楽部に登場!! |
飼 育 状 況 | ||||
【2008.05.14】『イバラトミヨ』が淡水魚倶楽部に登場!! 淡水魚倶楽部の”飼育&繁殖”のページでアップ準備していた『ルリヨシノボリ』のアップ前に緊急で『イバラトミヨ』をアップしま〜す!! 今回アップする『イバラトミヨ』はGWに静岡探索ツアーに出掛けた時に淡水魚倶楽部員である龍馬君より頂いた固体です。 以前からトゲウオ科である『イトヨ』・『ハリヨ』・『トミヨ』の繁殖時における野鳥のような巣造りを1度観察したいと思っていたのですが、なかなか固体が入手できずにいました。 お魚ショップではかなり流通していて見掛けるのですが・・・・・・・(>_<") 今回は3匹の固体を頂いたのですが、じっくりと『イバラトミヨ』を観察するのは初めてでとにかく♂・♀の判別が全く解りませぇ〜ん!!(・_・。))まいったなぁ サイズは1匹だけは大きく40mm程度、他の2匹は30mm程度ですかね? (自らの採集魚でしたらお魚撮影ブースで体長測定ができるのですが・・・) サイズのひと回り大きい薄茶系の斑紋がある固体(2段目画像固体)が最初は♂だと思っていました。 ※撮影画像はホバリング状態時を狙って撮影しましたが、とにかく動きが早いのと常に胸鰭と尾鰭を小刻みに動かしているのでなかなかジャスピン画像が撮れませんでした。 頂いた次の日に450水槽に淡水魚図鑑等のトゲウオ科の巣造り画像を参考にして岩&水草(マツモ・アナカリス・ウィロモス等)をレイアウトしてみました。 なんと言っても初めての飼育ですのでどのように巣造りをすのかが興味津々で〜す!!o(^o^)oウキウキ まぁ〜それなりの飼育環境はレイアウトしてあげたものの水槽内で巣造りをして、産卵してくれるのかは全く解りません。 淡水魚倶楽部の飼育環境である450水槽にはクーラーは導入していないので現在水温は18〜20℃です。 自然界での生息分布状況(新潟県・青森県以北)からしても現在の淡水魚倶楽部での水槽内で水温で巣造り⇒産卵が観察出来るのか?・・・・・・・これからの夏季にはクーラーを入れなければ水温は28℃近辺にまで上昇します。 それとこの固体は北海道産であるとのこでますます疑心暗鬼となりました。 淡水魚倶楽部に来てからは”アカムシ”・”イトミミズ”・”クリル”等を与えてみましたがどの餌も良く摂餌しています。 ≪ハプニング編≫ 淡水魚倶楽部の新居にお引越ししてから約1週間、05/11(日)に餌をあげながら水槽内の固体を観察していたところ、2匹は何時ものように水槽の前面に出て来て”アカムシ”を捕食しているのですが・・・・・・1匹が出てきませぇ〜ん!!?何処へ行ったのやら?(-_-)ウーム 水槽内には少し大きめの岩3個(水槽内に落ち着くまでのシェルター役として)をレイアウトしてあり、その周辺に”マツモ”と”アナカリス”をレイアウトしてあります。 ”アナカリス”は茎の太い処に巣を造るのかな?・・・・・・これも全く半信半疑でレイアウトしてみました。 また良く解らなかったのですが巣造りの材料としては”ウィロモス”を岩の上に入れてあります。 更に観察していると・・・・・居ました、居ました水槽内で行方不明であった小さいサイズの固体がシェルターとしてレイアウトした岩の間から顔を出しています。。。。。おぉぉぉ〜お主、其処に隠れていたかぁ〜シェルターがお気に入り? しかし、隠れていたのではなくて岩の上に入れた”ウィロモス”の端を口で引っ張っています。 なヌ〜ひょっとして巣造りしているのかぁ〜〜〜o(^o^)oウキウキ でも未だ淡水魚倶楽部の水槽に来てから1週間です、そんなに上手く巣造りが観察出来るのかぁ〜(☆_◎;)! ”アナカリス”の根本とか途中の太い茎の間等に巣造りを期待していたのですが、如何やら岩と岩の間に巣造りをしているようです。 まぁ〜変わり者は何処の世界にも居るので・・・・・・・このような固体もあり?(#^.^#) 此処でチョット失敗した事に気が付く、それは巣造りの材料として”ウィロモス”までは我ながらまぁ〜良かったようですが、新芽の部分をそのまま投入した為にチョット長くて口で咥えても長くて造成中の巣まで持っていけないようです!! 早々に別水槽より”ウィロモス”を取り出して3〜5cm程度に短く裁断して水槽内に投入してあげました。 おぉぉぉ〜短い”ウィロモス”は口で咥えて運べるようです、次々に咥えては岩の下に運んでいます。わっせ、わっせ(^_^;) 岩と岩の間に巣造りをしているのでチョット画像撮影が出来ないのが残念です、でも是非”巣”を見てみたいものです。 巣造り用にと水槽手前レイアウトしてあげた”アナカリス”に巣造りをしてくれれば”巣”をばっちりと撮影が出来たのですが、なかなか思惑通りには行かないのが常ですね!!(→o←)ゞあちゃー そんな事で巣造りの様子をデジカメの動画モードを駆使して撮影記録しておくことに・・・・・ビデオカメラではないので画像はイマイチです。(この動画は加工して別途アップ予定です。) 此処までは前置きで此処からが≪ハプニング編≫のお話です。 一生懸命に巣造りに励む♂1匹・・・・・他の♂&♀は我関せずで”アカムシ”をパクパク!!(#^.^#) 巣造り中の♂は1度”ウィロモス”を咥えて岩の間に入ると暫く出てきません、その為に動画撮影はかなり長くなってしまいましたぁ〜ヾ(>y<;)ノうわぁぁ 約3分間の画像撮影をしたところで画面の中で衝撃のハプニング発生!! 大きいサイズの♀がいきなり♂が巣造りしていると思われる岩と岩の間に侵入〜!! おぉぉぉ〜何が始まったのだぁ〜?驚き!!そして唖然とするSAKUでした、そして何を如何すれば良いのか??? 次の瞬間、♀が口に白い物体を咥えて逃走!!餌を摂餌していたもう1匹の♂が♀を追跡!! おぉぉぉ〜水槽内は大運動会です、泳ぎはとても速くチョット交通整理が必須の様子!!どひゃ〜★♪☆♪★!! あっと言う間に追跡していた♂が大きいサイズの♀から咥えていた白い物体を強奪!! 白い物体はなんなのでしょうか?SAKUも最初は何か解らず水槽内底にあった”クリル”の残飯かと思っていたのですが。。。。。水槽全面に来た時に初めてその白い物体が何であるかが解りましたぁ〜えらい事が勃発!!(T.T )( T.T)オロオロ その白い物体は正しく『イバラトミヨ』の卵でしたぁ〜!!既に水槽内で産卵していたのですd(^-^)ネ! おぉぉぉ〜せっかく産卵したのに何で食べちゃうの??? 産卵の後は♂が孵化まで卵を守るようです、たまたま餌を捕食しにきた隙に強奪されてしまったようです。 その後も巣造りをしていた♂は岩の間に戻っていますので、未だ産卵した卵は残っているかもです。 水温状況にもよりますが、卵が残っていれば7〜10日程度で孵化すると思いますので今度は孵化した稚魚が心配です。 他の2匹を別水槽に移動させるか悩むところですね!!?(-_-)ウーム
巣から強奪された卵は10〜12個程度の卵魂の為に口には直ぐに入らないようです。ここは一番、卵の救済で〜す!! 最終的に水槽内で卵を強奪した♂をネットで捕獲。。。。そして卵魂を救済です。 うむ〜何個かは既に口の中に入ってしまったかもですが、残りの卵魂はネットの中に上手く吐き出してくれました。 既に卵は細胞が4〜6個程に分裂形成していましたぁ〜!! この卵は救出はしたものの♂が守っていた巣から離してしまったので、♂の卵への新鮮な水送りと酸素補給が出来ないのでカビが発生してしまうかもです? 丁度、清掃をして水循環をして準備していたキューブ水槽が空いていたので、先ずは食塩を入れて病気予防、そしてフィルターからの新鮮な水が出る排水部附近にネットごとセットして観察してみることにします。 また変化がありましたらレポートしま〜す!!・・・・カビが発生しないことをただただ祈るばかりです。(・_・)......ン? とにかくこの卵強奪事件で・・・・・・・時計を見れば明日になってしまいましたぁ〜眠いっす!!(;_;)ウルウル BACK TO PAGE TOP |
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