釣行と採集2004.11-3
ライン

BACK TO TOP BACK TO LIST 東航へら鮒研究会

フィールド:淡水魚倶楽部、九州を斬る PartU!!
釣行日:2004.11.20 時間:07:00〜16:00 天候:はれ 水温:14.0℃

耕運機の後を『白鷺』がぁ〜長閑ですなぁ〜!!

第2ポイントはこんなフィールドです!!

水路幅はあるのですが此処も減水中!!

モーニングサービスでチョット散歩して川発見!!

前回アップした九州遠征の”淡水魚倶楽部、九州を斬る!!PartT”はお楽しみ頂きましたでしょうか?
今回は前回に引き続き第2弾レポート”淡水魚倶楽部、九州を斬る!!PartU”をアップ致しました。
第2ポイントは見渡す限り一面が”畑”or”田んぼ”です、第1ポイントから30分程度移動したポイントですが関東人にとっては感動するような光景が一杯広がっていて車中から次々と眼に飛び込んできます。・・・・・・正しくこれが自然!!
田畑では耕運機で農家の方が忙しそうに作業をしていましたが、その掘り返された土の中から食べ物が出てくるのか『白鷺』が耕運機の後を”金魚の糞”の如く付いて廻っています、長閑ですね〜!!
とにかく東京では絶対に見られない光景が無造作に沢山ころがっていると言う感じです。
車中からは此処も、此処も・・・・・と観察したいポイントが山積みです。・・・・・出来る事なら永住したい場所ですね!!


フィールドは水深が浅く、遊泳しているお魚が上から確認出来る程度の透明度です。
ゆうさん&エイノスケさんが『カネヒラ』発見〜とにかく上方からお魚の魚種までが確認出来るのです。
早々に『カネヒラ』釣りに挑戦!!。。。あっけなくゆうさんが『カネヒラ♂』GET〜〜〜続いてエイノスケさんも『カネヒラ♂』GET〜
霞ヶ浦の『カネヒラ』とはチョット色彩が異なるようで、また黒点病がどのお魚にもあるようです。
SAKUも九州の『カネヒラ』釣りにチャレンジです、先ず最初に釣れたのは『ヤリタナゴ』、そして『アブラボテ』。。。。。。うむ〜
なかなか『カネヒラ』は釣れませぇ〜ん!!
『ヤリタナゴ』&『アブラボテ』の猛攻にあい、餌を打てば必ずどちらかが釣れます。・・・・・・・驚異の九州で〜す!!
とにかく『ヤリタナゴ』&『アブラボテ』の猛攻をかわさなければ『カネヒラ』がGET出来ない状況です。
仕掛けが多摩川水系での小物釣り用になっていて、ハリスがチョット長かったようです。
エイノスケさんの竿を借りてアタック、縄張り闘争をしている2匹の『カネヒラ♂』の目の前へ餌を落とす、しかし『ヤリタナゴ』&『アブラボテ』軍団が餌を追う。。。。。そしてサイズ的にも大きい『カネヒラ』が他のタナゴを追い払い餌を・・・・『カネヒラ♂』GET〜〜〜
現在『カネヒラ』は産卵期を迎えており、一匹の♂がある程度の範囲の縄張りを保持しています、他の♂が縄張りに入ると猛攻撃して追い払う行動も今回観察出来ました。
自然での縄張りを守る行動を見たのは初めてで霞ヶ浦ではこれほど水が透明ではないので観察は不可能と思われます。
第2ポイントでのタナゴ観察結果は『ニッポンバラタナゴ』・『アブラボテ』・『ヤリタナゴ』・『カネヒラ』の4種類でした。
中でも『ヤリタナゴ』は東京のショップで以前に見掛けた『ギンリンヤリタナゴ』も観察出来ました。
その他、『フナ』・『イトモロコ』、そして今回淡水魚倶楽部が初めて自然で観察した『ゼゼラ』もGETで〜す!!
これはゆうさんがタモ網でGETしたものです。
貝類は『カワニナ』・『タニシ』・『ドブガイ』・『マシジミ』でした。
『ドブガイ』は貝の表面が非常に滑らかで、色彩も関東のものとはチョット異なっています。

第2ポイントでもやはり魚影は濃く、選択釣りの贅沢釣りを堪能しました。
こんな事があって良いのだろうか?

観察結果

ニッポンバラタナゴ

アブラボテ

カネヒラ

ギンリンヤリタナゴ

ゼ ゼ ラ

フ  ナ

イトモロコ

カワニナ

タ ニ シ

ドブガイ

マシジミ

イシマキガイ

翌日は田んぼの水路を離れ、ホテルより朝の散歩です。
前日の夕食に出掛けた”焼肉屋”のご夫妻&お子様がたまたま淡水魚好きで店内の水槽で『ナマズ』・『メダカ』・『金魚』を飼育していました。
食事をしながらのお魚談議となってしまい、”近くに川がありナマズ君の餌に『小魚』を捕りに行く”とか。。。。。。。。?
と言う事で朝の散歩がてらにご紹介頂いた川を探索、この川は公園になっているようで川面まで階段で降りられます。
何も探索道具を持たずに行ったのですが『ハヤ系』のお魚が沢山泳いでいるのが上方から観察出来ます、釣竿を出したら直ぐにも釣れるのでしょうね!!
何も道具を持たずに出掛けたのでお魚は諦めて探索していると・・・・・・・おぉぉぉぉぉ!!『カワニナ』発見!!
水は透明で非常に冷た〜〜〜いです、続いて川の中を良く観察すると『イシマキガイ』発見〜!!
一度発見すると次々に居るわ、居るわサイズはチョット小さめですが、良く観察すればビッグサイズもきっと生息していることでしょう!!



探索したお魚の一部をこんな感じ(↑)で九州⇒東京へ宅配で〜す!!
一匹もお★様にならず、全て元気な姿で東京に到着しました、二枚貝はいわいわちゃんが航空機で別輸送でした。
流石に優れものの『いけすくん』で改めて感動!!
我々は別パッケージの航空便にて東京へ無事に着陸〜〜〜お疲れ様〜でした。


『九州地方のカネヒラ♂』

≪釣行後記≫
九州遠征のレポートを”PartT”と”PartU”の2回にわたりアップ致しましたが、ほんの一部だとは思いますが九州の自然環境と生息状況が少しでもお解かりになりましたでしょうか?
また機会がありましたら是非お邪魔したいものです。
今回は時間の都合で『二枚貝の生息地』を訪れる事が出来ませんでしたが、次回は是非観察してみたいものです。
最後に『淡水魚倶楽部』の為にお忙しい中、早朝から夜までお付き合い頂きました『行橋たなご会』のゆうさん&エイスケさんには感謝しております、ありがとうございました。・・・・・・・・・・・完


BACK TO PAGE TOP


メール

ライン