2005.05-1
BACK TO TOP BACK TO LIST 東航へら鮒研究会
フィールド:伊豆水系のガサ探索”PartT下流編”!! | |||||||||||||||||||||||
観察日:2005.05.03 | 時間:07:00〜10:30 | 天候:はれ | 水温:14.5℃ | ||||||||||||||||||||
未だ闇夜の東名高速にて一路、伊豆へ・・・ワクワク |
箱メガネでお魚観察開始〜!! |
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採集した水棲生物等の観察で〜す!! |
こんな岸際にも『ハゼ系』はウヨウヨ!! |
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箱メガネで水中の様子が手に取るように!! |
皆様には最下段画像にて水中撮影画像を・・・!! |
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GWの真っ只中で〜す!! 昨年は何故だか訪れる事が出来た無かったのですが、今年は2年ぶりの”伊豆の水系ガサ探索”へ行ってきました。 今回は”下流域”と”上流域”に分割して夫々PartT&PartUでアップします。 河口付近の下流域から上流域までどのポイントも水質はとても良い状態で自然環境の良さには毎回ですが感動をうけます。 先ずはPartTの”下流域”での水棲生物のご紹介をしましょう!! 川に入って観察を始めて間もなく橋の上から地元の方と思われる人より声を掛けられる・・・・・・・ ”遊魚証をお持ちですかぁ〜” 色々とお話をさせて頂くと、一昨年もお会いして色々と教えて頂いて親切にして頂いた事のある○○○○○○漁業共同組合の組合長さんでした。 お話をさせて頂いた後にわざわざ自宅に一度戻り、『淡水魚研究調査』と記載して頂いた”日釣券”を頂きました。 お陰様で楽しく自然環境の素晴らしいこの河川流域で水棲生物等の観察をする事ができ、楽しくGWの1日を過ごす事が出来ました、ありがとうございました。組合長さんに・・・・・感謝!!感謝!! ”来年また来る事があったら予めTELでもしてくれるように”と言われまたまた感謝感激で〜す!! という事でこの後も地元の皆様と時折お話をしながらの観察となりました。 この河川流域の水温は下流域では14.5℃、上流域では午後からの天候快復の影響もあり15.5℃でした。 水質は下記の水中画像でもお解かりのようにほぼ透明状態です、気持ちいいすっよ〜〜〜ひんやり!! 画像は水中デジカメで撮影した画像ですが、箱メガネを使用しての撮影も可能なほど透明です。 まず観察出来たのは『カマツカ』・『ウキゴリ』・『アユカケ』・『ヌマチチブ』・『シマヨシノボリ』でした。 観察した中で超デカは『カマツカ』で全長は約20cm程度で、丸々と太ったデップリタイプでした。 『ヌマチチブ』と『シマヨシノボリ』は岸際でも沢山観察することが出来ます、人が近づいても逃げる気配は全くありません。 また水中撮影中でも逃げることはなく、石の下から顔をひょっこりと出してカメラの下に出てきます。 何時見ても非常に愛嬌のあるのがハゼ系のお魚たちですね!! 毎回、観察出来る『ボウズハゼ』が最初のポイントではなかなか観察出来ませぇ〜ん!!・・・・・・・? しかし、 ちょっと上流側にポイント移動するとかなり観察出来るようになりました。 外見はのっそりしているように見える風貌をしているのですが、画像撮影の為に採捕しようとするとなかなかタモ網の中に入ってくれません。 しかし、淡水魚倶楽部員ですね〜流石にすばしっこい『ボウズハゼ』もタモ網の中に〜〜〜お縄です。 甲殻類では『ミゾレヌマエビ』・『スジエビ』・『ヒラテテナガエビ』・『モクズガニ』を今年も確認致しました。 中でも『ヒラテテナガエビ』はでっかい〜〜〜全長は約17cm程度でした。 本流脇の魚道からの水が流れる野池風の溜りでは『タカハヤ』・『オイカワ』等を観察しました。 これらのお魚は底棲息魚と異なり本流にも姿は見えて居るのですが、タモ網ではなかなか採捕できませんね!! 葦等の繁殖している岸際または溜りのポイントの方が採捕し易いですね!! 上側水路では『エビモ』が密生繁茂しており、水路には『カワニナ』等の貝も沢山棲息しています。 本流では『イシマキガイ』が岩にひっついています、卵も岩に沢山産み付けられているのですが・・・・・孵化はどのように? 水槽内でも『イシマキガイ』の産卵は観察出来るのですが、孵化の様子は未だ観察したことがないので時間が許すのであればこのままこのポイントに長居してどのように孵化して稚貝になるのかを水中観察をしたいものです!! 水棲昆虫類では『ヘビトンボの幼虫』を本流で、『モンキマメゲンゴロウ』を本流に流れ込む水路で確認しました。 『ヘビトンボの幼虫』は何回見てもグロテスクでとても手で触る気はしません!! 今回でこの河川流域にお邪魔したのは3回目になりましたが、とにかく水質の良さに加えて周囲の自然環境の素晴らしさには毎回感動させられます。 また水棲生物も多種多様で前2回の観察と同様に沢山の種類を今回も観察することができました。 1種類如何しても属名が解らない魚種が居ました、多分『ボウズハゼ』の稚魚(約35mm)と思われますが、成魚とは体形こそ似ているものの成魚とは体の模様等が異なるので観察するためにテイクアウトしました。 来年もGWに計画して訪れたいものです。
水棲生物の棲息種も凄いのですが、河原に咲いていた草花も綺麗な花を付けているものを発見!! ちょっとガサ探索の合間に撮影して見ました。 河口付近の下流域での棲息生物はほぼ観察出来ましたので、この後は上流域に観察ポイントを移しての観察です。 上流域の観察レポートはpartUで近々にアップ致します。 下の8画像は水中デジカメで撮影した川の中の様子です。
≪観察後記≫ GWなので渋滞を避けるため、当初計画のAM04:00を更に30分早くしてAM03:30に出発!! 結果は正解のようであったように思います。 大した渋滞にも遭遇せずに目的地まで無事に到着することが出来ました。 現地で再会できた『漁協』の組合長さんにもとても親切にして頂き、この河川に生息する多種多様な水棲生物観察、そして河川流域の皆様の心の広さに感動で〜す!! この後、PartUでは少し上流域のレポートをしますが、”行きは良い良い帰りは怖い”で帰宅時には若干の渋滞に巻き込まれました。 終日、ドライバーをして頂いた杉本さん〜&大泉さん〜、大変ご苦労様でした。 また来年度も是非とも訪れたいポイントです!! ”伊豆水系のガサ探索 PartU” BACK TO PAGE TOP |