釣行と採集2005.11-3
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フィールド:九州遠征PartU”ガサ探索編”!!
釣行日:2005.11.12 時間:06:00〜16:00 天候:はれ 水温:16.0℃

干上がり寸前の溜りにも・・・・生物色々!!

水田脇の水路にも・・・・・生物色々!!

でかぁ〜50〜55cm『ナマズ』で〜す!!

『マツカサガイ』も・・・・・バケツの上(黒茶の物体)

九州遠征PartUではガサ探索で観察出来た生き物をご紹介致します。
当然『タナゴ類』もタモ網の中に入りましたが、PartTの”タナゴ釣り編”でご紹介しましたので此処ではタナゴ画像を省略致します。

ガサ探索では淡水魚倶楽部の2人はタモ網&ウェダーを持参しなかったのですっかり”行橋たなご会”のYOUさんにおんぶに抱っことなってしまいました、ゴメン!!いわいわちゃん、前日まではウェダー持参とのことだったのですが?(>_<")
・・・・・・という事で先ずは水田脇の今にも干し上がりそうな水深20cm前後の溜まりです。
YOUさん曰く、此処には『ドンコ』が棲息しているとか・・・・・・おいおいこんな処に本当に『ドンコ』は居るのでしょうか?
その疑問は直ぐにすっ飛んでしまいましたぁ〜!!あっと言う間にYOUさんのタモ網の中に正しく『ドンコ君』がぁ〜恐れ入りました。
その他『メダカ』・『シマドジョウ』・『ナマズ』・『ムギツク』・『トウヨシノボリ』・『カマツカ』・『ゼゼラ』・・・・・・うむ〜その他いっぱいで〜す!!
この溜まりも干し上がってしまうのはもはや時間の問題と思われます、ちょっと前までは水量も十分にあったようですがもう少しでこのポイントも『サギ』等の鳥類の餌場と化してしまうのでしょう!!
まぁ〜地球上に生物が誕生した時からの自然の掟ですから何百年・・・・・・いや何億年も前から自然の営みなのでしょう!!人間の関与していない環境下においては増え過ぎないようにと昔から食物連鎖の掟が確立されているのでしょうね!!

次なるポイントはやはり水田脇を流れる水路ですが、此処は先程の溜まりとは異なり水は流れているようです。
但し、水量は此処も今の時期は非常に少ないですね!!
ウェダー等は必要でなく、長靴で十分のようです。・・・・・・水深は検討がつくと思います。
コイ科の『カワムツ』・『アブラボテ』、ドジョウ科の『シマドジョウ』、甲殻類では『ミナミヌマエビ』・『スジエビ』・『ザリガニ』等いろいろと観察出来ました。
土手にはヘビ君もウロウロしていて一瞬寒気がしたフィールドでした。

※(  ):画像採集で〜す!!※『タナゴ5種』はPartTをご覧下さい。

メ ダ カ

シマドジョウ

ド ン コ

ナ マ ズ

ギ ギ

ムギツク

トウヨシノボリ

カマツカ

ゼ ゼ ラ

ヘラブナ

ワ タ カ

タイコウチ

アマガエル

モクズガニ

※(カルガモ)

※(クロアゲハ)

ミナミヌマエビ

スジエビ

ザリガニ

テナガエビ

ドブガイ

ササノハガイ

マツカサガイ

イシマキガイ

ガサ探索でのデカ物は何と言っても50cm超の『ナマズ君』でしたね!!
これは水田脇の水路ではなくちょっと大きな河川でのガサ探索中にブロック状の隙間に潜んでいたようです。
小魚も沢山棲息している河川なので餌も豊富なのでしよう!!腹はパンパン状態でした。
『ワタカ』・『ヘラブナ』・『モクズガニ』・『マツカサガイ』等も半端でなく超でかぁ〜いですね!!
こんなビックサイズの生き物が意図も簡単にタモ網で観察できるのです、とにかく自然環境の良さに再び感動!!
棲息数量で驚いたのは『イシマキガイ』ですね、河川の端にコンクリートで造られた魚道だと思うのですが、まぁ〜凄い数の『イシマキガイ』がへばり付いています。
今回初めて自然観察したものは『ササノハガイ』です、これも見た時には感動しました、とにかく自分の眼で初めて見る生き物には感激〜〜〜!!
初めてと言えば前回アップしたPartTの”タナゴ釣り編”でご紹介した『ツチフキ』も感激しましたね〜!!
現在、テイクアウトして淡水魚倶楽部の1200水槽で観察中です、近々に観察レポートをアップする予定です。
『ゼゼラ』・『カマツカ』に酷似するのですが、やはり『ツチフキ』は可愛い〜っす!!
今迄に出会いを求めて何千里・・・・・色々と探索したのですが、関東ではお眼にかかれなかっただけにご対面にはひとしお感激しました。(実はYOUさんに予め、今回の九州遠征でのターゲットとして連絡をしておいたお魚でした。ラッキー!!)
しかし別のポイントでは沢山の『ツチフキ』と再び出会う事ができ、またまた感激〜〜〜でした。


『超デカナマズ』 Photo By SAKU 2005.11.12 @kyushu

≪釣行&ガサ探索後記≫
今回の昨年に引き続き2度目の九州遠征となりましたが、何度訪問しても生き物の棲息種数と密度の濃さにはただただ感動させられました。
特に昨年は時間が無く二枚貝の棲息環境を観察することが出来ませんでしたが、今回はお願いして案内して頂きました。
『タナゴ類』の密度を支えている二枚貝の棲息環境が非常に良い事と生物が共棲するための自然環境の素晴らしさにはまたまた感動です。
とにかく何処のポイントでも感動の連続なのです(驚!!)本当は皆様に各フィールド画像をもっと沢山ご紹介したいのですが・・・・・・・現在は諸般の事情により全てをアップ出来ないのが残念でなりませぇ〜ん!!
全国何処の河川でもごく当たり前に淡水魚類及び水棲昆虫等が沢山観察できる日が訪れ、何時かはこの素晴らしいストック自然環境画像が皆様にご紹介できる日がくる事を祈ってやまない今日この頃です。

[九州遠征裏話:夜明けは何時?]
いわいわちゃんと淡水魚倶楽部小物釣り・・・・・前日に早朝タナゴ釣り計画を密かに計画!!
いわいわちゃんより極秘指令”明日はam05:00起床、近くの河川で朝食前のタナゴ釣り〜!!”うむ〜am05:00って地球は明るくなっているのか???とりあえず目覚ましをam05:00セット。。。。。朝〜〜〜おいおい未だ世の中真っ暗闇だぁ〜!!計画かちょ〜んクビ〜!!再び夢の中へ。。。。。Zzzzzzzzz
am05:45:少し地球上が明るくなりそうな気配を感じる・・・・・・出陣
でも未だ暗い闇夜です、河川に到着すると既にジョギングの方がちらほらです。
真っ暗闇で仕掛けをセット、餌のアカムシも上手く針に付けられませぇ〜ん、いわいわちゃん黙々と釣り始める!!
ナニ〜1投目で『ヤリタナゴ』GET〜既にお魚君達は朝食の準備が整っていたようです。
SAKUも仕掛けがやっと出来て餌もまともには付いていなかったと思いますが、如何にか遅れること5分、1投目〜!!
おいおい微かに確認できる白いタナゴウキが横に移動〜やりっ〜『ヤリタナゴ』GET〜
まさに驚きの棲息数のようです、この後45分間程度で釣行でしたが○○匹の『ヤリタナゴ』をGET!!・・・・・凄いの一言!!
”行橋たなご会”YOUさんにこの釣行記を話すと【よそ者単独釣行の罪】で即時逮捕となりました。(どひゃ〜★♪☆♪★!!)

最後になってしまいましたが昨年に続きタナゴ釣り&ガサ探索ナビをして頂きましたYOUさんと参加してくれた”行橋たなご会のイケメン軍団”には感謝、感謝です。
次回はいわいわちゃんにガサ探索用具を全て持参させるように致します、今回は大変失礼致しましたです。
また来年もお会いして一緒に自然観察が出来ることを楽しみにしています。

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