釣行と採集2006.11-3
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BACK TO TOP BACK TO LIST 東航へら鮒研究会 ”千代田湖 千和”

フィールド:多摩川水系のガサ探索!!
釣行日:2006.11.25 時間:11:00〜12:30 天候:はれ 水温:15.0℃

上流側より湧き水が入水していま〜す!!

下流側、水深40cm程度、透明度は極上!!

岸際は砂地・砂利・・・等色々な環境で〜す!!

久々に多摩川水系で発見した”ミズハコベ”!!

朝から良い天気で〜す<<<<<久々に多摩川水系のタモ網ガサ探索に出撃〜!!♪ルンルン♪〜
本日は淡水魚倶楽部員であるギバチさんと何時もの多摩川水系よりチョット上流側(淡水魚倶楽部のガサ探索ではお初)へウェダー&タモ網を持参して・・・・しかし、タモ網が全て穴があいたり、伸縮が不能だったりして良いタモ網が1本もな〜いっす!!
タモ網はガサ探索に使用すると直ぐに壊れてしまいますね〜もう少し丈夫なタモ網を開発してもらいたいものです。
本日のフィールドは初めて探索するポイントでどんな環境なのか解りませんでしたが、ポイントに到着すると水際には以前五本松附近で観察したことのある『ミズハコベ』が密生していてかなり水質も良さそうです。
その他の水草はさほど密生しているポイントはありませんでしたが、『アナカリス』・『エビモ』・『オオフサモ』等は点在しています。
水草には沢山の『ミナミヌマエビ』が居ついていてタモ網で掬うとそれは・・・・・・・・?\(><)/ギョッ
川に入る前に全体を観察すると水の透明度が非常に良いので泳いでいるお魚の種類までが解ります。
上方から観察して判別可能なお魚は『オイカワ』・『スゴモロコ』ですね!!
ワンショットだけ水の中のお魚を上方から撮影して見ると、近寄ったために幾分お魚がバラケたものの画面の中に写ったお魚はざっと20〜30匹程は居ますね〜w(゜o゜)w オォー・・・・・ワンショットで大漁で〜す!!流石デジカメですね!!
この画面の様子がフィールド全体に広がっています、正しく”お魚達のパラダイス”と言ったところでしょうか?
とにかく本流の流速のはやい環境からは隔離されたポイントならではの光景を久々に観察できました。
水深は深いポイントでも40〜50cm程度ですが、とにかく水の透明度は抜群です。
更に上流側には細い流域があり探索してきましたが、水が湧き出ているポイントがあり、此処がこのフィールドの水源のようです。
うむ〜水質が透明な理由は此処にあったようです。
フィールドは砂地域・砂利域・泥域が点在していて水生生物が生息するためには絶好の環境のように思います。


スゴモロコ

オイカワ

ジュズカケハゼ

ウ グ イ

モ ツ ゴ

シマドジョウ

カマツカ

ギンブナ

ミナミヌマエビ

本日のタモ網ガサ探索ですが、お魚は9種類+エビ1種類でした。
このフィールドで圧倒的に多いのは『オイカワ』・『モツゴ』・『スゴモロコ』・『ウグイ』でした。
底生息魚である『シマドジョウ』・『ジュズカケハゼ』・『カマツカ』も顔を見せてくれましたが、生息数は前記のお魚達に比較すると少ないようです。
また多摩川水系のガサ探索レポートでは定番の『カワムツ』・『タモロコ』の姿は最後まで観察することが出来ず、お魚達もしっかりと棲み分けをしているようです。
川底に直径15cm程度の空き缶が沈んでおり、此れを引き上げてみると、ななななんと空き缶の中には『モツゴ』の成魚(60〜70mm)が15匹程度入居していました。
前回ギバチさんの事前探索では沈んでいるタイヤの中から無数のお魚が出現したとか・・・・・・・☆ミ(*^▽^*)ノ彡☆
川の中に点在している水草及び水際の水生植物の周囲には『ミナミヌマエビ』が群生しています。
水温は14〜15℃ですが、抱卵している♀も何匹か観察出来ました、室内の水槽内では水温が現在18〜19℃程度を保っている為、抱卵している『ミナミヌマエビ』を観察出来ますが、自然環境でもまだまだ抱卵するのですね!!
まぁ〜水深の浅いポイントでは天候さえ良ければ陽があたり、深場と比較すると水温は上昇するためでしょう?
この他にもトンボのヤゴ(ヤンマ・イトトンボ)も観察出来ました、来年の夏には大空をブンブンと飛び交うことでしょう!!


≪水中のお魚達で〜す!!川の中に入ったらお魚を踏みそう!!≫

≪タモ網ガサ探索後記≫
帰宅後に水草を洗っていたら魚に寄生して吸血する”チョウ”を確認しました、採集してきたお魚を水槽に入居させる時には皆様も良く観察してからにして下さいね!!・・・・・要注意です!!
今回レポートしたフィールドはSAKUも初めて探索したフィールドでしたが、護岸工事があちらこちらで推進される多摩川水系ではこのフィールドは水生生物にとっては絶好のフィールドであるように思います。
朝方は何ですか今年最低の5℃にまで気温が下がったようですが、天候は野外活動をするのには絶好で川の中にウェダーで入っていると少し暑いくらいでした。
しかし、これからは1日1日寒さが厳しくなってくるものと思われますが、元気にフィールドへ出て見ましょう!!
来月は今年のタモ網納めと言う事で”秋川水系”での探索を計画しています、参加出来る淡水魚倶楽部員の皆様は是非、今年度最後の探索に参加してください。・・・・・・詳細は”淡水魚倶楽部すけじゅーる管理表”をご覧下さい。
チョット寒いかもね!!完全防寒にてご準備ください。
因みに昨年度も12月にタモ網納めは”秋川水系”で実施しましたが・・・・・・なななんと水温は3.3℃で、一部浅瀬では氷が張っていた様な・・・・・ブルブル(T.T )( T.T)オロオロ

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”平成18年度東航へら研番付表”はこちらから!!

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